石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

空虚(過ぎた時間)   「物語」

2020年02月29日 | 物語




 

それからの私は、何事もなかったように、いけないこともしたし、良いことも多少はしたつもりで。

考えると、9年が過ぎていた。

仕事をして、世の中の仕組みも少しは分かってきた、出会う人たちが違った考えで生きている事も知った、そんな中で、何故?なんて思うことがしばしば起こりだした、ある時ふと見つめた人の後ろに誰かがいる!なんて感じるようになって来た、そして半年が過ぎた頃から、誰もいないはずなのに誰かいる、「こんにちわ。」なんて言ってみたりして、誰かが見ていたらきっとおかしいおじさんだろうね。

 

その後そんな奇妙な体験が増えてきたとき、嵐山にある古寺の住職さんに呼び止められた。

「そこの人、早くいらっしゃいこちらへ、 貴方には少しおかしな物がついているから見てあげよう。」

と、言うのが最初だった、その人は仏名を慶妙院章吾と覚えている。

おかしな坊主が変なこと言って、またまた金儲けしようとしているのだろうと思い、「行かないよ!」

と言っては見たが、この頃頻繁に見るおかしな物が何なのか分からないし、そのことを言っているのかな?なんて思い、「何がついているんですか?」って聞いてみた。

「わからんから見てやろうといっているんじゃ。」

と答えが帰ってきた。

「ここでも良いのじゃないですか?」

「いや、そんじゃそこらのものとは違う、ここではだめだ。」

「何ですか?その、違う物と言うのは?」

「いいから来い!」

なんて言われるままに、ついて行くと、嵯峨野の寂光院の奥に「得浄妙院」と言う看板?があるところへ案内された、(今では誰もいなくなってしまい荒れ果てているとおもってこの間行ってみたらなんと新興住宅地になっていて見る影もない寺の面影を追いかけてしまった、嵯峨野のこんなところで何故家を建てて自然を壊して行くのだろう?なんて寂しい思い出帰ってきたことを付け加えて・・。)で、

その寺の中では、向かい合って座ったきり、何もしないでこちらを見つめている???

「どうしたのですか?」

なんて話しかけても、返事はない。

仕方なしに、にらめっこ状態で、しばらくいた。

おかしな事に気がついた。

「あの~~・・・。  今貴方の後ろにおられる方が、笑って貴方と私を見比べていますよ。」

言ってから、しまった!と思った、が遅かった。後悔先に立たず、だった。

「なんと言われた今?」

と聞き返してこられたので仕方なく、

「あなたの後ろから、私とあなたを見比べて笑っている人が見えますよ、って言いました」

「どんなひとだ?」

「おじいさんで、りりしい顔つきの中に、ほほえんでいるので、優しそうな人ですが」

「・・・。」

 

しばしの沈黙があって、その人は立ち上がり、懐から何かを取り出した。

何かな?なんて興味深そうに見ていると、水晶の玉が握られていた、そのときが私にとっての水晶との出会いで、このときから水晶の魅力にとりつかれてしまい、今まで続いているのです。

 

「この水晶をもっていなさい。」

と言われてもそのときは何がなんだか、ちんぷんかんぷん?!何だこれぐらいにしか考えてないと言うより、何だこの坊さんは、位いでしかなかった。

「これ、持っていてなんになるのですか?」

とは聞いたものの、本当は怖くて声が震えていただろうと思う。

「これは、貴方にとって必要な物で、これからのあなたはこの水晶に導かれる何かに従う事になるでしょう。」 「今、貴方についている物が何か言っても、貴方は信じないだろうから、自分で感じて欲しい、次第に貴方は自分を知る事になる、自分を知ると必ず自分と戦う事になる、そしてそのときにこの水晶が必要になる、だからこれを持っていなさい。」

私は「・・・?」

思わず「何の事だか分かりません、貴方の言っている事が、サッパリ分かりません。」

そんな会話だったと思う。

頭の中にはあの時の言葉が浮かんでいたのは今になって思うことなのかもしれない、あのとき言われた言葉が「自分を見つける為に、何もしなくて良い、何も考えなくても良い、貴方次第ですよ。」と言う言葉が浮かんでいた。

巡り合ってこれも因縁、話し合ってこれから進む道がある、これも因果、何がなんだか分からないままに、水晶を受け取って、寺から出て来たのを覚えている。

手に持った水晶が、やけに熱くなって行くのが分かりだしたのは、5分もたたないうちのこと、なんだこりゃ?!なんて思ったのを覚えている。

ありがとうも言わずに帰ってきてしまって、少し悪い様に思ったが引き返す気はない、ただ一目散に家に帰ったのを覚えている。

 
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野良一家の生活はいかに!?

2020年02月19日 | 日記

何だかいつの間にか我が家に居座っているのが黒猫のクロタンと勝手に名前を付けた猫。

今は多分4歳くらいでしょうか、子猫を三回も三匹も生んで育て上げた、見上げたお母さんです。

家内といつも話しているのは、誰に教えてもらったわけじゃないのに、野生の本能は素晴らしいのです、(矯正してやったらいいのにと考えましたが捕まえることもできないで、仕方ないかの状態です、本当は何とかしてやりたいのですが・・・。)飢えをしのげるようにだけはしてやったのですが、気まぐれなにゃんこのこと、プイっといなくなったと思ったらまた現れて・・・。

そんなこんなで何となくお付き合いしているのですが、本当はいけないことだとわかっているのですが、ついつい、このままかなって いつかどこかへ行くかなと思ってしまうのです。
入れないようにしてしまうのもかわいそうで・・・。

保健所にも相談したのですが、犬ならいいのですが猫は・・・。の返事でした。

あ~~あいっそのことうちの子になればと何度も試したのですが、全くダメで。

かわいいだけではだめなのですね。

そんな一家の写真を載せておきますので、見てやって下さい。

父親の通称お父さん

母親のクロタン

子育てに疲れ果てて寝ている様子です。

そして生まれたての子猫たち

一緒に休んでいる写真も

早くどこかにお知らせして何とかしないと思っているのですが何ともね。

それでもってこの( ;∀;)  見つめられるとなんだか頼られているようで、

甘えられているようで、 手が付けられませんのです。

 

我が家のひと時の出来事です。

 


「回想の中で」   「物語」

2020年02月18日 | 物語

にゃんにゃん🐈の日が、済んでまた続きは書きますので、一応振り出しに戻って書きたいと思います。

 

「回想の中で」と言うのには、理由があって、すべて夢!

この夢を見てからの事だからややこしいかもしれないけど、ここが大切!

この夢見たのが26歳の夏で、ふと思った、書いておこう!!!!!!

で、ここまで書ける!そして覚えていた(本当は全然ですが、開かずの部屋をちょっとこじ開けたのです)

それで、思い立ったが吉日、すぐに我がバイクZZR1100にまたがりと言いたいけど、次の日曜日まで待ってからの出陣でした、もちろん妙見山へですが、それが不思議なことに夢で出てきたそのままのランディングで、感覚も走った事があるこの道はなんて感覚で、地図も見ないでついてしまった、

なんだこりゃ!なんて風景で!!??!

めげずに見覚えのある道を登って!登って行くと・・・・・・・。

滝がある、夏だから良いことに、誰もいないことも良いことにパンツ一丁で滝の中へ。

 

痛いぐらいの水の感触はそのままあの時のまま、でも身体中の力を一心に「うう~~~っ!」

なんて、いきっても何にも起こらない?

なんなんだ、なんて考えていたら、声が聞こえてきた?

「そこの人・・・、なにしてるんですか?」

なんて言っている、決まっているだろうがなんて思って目を凝らして見ると。

なんとあの御坊さんが立っている?!!!!!

なんて気分でそそくさと滝から出て、近寄って行くと。

「だめですよ!ここは神聖な修行の場所、遊び半分では怪我をしますよ!」

って、怒られてしまい、思わず「すみませんん、」なんて大声であやまった。

そんな時に夏のすきとおるような青い空からは容赦なく太陽が照りつけセミの声が一段と響き渡り、山々にこだまするように、反響していたって事を改めて感じる事になった。

 

それからは夢のことを、本堂でそのお坊さんと話すことになったのは言うまでもなく、結局一晩泊めてもらい、仏の道、生きること、何故今があるのか、何故人は死ぬのか、人は何故生まれるのか、なんて宗教哲学みたいな問答が続いて朝方になって初めて気がついた事があった。

相手からの質問がないこと、こちらからの質問ばかりでその答えがかえってくるだけで・・・。

今、私がその時にした質問は、今から考えるとこんな物だろうと思う・・・。

 

 

「人は何故苦しむのですか?」

「人は苦しい時しか自分を見ないからだよ。」

 

「人は本当に生まれ変わるのですか?」

「魂は永遠の無の中で静かに浄化されるのを待って、新しい命としてこの世にうまれるのだよ。」

 

「何故人は因縁や因果なんて物に左右されるのですか?」

「この世には計り知れないほどの人の因縁が絡み合っているのです、その中から母親の胎内に命として形作られる時には、もう因縁。因果がをもっているのです、そしてその宿命をいかに受け止めるかが生きる事なのです、人は弱い物なんて言いますが、本当は強くも弱くも自分次第なのです、いかに生きる道を知るかなのです。」

 

「どうしたらその道を見つけられますか?」

「貴方次第ですよ。」

 

「何かをしないといけないのですか?」

「いいえ、何もしなくてもいいし、何かをしてもいいのです。」

 

「よくわかりません、何を考えて良いのか、何をすればいいのか?」

「それでいいのです、何も考えなくてもいいし、何もしなくていいのです。」

 

「・・・。」

 

「因縁や・因果はどうしてあるのですか?」

「人が生きるために必要なのです。」

 

「どう必要ですか?」

「親子、兄弟、親戚、またその親子兄弟と無限に広がっているつながりの中で、絡み合うしがらみが、因縁・因果になるのですよ。」

 

「人は事故だとか、病気で苦しみ、死んで行くのですか?」

「その人の持つ寿命なのです。」

 

「寿命なんてどうしたら分かるのですか?」

「この世で魂が役目を終えた時が、その時です。」

 

「役目ってなんですか?」

「魂のそれぞれが、この世の中で生きるための道を歩いています、その道の選択をして、その先に何があるかがこの世で起こる出来事で、ここで因縁や因果が影響してこの世の中で喜怒哀楽の世界が繰り広げられ最後には、無の世界へ帰るのです。」

 

「天国、極楽って言うのはあるのですか・」

「天国・極楽と言う言葉は元々この世で人々が自分で作り出した言葉で、何もない世界はあります、時間も・距離も光も感覚も何もない世界です、私は見たこともないし、ただ伝えられた通りに貴方につたえます、その世界は魂の世界で、ただ存在する、いや存在と言う言葉には当てはまらない世界なのです。」

 

「じゃ、天国・地獄はないのですか?」

「この世の中では、古来より善と悪の区別が必要でした、それは人が生きて行くためにだけに、その中から生まれてきたのが 天国と地獄 なのです、宗教で説法する天国と地獄は生きている間に良いことをして得を積み、生まれ変わるときに良い因縁・因果をもって生まれるように、反対に生きている間に、罪を重ねるごとに再びその因縁・因果を背負って生まれる事になる、そのことをわかりやすくしたのが天国と地獄なのです。」

 

「今、私はどうすれば良いのですか?」

「なにもしなくてもいいし、なにも考える必要もない、自分の成すがままでよいのです。」

 

「私はここへ何しに来たのでしょうか、不思議なのですが?」

「貴方はここへ因果往訪の導きできたのです。」

 

「来ることになっていたのですか?」

「はい、来ることになっていました。」

 

「分かりません、何の為なのか・・・」

「それでいいのです、分からないから生きている証なのです。」

 

「帰っても良いのですか?」

「いつでもどうぞ、あなたがそう感じるなら・・・。」

 

でも私は帰ることも、居座る決心も出来ないまま、じっとしていました。

そして何もしなくて良い、何も考えなくても良いって今言われたことを考えてしまいました、が、

結論なんてないのです、今だから分かることで、答えは「無」なのです、自分を「無」にする、自分自身生きていること事態が「無」になる、一種の座禅のような物でそうしろとも言われていませんし、そのような物だともしりませんでした。

そのうちに考えるのもバカらしくなって、なるようになるだろうと、庭から見える景色を見ていました、

今まで聞こえていた蝉の声、風の音すべてが心の中で響き共鳴したかと思うと、急に静かになった、

ふと、「帰ろう・・・。」と思って立ち上がると、そのお坊さんが後ろにたっていた。

「ありがとうございました。」

と、お辞儀をしてお顔を見ると?

「貴方はきっとここでの事が人生で一番の勉強だと感じる時が来ます。

そのときに私はこの世にはいません、ただ、貴方には新しい巡り会いの中ですばらしい人が現れます、そのときには、貴方は生きることが何かそのために、何をすべきか、自然にわかってくるでしょう、

何もしなくて良い、何も考えなくて良い、ただ流される事が反対にどれだけ困難なことか知ることになるでしょう。」

その後の言葉を待っていて見つめていましたが、笑っているだけで・・・。

もう一度

「ありがとうございました。」と行って、バイクにのって帰路につくことに。

 

 

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始まりがありました(後編)   「物語」

2020年02月14日 | 物語




 

この辺で何故最初の話しをこんなに長くするのか、ちょっとだけふれておきます。

今となっては過去の話し、でもこの出会いと最初の私に訪れた出来事が色々な出来事の発端でここから始まったといえるからです、四国での出会いは一つの始まりでしかないのは事実、でもこの事がなければ、今の私はなかったと思うから、何となくでも覚えている限りは書いておきたいと今は思うので、心の開かずの扉を一つあけることにしまいした。

 

それで、たぶんこの日だろうと、平日にもかかわらず、能勢の妙見さんを目指してCB750をかっ飛ばして行ったのです、ずいぶんと遠くに感じられました(たぶん)、昔の事なので地図で調べてはいたものの、本当に何があるのかどんなことがあるのか分からないままの目的地、で途中にきっと考えていただろう事は、何でおれこんなことしているのだろう?何で行かないといけないのだろう?何でこんなにむちゃくちゃな事、してしまっているのだろう?学校は大丈夫かな?今日無事に帰れるのかな?帰ろうか、今からでも帰れるぞ・・・。何しに行くのだろう?そんな事を考えながらの行き道だったかもしれない様なきがするのです。

 

 

 

でも、何かに引き寄せられる様にアクセルを握り締めて走り続け、妙見口なるところまでやってきました。そしてたぶんなんにもないところだなんて思っていたのでしょう、静まり返った杉の木立の中から聞こえる話し声を聞いていた・・・・・・・。

「今日はいい天気だ・・・。」

「そうですね、よかったですね・・・・・・。」

「さっきから不安そうにまっているから、早く迎えに行ってやれ・・・」

「はい・・・。」

なんて聞こえた様に思う、

そして、いきなり「いらっしゃい。」

と、言葉が私に向かってかけられた様に思う。

 

思う、思う、ばかりでごめんなさい、それしかいえないと言うか、はっきりしていないのですが、

だいたいは合っていると思います。

 

そのとき、きっと私はこう思ったのでしょう、「なんだこりゃ???」

何てね、きっとそう思ったとおもいますが?

で、声のかかった方を振り向いたのでしょう、あの時のお坊さん(あのときはお遍路さんの格好をしていたので、気がつかなかったので、今目の前にいるのは確かに、あのお遍路さんと同じ顔のお坊さんです。)何故お坊さんと分かったかと言うと、袈裟に衣を身にまとい、数珠を手にしておるからお坊さんだと思ったのでしょう、(当たり前の事かもね)でも今思うとそうだったのです。

「こちらへいらしいてください。」

と、言われて、ついていくと、階段が続いている、やけに長い階段でふうふういって、のぼったとおもいます。

後でもう一度来たときに、何でこんなにしてまで、階段を登らないといけないんだ、なんて愚痴を言ったのを覚えてます。

本堂でしょうか、広い畳の中央で仏様が鎮座されていました、そこにちょこんと座り込んで、私はしばし待たされたようにおもいます。

早く話しを進めた方がいいのかもね、でもここが大切なところでして、少しだけつきあって下さい。

なんか、偉いお坊さんが、つ・つ・つ、って出てきたかと思うと、一言、

「よくここまでいらした・・・、やっとあえましたな。

わたしは「・・・・。」

「貴方にここまで来ていただいたのは、ほかでもない、貴方のお力をお借りしたい。」

「・・・?!」

 

「貴方は知らないと思うが、いや、分かっていないと言い直そうかな、貴方には生きるための修行が必要なのです、そのために来ていただいた。」

 

「・・・。」

「わからんじゃろうが、あなたは、因縁によってここまで導かれてきた、そしてまた、因縁によって私と巡り会った、何よりも不思議な因縁で、貴方は今から始まる因縁の事、何もしらない、だからこれからお話しようと思う、貴方は聞いているだけで良いのですよ。」

何てことを聞いたと思う。

私は

なんだこのお坊さん?ちょっとおかしいのじゃないかな?ひょっとして金儲けかな?

なんて思っていると。

「あなたが考えているような、金儲けでも、私がおかしい訳ではない、貴方に伝えたいだけなんだよ。」

といわれて思わず、

 

「なんで考えていることが分かるんだ」

なんて聞き直した覚えがある、そしてすかさずお坊さんが、こう言ったと記憶している。

 

「人生に色々な節目がある、その節目で出会う人達はきっと貴方にいろんな事を伝えてくれるはず、私もそのひとり、だから貴方が疑いや恐怖を今忘れてもらう為に貴方の心を読んだ、普段はしないこと、してはいけない事だが、今は貴方に話しを聞いていただきたいから、そうしました、私には貴方に伝えなければいけない事がある、それを信じてもらえるね・・・。

だった、そういわれて私は身動きできないような、金縛り状態になってしまって、まあ良いかなんて考えが頭の中によぎっていました。

いきなり言われたことが、なんと、今から滝に打たれて欲しい!だったのを覚えている、だからって断るる理由もないし、ここまで来たついでに良いか、なんて気持で思わず、「はい!」なんて応えてしまい、どうしょう・・・?なんて不安に駆られてしまって、・・・。

そんなこんなで、ついに滝の落ちる中へ!

 

 

 

 

 

 

頭からの衝撃は中途半端な物ではなく、泥玉を機関銃で打たれているような、それも冷たい氷並のやつ、いい加減にしろなんて思い、「う~~~~~~!」

と力の限り自分に力を入れたら、「あら・・・・・?!」

滝の水が止まってしまった?????????

何時までも??????

そんな状態で、空を見上げていると、なんだかさっきのお坊さんがこっちを向いて拝んでいる?!

おれ。死んだのか?!

なんて思ってしまった、が、   いや違う、冷たい水に打たれて身体がほってってる。

髪の毛をかき揚げそろそろと、岩の上に上がってどうしょう?なんて考えていると、なんと不思議なことがある、足が、足が地面に付いていない、足の裏に感じる岩のギザギザの痛い感覚がない!

なんで!何なんだ!なんて路頭に迷う心境でいることになってしまった。

嘘だろ!なんて思った、誰にも信じてもらえないだろうな、なんて思いながら、今本当にここにいる自分が分からなくなって、意識が遠のいて行くのがはっきりと分かった。

 

このときの事ははっきりと覚えている。

空を飛んでいるのかな?なんて感覚の中で夢を見ているのが分かるのが変な気分で、「夢なんだぞ」なんて自分に言い聞かせている。

何もない世界で、ただ浮いている、その中で何をするでもなし、ただ気持ちよくういている。

本当に至上の世界と言うのはこの世界だろう、なんて考えていたのを覚えている。

 

なんで、この先が思い出せない!

 

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序曲「始まりがありました」   「物語」

2020年02月11日 | 物語

今日からしばらくは25年くらい前に書いた私の変な物語を掲載したいと思います。

趣旨は違いますが、どこかで一度は書いたものを掲載したいと考えていたものです。

本当の様な嘘の様な何とも言い難いのですが、なるほどと言っていただいた方もおられるのです。

私は本当に変なおじさんです!



序曲「始まりがありました」

本題に入る前に、私の事を少し書いておいた方がいいかもしれない。

今から20年前高校で気ままに毎日を過ごしていた頃の事だ。

四国へ行ったことがある。

もちろんバイクでだが、その時は本州とつながっている橋など夢の夢、フェリーで四国へ渡って、高松に着いた。

走り出しは最高に気持良い夏空が広がり雲一つない良い天候に恵まれていた。

高知に向かうつもりで国道を一路南下していた、走り込んでちょっと一服なんて考えていたら、見晴らしの良い峠道の一角が見つかり、しばらく休憩なんて考え、バイクを止めて峠からの景色を何となくぼんやりと見ていると、お遍路の一行が遠くからやってくる姿が、見下ろす木々の間から見え隠れしていた、何故かそのころの自分はお遍路さんなる物が何をする人だとかなんて知らないと言うか、なんかお参りに廻っている人達ぐらいにしか考えてなかった。

ぼんやり見ている中に突然、なんか変!

早すぎる歩くスピードが変、早い!

と感じたのはその一瞬なのかもしれないが、よく目を凝らして見ていると、人間業とは思えないような早さで峠を登ってくる。

思わず口から出る言葉を今も覚えている。

「何故・・・。」それしかなかった。

そしていよいよ目の前にくる最後の峠のカーブにさしかかろうとしたときに、

木立が邪魔をして見えなくなってしまった・・・・・・・・・・。

呆然とした、改めて目に映ったのは、たった一人のお遍路さんだった。

何人もいるような気がしたのは錯覚なのか?

何故あんなに早く歩けるのか?

何故今、目の前にあの人はいるのか・

 

なんて考えが頭の中を巡り、声も出せない状態で、ただ近づいてくるその人の姿に釘付けになってしまい、まるで金縛りに合ったような感覚で見つめていると、声が聞こえてきた。

「こんにちは、」

ただ一言だった、その一言で何か返事しないといけないなんて私は焦ったのだろう、たぶんこう言ったと思うのだが。

「どこまで歩くのですか」

その言葉にお遍路さんは立ち止まり

「生きている限りですよ。」

と応えて下さったと、記憶している。

そして付け加えて、

「また、あえますから・・・。」

と言い残してどんどん歩いて行ってしまった。

なんだありゃ、ちょっとおかしいのじゃないか?なんて何も知らないわたしは思ったのだろう。

一泊目の宿にしたのは何の変哲もない民宿だった、と記憶しているがあまりあてにならない記憶だと思う。

 




2日目の朝には、今日はどこまでなんて考えていない、でも行き先を決めてからの出発をと、たぶん地図とにらめっこしていたのだろう。

南に向かうかなんていい加減な考えで、いざ出発!

民宿のおばさんにもらったおにぎりを何となく覚えているけど、場所も名前も覚えていない。

空は晴れ渡り道はすいていて気持よすぎるほどのランディングで、コーナーの立ち上がりのアクセルふかす時に伝わる手の感触が、気持よかったなんて悪いが覚えてない。

ただひたすら走った気がする。

四国札所の一つ「???」そこで目に入ってきた物は、信じられない事にあの峠の人、何でこんな遠くに一晩で来られるんだ、と感じたのをはっきり覚えている。

今度はこちらから声をかけたのを覚えている、

「あのときの・・・あの峠でお会いした方ですよね・・・?!」

なんて最初は怖々言ったのだろう。

返事がどうだったかなんて覚えていない、ただ、夏の空にしてはほほに心地よい風があたっていたのをなんとなく覚えているだけで、ただ、応えて下さった言葉だけは、はっきり覚えている。

「やっとあえましたね、貴方に大切な話しがあります、合って欲しい人がいます、合ってくれますよね」

なんか脅迫観念か、合わないといけないような、重圧感があり、思わず「はい!」って、

応えたと思うのだが、声になっていたかは???

「今日から数えて162日目妙見山の登山口に来て下さい。」

なんて数字は覚えてないのですが百六十何日かでしたよ、確か・・・。

で、夏の真っ盛りの今日から数えてなんて何だこの人はなんておもいながらも、メモだけはしておいたのですが、よく考えるといまからですよ、2月の20日頃かな、そんなときに妙見さんなんて雪があり、近寄る事さえ出来るのか、そのころは妙見さんなんてどこにあるのかさえ知らないでいたのです。

四国のツーリングを終え帰ってきて、また元の高校生活の始まり、何のことはないその事さえ忘れていたのです。

が、突然高校で宗教時間があり、その中で、科学の時間に周波数の話しが出てきて???

あのときのメモは???!!!につながってしまった。

どこにいったか分からない。

で探しました、家の中、バイクの工具入れすべて探し尽くしましたが見つかりません、確か百何日目にどこかへ来い、なんて言ってたな、ぐらいにしか覚えてません、2・3日した頃に、本当に忘れかけていた頃に、突然、生徒手帳の間から一枚のメモが・・・。

必死に数えました、それが何時だったのか2月の何日だったか、今ははっきりとは覚えていません。

続く


ご購読ありがとうございます。

感謝

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