石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

第六回 会社の空気

2016年10月28日 | 裁判
今の私のとっては事故を起こしてしまって会社に対して本当に申し訳ないと感じていて、どんな顔して出向けばいいのかと考えてしまいました。
でも、現状では身体が思うように動けないので松葉杖状態で出かけないといけないのです、それも何とか会社に行って、仕事の遅れを取り戻したいと考えても、お医者さんに行って診察を受けてからになるのですが、マイカーは事故でお釈迦状態でこんな具合では長くは歩けないように感じているのです。
前の晩に痛む右側の足と肩と腰、右側全部かもしれないと案じている時にタクシーを使えるように保険会社と話をしてみようと思っていましたので、さっそく東京海上日動火災保険の担当の方に電話して、許可を取り付けました。
とにかく、何とかして会社へ、迷惑をかけたお詫びもしたいし、毎日来る仕事のメールや取引先へ提出しないといけない書類が気になって居ました。
朝になり、言うこと聞かない右手足に苦戦しながら家内の手助けもあってやっと服を着て、松葉づえで病院へ、タクシーに乗って居ましたが、こんなふうにしか移動出来ない自分が何故か情けないと、後悔の念に捕らわれていました、「あの時どうしてあのおっさんは気づかなかったのか、クラクションさえも気づいてもらえない、バイクが転倒し車に当たって初めて気がついた、なんて馬鹿げている、ボケているのか。」
そして、自分はどうにか助かったから良かったもののひとつ間違ったら死んでいたかもと考えると、身震いがします。
診察を終えて、本当に申し訳ない気持ちで会社に向かったのです。
午後1時に着きました。
さっそく総務課へと向かい、総務課長、係長にお世話になるお詫びとお願いを済ませ、予約センターのあるお宿いしちょうの一室へ行きました。
最初皆さん驚いておられて、事故の話しをして居ましたが、自分の机にたまった書類が気になり、少しでも処理出来ればと左手で皆さんにお願い出来るものは振り分けしたのです。
「あんまり無理せんときや。」の暖かい言葉で、この日は帰る事にしました。
次回に続きます。              

第五回 松葉杖で警察です。

2016年10月21日 | 裁判
さっそく一番にしないといけないのかなって考えたのが、早く事情聴取をしてもらって、覚えていることを早く記録にしてほしいということでした。

さっそく家内に付き添ってもらて、警察署へやってきました

(人物象 A警察の方 B私 C家内)

警察にお邪魔しての事情聴取でした。
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A早速ですが中入って早速作らせてもらいます。
 ゆっくりで結構です。
C私は・・・
A一緒にはいらはります。
C別に良いんですけれども。
A一緒に来てもらいましょ。
A入ってもうて、足元線あるんで気をつけて下さい。
Aまあどうぞ、どうぞ
Cお世話になります。遅くなて済みません。
Aとんでもないです・・。
 ここ掛けてもらいます。荷物やらここ・・
C良いです。
Aパソコンで供述調書やら取らしてもらいます。
Bはい。
A先頂いていた文章とかで、ある程度作ったんですけども、わからんとこは付けたして行きますんで。
Bはい
Aご住所、名義関係は良かったんですね。
Bはい。
A○○区、○○○ ○ ○○町と読むんですかね、●●番地
Bはいそうです。
A電話番号は 000-000-0000 でよかったんでしょうか
Bはいそうです。
A事故の日がですね。
Bはい。
A4月18日の午前9時36分ころ、うちで100番やそんなんから逆算して
 大体そんなもんかなと、そして場所  山科区○○○○町101番地先の
交差点言う事でさしてもうてます。
Bはい。
A乗ったはったバイクはPCXでしたかね、  えー色何色?
B黒です。
A黒色、はい。
 ナンバーが山科区 つ ○○○○ 通勤途中と言う事でよかったですかね。
Bはい。
A相手方は左側の道路から進出してきたホンダのFITです。
 運転してた相手さんの一人運転です。
Bはい。
A事故状況やら書いてゆきます。
Bはい。
A事故状況を説明しますと、先に申しました通り私は出勤の為事故のあった
東西の道路を 西から東に向けて時速約○○キロメートルぐらいで走行
したはったと言う状況, ヘルメットは当時どんなヘルメットかぶった
はったでしょう?
Bハーブのこうがばっとしたやつ。
 前にシールドがあるやつ、はい
Aジェット型エルメっトと書いときます。着用したはった。
Bはい。
Aバイクのライトはあれですね、エンジン掛けたら点くやつで常時点灯で下向
きにして走ったはった。
Bはい。
Aわかりました、そんな風にして走ってきゃはって、事故現場の交差点さし
かかって、そのまままっすぐ行かはるつもりやった。
Bそうです。
Aほな突然左側の道路から相手の車が私の進路に飛び出すように進行してき
たのです。私はとっさに衝突の危険を感じて急ブレーキをかけて事故を回避
しようといしのですが、それにも及ばず前輪がスリップして右側にひっくりかえらはって、そのまま転倒滑走して行かはったと言う風な感じですか。
Bいやあのー 私実は今でも夢見るんですよ、その時の状況を全部覚えてるんですけども、あのー車が来ると言うか、ずーと走って来ていたんで、いったん前ブレーキ掛けたの覚えてるんです。減速するのに。そのまま走ってきて、普通止まるはずなんでね(相手の車)、止まると言う事を考えて、そのまま00-00くらいで走ってたんです。ほならそのまま止まらずに出てきたんで、その時には転倒して当たったんじゃなく当たってから転倒してると思うんです。
A当たってから転倒した、
Bバイクは。
Aバイクは。
Bそれで私はぶつかる前にバイクホカシ(捨てる)てますんで。
Aバイクはですね転倒しながら当たっとうる感じで、と言うのは、いびつな交差点なんですが、車がこう止まったところ、バイクが止まっていたところ、その手前に擦過痕(さっかこん)がついとるんです。たぶんスタンドや思うんですけども、そのスタンドかステップが、ガリガリと路面削った跡がついとるんです。これぐらいまではもうひっくりかえっとる言う事です。
Bわかりました。
Aまあまああのーーと言うような事でうちの方は転倒して。転倒滑走してバイクが当たってバイクがそこに止まったと言う事です。転倒しゃはったのは右側を下にして転倒しゃはったと言う事で右側を打ったはる言う事ですね。
Bはいそうです。
Aまあ中山さんからしたらバイクを蹴らはって、バイクから離れようとしゃ
はったという事で、バイクは滑走して最終的に相手の車の運転席ドア付近
にバイクの前輪付近を衝突してバイクはそこで止まりました。言う事でな・・・
Bはい。
A最初は相手の運転手に対して文句を言っていたのですが、そのうちに
身体の痛みが増していって、とうとう私は車道に横たわることになった
のです。と言う事で。
Bはいそうです。
A「事故の時に加害者車両を運転していたのはあいてさん65歳、同乗者
はありませんでした。」
A今回の事故の原因については、相手方の左右往路の安全確認を怠ってい
たまま交差点に進入したものだと思います。
相手方の進路には一時停止の交通規制がありますので、一時停止をして
左右の安全確認をしていれば私のバイクにも気づいていたと思いますし、今回の事故は防ぐことが出来たと思います。と言う事ですね。
Bもう一度・・あの、一時停止をして左右確認をすれば事故を防げたと言う
事で良いですね。
Aそういう事です。私のバイクにも気が付いているし、当然ねわざと当たってきたら悪質やし、まさかわざと当たってきゃはる人もいませんし、このような状況の中で、いずれにしても安全確認してへんまま交差点入ったんが事故原因としてなってきます。
B私が当たってたたきつけられて最初文句、最初喧嘩見たいに口喧嘩していた時も、「なんで急に当たってくるね。」言われて当たるまでわからへんた、来てへんた、どこから来た」言われたんです。どこから来たんも真っすぐ走ってきてるのにおもてね、「何言うてるねお前みてへんたんやろ」言てね、完全に当たるまで全然わかってなかった思うんですね、
Aおそらくそう言う状況やと思います。
 あの距離が近かったらね止まって待ってたら目の前通過してから、左右見てねどうむないわ言う事で相手側が行ってもうとったら事故おこらんかったと  思いますしね、当然あなたはこんな怪我してね、今日来てもらう事もな
かったと思うしね。
Bお手数掛けます。
Aいえ、とんでもない.

という内容で本当にこの日も松葉杖でよろよろの状態だったのを覚えています。

この画像は私の進行方向に向かって、左手看板の下ところから相手方の車が飛び出してきたのです。あかんでしょ。

相手方から見た交差点です。
赤○は一旦停止の標識、一旦停止線、見にくいですがカーブミラーです。
ちゃんと一旦停止して、確認してたらライト点けたバイクは見えるのです。



事故は本当に怖い!!


第四回 診断書

2016年10月19日 | 裁判
痛みに耐えながら3日目になると、右足が倍くらいにふくれていたのが、少しましになっていると、見た目だけで判断していました、そしてまた元通り歩けるようになると。
22日に救急救命の先生から、「事故の診断書を書いておきます、リハビリ期間を含めて、見込みを書いておきます。」と言われて、「お願いいたします。」と答えたのを覚えています。
翌日診断書を見て6ヶ月の期間が書かれているのに、リハビリしていたらそんなにかかってしまうんだと、先行きをぼんやりと考えていたのを、今でも覚えています、なんと長い時間がかかるのかと、そこまで悪いのだなと、こうなる事が当たり前の事を大袈裟に考えている自分が何故か痛みにに耐えて可哀想に思うと、事故の相手が益々怨めしく思えて仕方なく、何で一旦停止もしないで、飛び出して来たのか、絶対に許せないと思うのでした。
後にこの時の診断書がいしちょうからうまく利用される材料になったのです。
24日には、会社から予約センターの部長様が見舞いに来て頂いたので、この診断書を総務課に出して下さいとお預けしました。
会社での様子など聞いて、早く職場に復帰したいと思いました。
会社に行ったら、書類がいっぱいで、メールも沢山来ていて、大変だ、とかってに段取りを考えている自分がいたのです。
今から考えると、総務課が本当は様子見に来るべきではと、でもいしちょうの事だからこんなものかと思うのでした。
そのままの診断書がこれです。



第三回 また、そこまでするか!

2016年10月12日 | 裁判

今となってはこんな部屋だったのかと懐かしささえ感じます、そして二度とここには戻りません。

自分が事故に遭った事を本当に自覚するのは、身体の芯から痛みが湧いて出てきたときかもしれません。救急車が到着して初めて自分でどこが痛くて、どんな感じなのかを伝えないといけない、いくら聞かれても自分では「そんなもん、身体全部が悲鳴を上げている、とにかく早くなんとかしてくれ!」と言う感じであったのを覚えている。
救急車に乗せられて、事故の現場は家内に任せて病院へ。
最初に思ったのは、病院と言う処は寒いところなんだ、そして色々聞いてくれるのはいいけど、意識がもうろうとしてきたので、ちょっと寝かせてくれと頭の中では考えていた様に覚えている、実際は痛み止めや止血やギブスをつけたり大変だったようで、お医者さんには悪いのですが、途中から寝てしまっていて目が覚めたら、病院の一室の白い天井が一番に目に飛び込んできたのです。
私はどこにいるのか・・・と考えていると急に体の右半分全部に激痛が襲ってきて、「痛い!本当に痛いのです、なんとかして下さい!」と叫んだようでした。
翌日のことですか、さすがに常識外れとしか思えないような事が起きたのです。
今から考えても加害者のおかしな行動が腑に落ちません。
と言うのが、「お見舞いに来られましたがお会いになりますか?」と看護師の方が一枚の名刺を差し出してくれたのです、そこには事故ので目後遺症で目までおかしくなったのかと疑うような名刺でした。
○○保険会社 ○○ ○○ と書かれているのです。
相手の保険会社の担当者は相当あわてているのか、何でこんなに早く面会に来たのだ、事故の状況を聞きにでも来たのか?としか考えられない、まだベッドの上で痛くて唸っているのに馬鹿にしているのか?と考えていました、看護師の方に「保険会社の方ならお断りして下さい。」と言って帰ってもらうようにお願いしたのです。
廊下での話し声が聞こえたのですが、「そうですか何故会えないのですか・・・」とか言っていたのを覚えていますが、内心当たりまあえやろ、常識のないやつだと考えていましたが、よほどの緊張から解き放たれて疲れが出てきたのかまた眠りの世界に引き込まれたのでした。
本当なら早く確信に迫る裁判の事を書いたほうがいいとは思うのですが、こんな経験も二度とできないと思いますのでしばらくはご容赦下さい。
このあとから裁判に関連してくる話が書けると思いますので、皆様には長文、駄文をお読みいただきありがとうございます。
今回はここまでとさせていただきますが、裁判に至るまでのスタート地点なのでいかにいしちょうが立ち回ったか分かるように時間を追って忠実に書いてゆきたいと思いますのでどうかこれからもご購読をお願いいたします。
本当にありがとうございます。

第二回 怒りと感謝

2016年10月07日 | 裁判

事故に遭った事を認識出来るまでしばらくの漂う様な感覚があり、相手の運転手の声で我に帰り、「なんでぶつかるね、前見ているのか!」「どこから走ってきてんね!」と言う声で、「何言うてる、お前が飛び出して来たんやないか。」と言ったのを覚えているのですが、そのときから、身体の右側全部が痛くて、唸って横たわったのです。
相手は年配でもう年金生活も長い様な風体に見え、その男が携帯電話を取り出して電話をしだしたので、救急車を呼んでくれていると思ったのですが、なんと聞こえて来たのは「あのな、いまバイクがあたってきよって、いかれへんね・・・-」お前はどこ電話しとる!と考えなら、「お前が飛び出して来たんや、お前が何にも考えんと、ぼ~~と運転してるからや!」とさけんで家内に連絡だけはしておかないとと、携帯電話に手を伸ばし、なんとかボタンを押し、道路に横たわったまま、受話口で「事故にあった、一本道外環渡って真っ直ぐ、山科川のとこや。」だけ言って切ったのを記憶に有ります。

何が何だかわからないままで地べたに横になっていると、たまたますぐ前の会社の社長さんが事故の音を聞いて駆けつけて来て下さって、「大丈夫ですか?」など色々とお気遣い頂き、「警察にも連絡しましたからね。」と本当に神様の様に感じた事覚えています、それでもまだ誰か知らないが電話をしている相手の運転手がいるのを見上げていました。
「お前が救急車呼べよな!」
そう思いながら、そこらじゅうに散乱したバイクの残骸を眺めながら、しばらく会社へも行けないのか、家内にも怒られるな、バイクは修理出来るかな、足が動かないから折れたかな、やけに寒いからどうにかして欲しいな、なんて色々な事堂々巡りで考えるでもなく思い描いていると、家内が駆けつけて来てくれて、「あ~あ大変だ!」
「動かないで、そのままじっとしていて。」と言って相手の運転手に「どこ見て運転してるの!」って怒鳴ったと同時に「バイクなんか来てなかった、何も来てないから真っ直ぐ進んだだけや、どこから来たのかさっぱりわからん。」そこで私が、
「お前が一旦停止してたらこんなことならんは!」「お前こそ何にもかんがえんと運転しとるだけやろ!」と相手の運転手は、「当たるまできがつかなんだ。」なんて言い出すから腹立つ!
と動けないので口で応戦していると、救急車が到着。
(第一回の写真が救急車が来たその時の写真です。)
駆けつけて下さった社長さんが撮って下さったものです、重ねて感謝してます。
(写真は相手がどこか知り合いに電話をしている証拠です、長話して私の側にも来ないでほったらかし状態でした。)