「青梅市自立センター就労支援事業所」の前の道を西に向かいます。
青梅市自立センター就労支援事業所
関係する法律に基づき、原則として18歳以上で雇用されることの困難な障害者の方に対して、社会生活に必要な支援および訓練を行い、就労に結びつけることを目的とします。
就労支援事業所にあっては、就労移行支援と就労継続支援(B型)の二つを兼ね備えた多機能型とし、それぞれの事業にあった内容で進めていきます。(「」HPより)
※昨年春、この施設ではありませんが、青梅市内の「自立支援施設(青梅市新町3丁目)」で、職員による日常的な暴力・虐待があり、入所者(当時30)が死亡したことが報道されました。
右手の道を進むと、都県境になるようですが、
この先に、牧場があります。
正面にある「圏央道」の方向に進みます。
「青梅スタジアム」。
そこを左折し、圏央道に。
青梅市のマンホール。
市章の輪郭の中に 市の鳥・ウグイスを描き、周りに市の花・ウメを描いている。
地下道を抜け、茶畑や畑地が広がる丘陵地帯へ出ます。
右手が「圏央道」。
右手に都県境となる道。
茶畑。今の時期は、くすんだ深緑色。新鮮な緑色ではないのが、残念。
それでも、一面に広がる茶畑の景観に見とれてしまいます。
狭山茶のはなし
全国にはいくつかのお茶の産地がありますが、その中で狭山茶を産する埼玉県は緑茶生産の経済的北限です。
《歴史》
日本で茶の木が育てられるようになったのは、今から800年ぐらい前のことです。中国へ行っていたお坊さんが、茶の木の種を持ちかえり畑に蒔いたのが、その始まりと言われています。
それからしばらく時がたって、今の川越(「河越」)に茶の木を植えたのが、もとになったと言われています。これが今の「狭山茶」の始まりです。
埼玉県で今のように盛んにお茶の栽培が行われるようになったのは江戸時代の中頃からで、地域の特産物として栽培が普及し、産地も拡大していきました。
《特徴》
“色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす”
と謡われるように、狭山茶の特徴である深い味わいは、寒い冬を乗り越えることでいっそう深まり、また“狭山火入”という独特の仕上げ技術により、甘くて濃厚なお茶になるのです。
"火入れ"とは、お茶の仕上げ段階で熱を加えることにより、乾燥を十分に行って貯蔵性を高めるとともに、加熱香気を生成させて味や香りを向上させる工程です。
《産地》
埼玉県の茶の主産地は、県西部の入間市、所沢市、狭山市を中心とする狭山丘陵地域ですが、その他、秩父地方でも産地化が進められています。また、県東部、県南部の都市地域においても茶の栽培が行われています。
令和3年産の埼玉県のお茶の栽培面積は783ヘクタールで全国第8位に位置しています。荒茶生産量は728トンで全国第10位となっています。これは、埼玉県が他の茶産地に比べて寒い場所にあるため、年2回しかお茶を摘まないことによるものです。
(この項、「彩の国 埼玉県」HPより)