石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

「新しい巡り会い」 「物語」12

2020年04月16日 | 物語

 

大きな事が起こったのはその後だった。

まいちゃんの色々な問題がいっぺんに降り注いで来たように思える、今から思い出すと、、なんだかあっと言う間に過ぎ去ったような事でも、吉村さんにとってはそのときその時、一つ一つが大きすぎる事ばかり、シンナーに始まり、男に続き、・・・。

そんな大変なことが起きる中にあって吉村さんは、自分を捜す事を忘れなかった。

事あるごとにどうすれば良いのか、私に向かって話しているようで、本当はもう一人の自分に心の声で判断を、行き先を聞いていたのだとおもう、私に相談するときは、本当は結論が出ている、本当はこう思っている、と自分に確認をしたいと思いで、電話を掛けてきたのだろう。

まいちゃんと話すときも同じで、自分では自身がないから、誰かの後押しが欲しい事がいっぱいあったはず。なのに本当の自分を見つける為に、私の言うことを聞き漏らさないように一生懸命に聞いて、そして私が言うように実行した、結果は今のまいちゃんがよーく分かっているはず!ですよね。

ただ、すべてがそうなるようになっていた訳ではない事を知って欲しい、一つ一つの出来事には,理由があると言うことが一つ、それに対してどうするか色々な道が用意されていること、選んだ道は一方通行で後戻りが出来ないこと、そしてそのすべてを、自分が決めないといけない事、大変だろうと思うけど、この世に生きているものすべて、がそれをしている、命を与えられたそのときから、そのときがあるから今があることを改めて自覚して欲しい、むずかしい話しになってきたかも知れないけれど、今のこの文章を読むとき、お母さんに聞いて欲しい、もちろん私にでも良い、ただ、分からないから聞いて答えは出ない事を分かって欲しい、何が一番自分にとっては大切なのか・よーーーく考えて欲しい。

いかに大切な物を何かな?なんて考えても、本当は自分が一番大切だと応えてくるのは分かっている答え、でも、もう一歩先を考えて欲しい、自分を大切にするのは当たり前、その当たりまえの先に何があるか?この話しは、もう少し先にしようと思う。

ところで、話しの中に、段々と複雑で理解しがたい物が出てきて何言っているの・なんて事になるといいけないから、くだけた話しにして行くことにしたい。

 

ある時、こんなことがあった、いつも吉村さんの健康も含めて、身体のリズムを見ていた、何かあったら大変なんて思っていた矢先の出来事、突然かかってきた電話の向こうでは、吉村さんが泣いている、

胆石が出来た、手術をしないといけない、どうすればいいのだろう、と言う電話。

なんともはや、なんとかしてほしいなんて言ってもお医者さんでもない私に出来ることは、大丈夫ですよ、なんて声をかけるくらいしかない、水晶で出来ることをもう一度考えて見る事にした。

1,人の波動を調整し、活性化してくれる水晶

2,持っている人にだけ、パワーを集めて細胞の活力と組成に波動を送る。

3,人によって、合う水晶と会わない水晶がある。

4,波長と波動は自分でなんとかなる。

5,今、吉村さんは水晶を持っている。

6,水晶は、生きている。

7,今までの流れの中で、吉村さんも水晶を信じている。

8,吉村さんも助けて欲しいと願っている。

9,吉村さんは女性である(女性の方が波動を読みやすいから・後で分かったこと)

10、今までの生活の中で、リズムをつかみかけている。

なんて色々な事が無二なって感じたら出てきた。

 

決心して新しい水晶を買ってもってもらう事に、水晶は水晶でも紫水晶で、これによってどうなるかなんて考えている暇などなかった

 

数日後手渡していた水晶は一世一代の水晶、今までそんな大それた病気を直すなんて、まして胆石を消してしまうなんて、信じられない様な事をしようとしている、最初は、手術をして健康な体をと言いたかったけれど、何かが私を動かしていた、何かは分からない間でも、うっすら見えるような気がしているのがそのときで、私にとっては一か八かの勝負をかけているようもので、ただただ、水晶にパワーを送り込むだけの毎日で、かれこれ一ヶ月くらいかな、突然の電話で、「なくなった!!!」なんて言われた時は、どんなにほっとしたことか、そして自分を信じて自分以上に水晶を信じて、そして何よりも水晶を持っていただいている人たちを大切に思いを込める事で、「なるようになる・なるようにしかならなし・なるようにしかならないならなるようにしてやる」そしてそのためには「無」が一番大切で、なるようにするためには、いろんな要素が絡んでいる事が分かった。

 

そしてその後すぐ、吉村さんの友達のしんちゃんの胆石も同じように消えてしまった事は語り継がれている、吉村さんだけだけどね、本当は内緒にして欲しい気持があっても、それを私は止めてはいけないと感じるから自然に任しているのだけど?!

 

 

 

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「貴方との出会い」    「物語」11

2020年04月13日 | 物語

 

 

吉村さんに合った(巡り会ったのはひょんな事からです、仕事の関係で猪俣のお母さんが一緒の職場で働いていたその毎日の繰り返しの中で、営業をして売り上げを伸ばそう!なんて営業の見本みたいな考えをおったてた!そこで紹介されたのが吉村様でございます。

最初は、営業の話しでおじゃまして

、「こんにちは!おじゃまします今度旅行のプランが出来ましたが、参加いただけませんか?」

なんて話しで訪問販売の見本みたいな営業をしていた、そして半年くらいしてからかな、「折角だからあがってお茶でも・・・。」なんて言葉に厚かましくも上がり込んでしまった。

それからは、色々な話しを聞くようになってきた、今の生活の事、特にどうしたら良いのでしょうか?

なんて事を、まいちゃんのこと、あすかのことなんかをね、でもなんか違った感じがしてならない、普通の人に感じられない何かがあるのか?なんて感じだしたのは、丁度知り合ってから4ヶ月した頃、まいちゃんと合う一ヶ月前、そのときに初めて水晶の事を話している自分を覚えている、ちょうど水晶の不思議な力を感じることが出来、目の前の、人の後ろの波長が感じることが出来だした頃かな?

そして、用意しておいた水晶を持ってもらうことに、信じてもらえてないのはわかっているけれど、何か衝動的な感覚がそうさせたのだ、と思っている、それでもって、たまたまの電話で近い内にこうなりますから、こうしておいて下さいね、なんて事を伝えるような事が繰り返されて行く事になり、決定的なのが、吉村家の泥棒事件かもしれない、夏のお盆に家族そろっての田舎への里帰り、確かまいちゃんは18歳だったかな?お盆で留守になる時の波長が乱れているのを感じたのは一週間前の8月7日くらいだったかな、伝えたつもりが何となく半信半疑で出発して田舎へ行ってしまった、私も本当にそうなるなんて信じられない部分もあるけど、あのときの波長はちょっと違っていた、結局はそのことが始まりみたいな物かな私にとって、波動を波長をパワーをコントロール出来る自信につながったのかもしれない、でも、不思議な事がある、吉村家の人たちの事は不思議と何でも伝わってくる様になって、なんか不思議、まるでミステリーサークルが私と吉村家の中で出来上がった様で、本当に不思議だった、答えは簡単だけど最後に伝えるように今はここまでにしておこう、そのうちに吉村と言う一人の人が中心に出来ているサークル(輪)の中で、水晶の活躍が始まることになる。




もうあれは7年になるだろうか、吉村さんのお母さんがなくなるその年のこと、何か異変があるような波動が伝わってきた、そしてまもなく電話での報告がそして入院が、そして静かな時の流れの中で、出来る限りの事を考えてみたが、寿命がもう残り少ない事を吉村さんの波長から読みとり、そのままを伝えなければならなかった、そのときに伝わる波長には色々なメッセージが織り込まれていて、私はその一つ一つを記憶しておくのに苦労したのを覚えている、「何かを言わざるや、何かを伝えざるや、そして何を求めざらんや。」そんなメッセージの中で伝わる波の弱さに時間のないこと、そして私が伝えなければいけないこと、顔も知らないおばあさんが、吉村さんの波調を使い、私に対してほんの少しでもメッセージを残しておきたいと願っている、そんなパワーが何か不思議な力で迫ってくる、なくなる前の夜なんかは寝られないほどに、その生きていたいと願う鼓動が伝わる、その時には体の中でなにかがうごめいているのを感じて、静かに私自身も「無」の世界で自分を取り戻すのに一踏ん張りした事、今だから話せる、まいちゃんにとっても大切なおばあさんで、本当におばあさんがいなければお母さんもいない、お母さんがいなければまいちゃんもいない、この世で繰り広げられる因果往訪のその世界は今を生きている事を感謝して、今を一生懸命に生きているからこそ自分の先祖に感謝が出来る事、少なくとも苦しい時の神頼みなんて事で本当に良いのか、もう一度自分に問いかけてみて欲しい、今この文章を読む頃は、まいちゃんは因果応報の世界を思いしっているときだと思う、母親になることが女にとってはどれほどの大役か、どれだけすばらしい物か、そしてどれほどの責任があるのか、かわいいだけの我が子では・・、なんて説教みたいになってきたからやめ。




今から考えると、やっぱり伝えたいことがたくさんあっただろうと思う、そしておばあさんのおかげで私は、一つの大切なヒントを得る事が出来た、そのことは後で話すとして、「明日ですよ。」と伝える時にはつらかったことは言う間でもない、何故かそう伝えて欲しいと波調の中に読みとれる物があったのだから、そしてその波動には、「ありがとうと。」伝えて欲しいと、付け加えられていた。

ここで、誰にも行っていない事でおばあさんからのメッセージに含まれていたことを話しておこう。

 

おばあさんの言葉通りに出来るだけ書いておきたい、折角「開かずの扉」を開けたのだからね・・・!

 

「むすめへ、いつも何時もありがとう、私に出来ることはまだまだあったのにね、今から思うとあのときあの人との事を何とかしておいた方がよかったかもしれないね、そうあの時、おまえが21歳の時に話しをしてくれたその人、何故か今思うとその方がおまえは幸せになっていたのかもしれないなんて思ったりしている、で今のおまえは、今の生活の中で自分なりの幸せを見つけて大切にして行く事を望んでいる事分かったからもういいよ、おまえが選んだ道なら、その道を進むことを後から背中を押してでも歩かせてやりたいからね。

まいは何とも大きくなったのは良いけどこれからの事は自分で進む道を見つけないといけないよ、なんだかこれからのおまえの事を考えると・・・。

あすかは今はだめでもいつかきっと変わる時がくるから心配してないから、強い意志を持つことだけを願っているけどね。

ただあんたのご主人さんをもう少し何とかしなければね、あんたも悪いとこ、きずいとこをなおして一生懸命に周りの世界を見て、自分の事本当に大切にして生活して欲しいと思っているよ。

おじいさんを残して、大変かもしれないけど私もいい加減疲れてしまったから、あんな人でも良い所もあるんだからね、朝の決まりきった庭に出ての大声出すのいい加減いして欲しいなんて思っていたけど、いいものかもしれないよ、夕食の時は何もしゃべらなくなってしまって、私がいなくなったらもっとしゃべらない癖がひどくなるかもしれないから、なんか楽しみを見つけてあげて欲しいと思っているけど、あの年ならなんか新しいことも始めないだろうからね、お前がが言ってくれたらなんか変わるかもしれないから、頼むよ。

それから、お前にに持っていて欲しい物を伝えておくから、後で聞いて欲しい、変な話しだけど、この人に伝えておくからね。」

 

なんてところかな、何かを読みとるって事がこんなに大変なんて、このときに私は初めて分かった。

 

信じられない出来事が・・・。

 

この後に

「オオキナヒント」

を掲載する事




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「黒魔術」    「物語」9

2020年04月04日 | 物語



横浜から来たと言う人に出会ったのは、京都の祇園にあるお茶やさんのやっているバーである。

たまたま、その時に水晶の話しになったのだが、誰も信じないので冗談や酒の上での話しだとみんなが考えていたのだろうとおもう、私は酒に酔った勢いで、一人を指さし、貴方の家の間取りを書いてみましょうと紙と鉛筆をもらうと、さらさらと書きだした。

みんながのぞき込む中で、ほぼその通りの間取りであることが確認されると、みんながなんで?!って言っては私に質問する、そして見せ物じゃないからと二度とほかの人の部屋をのぞくことをしなかった、たった一つ除いては。



その人は、同じように面白がってこの出来事をみていて、突然話しかけてきた。

「私の職業が分かりますか?」

「私は占い師でも魔術師でもありません、ただ感じる物をそのまま伝えているだけです、貴方の職業が何かは分かりません、ただ、感じる波長は人に言えない何か大事なことをお持ちで、貴方にとっては

それが大切な物であると言う位いで、あとは分かりません、すみません。」

「いいえ、試しているのではありません、貴方の水晶がすばらしい輝きを放っているので、貴方がどんな人かなと思って聞いてみました、気を悪くしないで下さいね。」

「分かりました、私に出来るかどうか分かりませんが、貴方のお財布に入っている写真が貴方の奥さんの物であること、ついでにお札が27枚合計で入ってること、なんて言うことでどうでしょうか」

「本当ですか。」

と、その人は財布をだそうと背広のポケットを探し出した、がない様子で、首をひねっている。

「財布は鞄の中にありますよ。」

と言って、見ていると、本当に出てきた、それからがみんながその財布に注目、中に入っている物が本当に今言った物かが、一点に集まったみんなの考えで、そのことが今一番この場では大切な事になっていた。

その人は、財布からまず、写真を取り出してみんなに見せた、確かにきれいな女性がそこに写っていた、「あたしの家内です、でも今まだ生きています、入院はしてますが・・・。」

「惜しいけど、はずれ!なんてね!」と誰かが口走った、「財布の中に札が24万3千円入ってます。」

「あたりーー!」

なんて言葉が飛び交って、ざわざわとした空気が部屋中に一杯になって、私に注目が集まってしまった。

「どうして財布の中身なんか分かるのですか?」

なんて質問をされてしまった、

「どうして分かるのかではなくて、貴方の波長を感じただけなのです。」

「それで何でも分かるのですか?」

「分かりません、私の波長と貴方の波長が合った時にしか、その波長が何であるか、どうしたら合わすことが出来るのか、それも分かりません。」

突然、隣の客が私の財布も当ててごらんよ、と言ってきた。

「ごめんなさい、私は超能力者でもないし、普通の人そんなにあっちもそっちもなんてできません。」

「残念だけど、仕方ないか。」

なんて事でおしまい。




でも、横浜からのお客様は(横山さんとあとで分かる)何かひっかかるものがあって、数日後携帯に電話が入った。

これから会えないかと言う電話で、場所を変えて合いたいとの事、いいですよの返事にその夜横山さんと再会する事になった。

「何のご用でしょうか?」

「実は私に言って下さった、大切な物と言うことに、貴方に伝えておいた方が良いような気がしました、そして、貴方の力を借りることになるかもしれないので、お会いして誤解のないように説明をしたかったのです。」

「とくに何のことかまだよく分からないので、とにかく聞きます。」

「実は黒魔術と言う物があるのをご存じですか?」

「はい、知っています。」

「実は、その黒魔術を私は信仰しているのです、本来信仰している事を他人に話すことは禁じられています、が、貴方にはこのことを知ってもらってからでないと話しが進まないので、打ち明けました。」

「それで、わたしに何をしろとおっしゃるのですか?」

「この間お見せした家内のことなのです、実は家内にも内緒でしたこのことは、何時しか家内はこの黒魔術の事を知る事になり、反対に興味を持ち、のめり込むように入ってきました、そしてある日突然意識がなくなり、眠ったままの状態になってしまったのです、何が原因なのかも分からず、入院の中で医師との話しでも原因が分からないままになってしまい、息子と娘が母親の様子を見ていてくれて、私は普通に仕事をしています、貴方には申し訳ないのですが、私との連絡は携帯のみにさせていただければありがたいのです。」

「それで何を私はすればいいのですか?」

「貴方のその波長を感じる力があるのでしたら、家内の波長を感じていただき、何がどうなったかしらべてほしいのです。」

「待って下さい、私にそんな大それた事出来ません、それに奥さんにお会いしたこともないのに。」

「いままで、色々な人たちにも頼んで、家内の事を探っていただきました、でも誰一人家内をもう一度元へ戻すヒントになるような事が聞き出せなくて、今に至ってます、是非貴方の力で見ていただきたいのですが。」

「どうして私に出来るかもと考えたのですか?」

「財布の中の家内の写真をなくなられた奥様と、貴方は言われた、そのとうりです、あの場ではなにもいえなかったのですが、その通り、死んだも同然なのです、そして貴方は人それぞれの波長を感じ取るとおっしゃった、寝ている人間でも波長はあるはず、何か分かるのではと考え、貴方にすべてをおねがいしてみようとおもったのです、病院の先生と相談しました、家内の脳は安定している、時折夢は見ている様だがどうして意識が戻らないか分からない、もし借りにこの波長を理解できるとしたら、なにかの解決のきっかけになるかも知れない、と言っておられたのです。」

「貴方のおっしゃることは分かりました。でも一つだけ問題があります、貴方の心です」

「心とおしゃっても・・・?。」

「貴方の心を無にして下さい。無です、そう座禅をくんで無の境地に近づく・・。あれです。」

「やってみますか、貴方のおっしゃるとうりにします、ですから何かのヒントでもおねがいします。」

「では、ここでいいですか、今から貴方を通して奥様の波長を感じて見ます。」

「・・・・・・・・・・。」




静かな時が流れて、山口さんから何かの波が伝わって来た。

それはまるでか弱い子犬が雨に濡れて弱り切っている悲壮な、悲しい波長で今から思えば何でこんな波長があるの?!なんて言うほど、悲しい波長でした、そして一つの波をつかまえました、それは弱い波長ですがはっきりと何かを訴えていました。

「山口さん、今貴方の意識が奥様に届くように波長を補足しました、そして今度奥様に会うときに、左手にこの水晶を握って、右手で奥様の左手の小指を握って下さい、貴方の思いが伝わり貴方は何かを感じる事ができるでしょう、それが答えかどうかは分かりません、あなた方二人夫婦の事ですから貴方がどれだけ奥様の事を愛していらっしゃるか試される事になるとおもいます。その覚悟があるなら本当に奥様の為にとお考えなら、この水晶を貴方に譲ります。」

と言って、大切にしていた水晶をテーブルの上に置いて差し出した。

山口さんはじっと見つめていて、水晶を手に取り、

「ありがとうございます、明日早速やってみます、何があろうとこのご恩は忘れません。」

「あんまりたいそうに考えないで下さいね、本当にどうなるかは貴方次第、それから答えが見つかるかも貴方次第、これからの夫婦の生活も貴方次第、何か問題があったときは水晶を握って今みたいに無になって下さい、何か反応があるかもしれません。」

「お礼に何かしたいのですが」

「お礼なんていりません、貴方にとってよかったと思っていただければそれが私のパワーとして戻ってきます、そのパワーを私は頂きそのパワーによって導かれて行くのです。

「では、何か私に出来る事があれば言って下さい。」

「今はないです、これから先にお願いしないといけない事が出来ると思います、貴方の知っている黒魔術を私の波長が呼び込もうとしています、ですからそのときに改めてお願いをするとおもいます、もちろん、奥様の事が何らかの改善がみられて、貴方がこの水晶を信じて下さってからでけっこです、もしだめなら送り返してくださっても結構です、水晶を処分していただいても結構です、水晶の一生がその時にきまります、大切に持っていただいても結構ですが、これから先何年かして、水晶からの波長を感じたときは、送り返して欲しいとお願いするかもしれません、それと一つ、あなたが感じる時ほとんど満月に近い夜に水洗いをしてあげて下さい、貴方の黒魔術にはなんの影響もない水晶ですから、お願いします。」



「あなたの言われたとおりにします、黒魔術はご存じだと思いますが、人を呪ったり、殺したり呪いをかけるものではありません、人を救い人を戒め、人を導く事が出来ます、キリスト教と全く同じです、でも違うのは本当に入り込むと自分に何がおこるのか、どうしてそうなるのかが分からなくなるときが必ずきます、そのときに、貴方が言った、無が必要なのだと思います、そして公然としての布教などありませんし、伝えられるのも今はなく、話しにある黒魔術でしかなくなってきています。

違う宗教を信仰しても同じだと思いますが、結局は自分自身の問題で、いかに自分を磨くかなのだと思います。貴方に会えてよかった、宗教でもない、信仰でもない、貴方は貴方でしかなく、因縁を絡ませた相手には本当に安らぎを与えてくれる、何が不思議な人ですね。早速家内のところでやってみます、そして何かヒントを見つけてみます、ありがとございました。」

と、別れて3日たったとき、突然今から合いたいと電話が入った。

仕事も一段落していたので京都駅で会う約束をして、約束の場所に向かうことに、そして一つの物語を知ることになった。

 



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「自分流感覚の整理」   「物語」8

2020年03月26日 | 物語



いつ頃か、記憶をいくつもの部屋を作って入れておく癖がついた。

思い出を、出来事を、忘れるのではなく、部屋をいっぱい作って入れておき、必要なときに鍵を開けて取り出す、いまでは部屋が多すぎて、部屋ごと忘れ去った物も多い、でも今本当に必要な部屋なんて、3っつか4っつしかいらなくて、ある時、急にどこにしまったなんて事があるくらいで、本当は忘れていても良い事ばかりなのかもしれない。

30歳過ぎた頃から、こんな変な癖がついたような気がする、どうでも良いことを何時までも考えていても仕方ない、いやなことでも同じ事で、早く部屋に閉じこめてまた新しい事に挑戦した方が良いから、そんな、気持の整理の仕方を覚えたのかもしれない、特にそれからの私にとっては都合のいい考え方で、いやなことからの立ち直りに相当役にたった。

しばらくすると、何となく違う感覚がおそってきた、何か分からないので、また嵯峨野の地に足を踏み入れる事になった。

そこのは、以前の様な事前に溶け込んでたお寺はなく、マンションが無機質な肌を見せそびえ立っていた。

「・・・。」

行き場をなくしたようなこみ上げる感覚が、全身から力を奪い去った様な、そんな感覚がおそってきた。「どうしよう・・・。」

それだけだった、何も考えられなくなった頭の中に優しい波動が流れ込んできた様に思った。

何だろうと思い、感覚の中で必死に感じようとすると、逃げるように消えかける、どうしたことか今なら間に合うから行かなければ、と感じる様になるには少しの時間が過ぎていたのだろう。

一歩踏み出すことさえ、何故か出来なかった、どこへ行くのだ?

立ちつくす事になってしまった私は、見上げた空の青さに、自分の無能力を思い知らされ、帰るか?なんて思うようになったとき、誰かが呼んでいることに気がついた、どこだ。

どこから呼んでいる?

あちこち振り向いてもだめ、買い物帰りの親子連れや、三輪車であそぶ子供達だけで、誰もいない???

何か不思議な事ばかり経験する自分に改めて何でだろうと、思う気持ちが蘇ってきた。

そのとき、何かに引きずられる様な感覚、引っ張られると言うより、無理矢理に引きずられる感覚を感じた、流される事になれていたのか、無理矢理の方向に従って一歩を踏み出してみた。



おみやげやさんや民家の並ぶ町並みを過ぎ、竹林の中に進むにつれ、どんよりと空気が漂う場所に到着した、そしてそこが、京都の嵯峨野の竹林の一角で、普段なら観光客が楽しそうにおしゃべりしながら歩いていたり、TVのコマーシャルの一場面になったりしているところだと、自覚した。

向こうから歩いてくる人影を見つけたのはそのとき、確かにあのお坊さんである、感覚的に離れているけれど、伝わってくる波動が間違いなくそうだ、と言ってる。

ぺこりと頭を下げて、近寄って行くと、今から、旅に出るところで、もう二度と会うこともないだろうと言われてしまい、教えて欲しい事があると言う言葉もなしに、じっと聞いているだけで、最後の一言が私への戒めとなった気がする。

「無」「今」「智」「我」そんな言葉が自然に頭の中をよぎるのだった。

「南無阿弥陀仏」の言葉のおくにある、何かをやっと感じ取れたそんな気がした。

生きていることの大切さ、じぶんは生かされている、無には逆らうことすらできない。

そんな、一つ一つが頭の中をぐるぐる回って、何をするべきかがぼんやりながら分かってきた様に思えた。

それからは、合うことも噂を聞くこともなくなってしまったあの方は。



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「感じ始める時」    「物語」7

2020年03月18日 | 物語

 

 

一週間ほどたった。

仕事の忙しさで何もするでもなし、流されていた。

気がついた事があった。

今日までの一つ一つに何か共通の物がある、何だろうかなんて考えていたら、なんとなく自分からの意志で、すべてが動いているのだ、あの人に会いたいななんて思っていると電話がかかってきたり、

ここで誰かに会うみたい、と考えていたらその人と出会ったり、こんな企画をしたいなと考えていると、誰かが出てきてうまく企画が出来上がったり、何がなんだか分からないうちに事が運んでしまっているなんて感じが、伝わってくる。  どうして???の雰囲気につつまれてしまう。

 

そのとき初めて水晶の事が気になりだし、真剣に手のひらで握りしめて、伝わってくる物が何か感じようとした、(ひょっとしておれは超能力者?!)なんて事も考えていたりしたが、いくら考えても、変なおじさんの領域からは抜け出られない普通の人、しかたない、もう何がなんだか分からない、どうにでもしろって考えて、ごろんと横になった、そのとき、頭の中に柔らかい様な感覚がよぎったと思うと、手にしていた水晶が段々と暖かくなるのを感じた、「ん・・・!」なんて感覚で感じるまま何をするでもなく、何を考えるでもなく、その感覚を楽しんでいた、どれくらいの時間がたったのか・・・。

 

突然むくっと、起きあがって思った事が、

「この水晶生きている。」確かに伝わる感覚、今この頃で言う波長が、鼓動が感じる、なんで?!

見る見る水晶が周りの空間からパワーを吸収しているのが分かる、手のひらで大きく膨らんで行く様な感覚が・・・。

気がついて見れば、なんとエネルギー充電120%!なんて、宇宙戦艦大和の台詞がよぎった、と、同時に不思議なことに、自分は何もしなくて良い、何も考えなくて良い、の言葉が思い出され、なすべき事をこなし、なすがままに身を任せていれば、人さえ思いどうりにうごき、なるようになっていく、そして人の波長を感じ取ってその人にあった波長を送ればそれでその人の運命、因縁、背後霊さえ感じることが出来るのだ、(背後霊ーこれは人が考えた物、人の後ろについているのではなく、人が生きる時に発散するエネルギーの波を人それぞれの融合された波長が複雑に絡み合い、織りなす人生の縮図を垣間見る感じで、感じる事の出来る唯一の生命の波動です)何を感じるべきなのか?!なんて考えていたらつぶされそうな自分がそこにいるのを実感した。

 

 

「なんなんだこれは?!」

って、叫びたかった、見知らぬ人の波動が容赦なく飛び込んでくる、ただひたすら耐えるだけ?

「?????」

 

ふと思い出した、何もしない、何も考えない何もない自分、そこにある自分は何もない「無」!

色々な感覚を揺るがすような感覚のなかで、とにかく、横になり、目を堅く閉じ、深呼吸をした。

感覚は、宙に浮く感じかな、兎に角、ふわーとした感覚で、鼻の頭に力を手中する事を覚えた、

そしたら何故か、今までの感覚が急に遠のいて、自分の事を見つめる自分がそこにいることに気がついた、自分を見つめる自分、もう一人の自分がそこにいる?

感覚の問題だと思うが、いまだによく分からないところがあるのも確かだ。

もう一人の自分が、自分に命令を出したりアドバイスしたり、 時にはしかったり。

 

二重人格なんて事がこのことかな・なんて思う気持ちになった事もあったが、ちょっと違う。

二重人格は人格が違う事、でももう一人の自分は何でも判断して、、自分にこうしろとか、こう感じろ、こうしたらよくなるなんてアドバイスをしてくれる。

なんか変?!

でも、そのもう一人の自分が出来たことで、自分を判断して、自分以外の人たちの事が感じられる様に鳴った、何の障害もなくね、自分をコントロール出来るようになった、水晶とも話しが出来るようになった、超能力なんて物じゃなく、自然を、波を、読む、感じる、そんなことが出来るようになった、不思議だ、本当に不思議だった。

そんな時に、吉村家の人たちの尋常ならぬ関わりを感じるようになって、何だろう?何だろうなんて感じるようになった、そした、やっと分かった、因縁、因果すべてを解き明かす今の関係を。

 

きっと、それが私に与えられた、人生の宿題なのかもしれない。

 

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