今回は、もう一つある「銚子往還道(従銚子港至千葉町道)」を歩く、その前に。
旧道に連なる「飯岡漁港」から刑部岬・灯台付近を探訪します。
4・19(金)。晴れ。
「旭駅」から旭市コミュニティバスを利用して、
「玉崎神社」下車。(ここまで運賃100円。)
※小学生、75歳以上、運転免許返上者は100円。通常は200円。数人乗ってきました。
飯岡漁港まで歩きます。
道路が整備され、新築のおうちが目立ちます。実は、それには背景があったのですが、後で知ります。
さらに、
19日に出かけた翌日、整髪に行ったとき。行きつけの床屋さん、飯岡の「三川」出身だということが判明。
「昨日、歩きましたよ。旭駅からバスに乗って、飯岡漁港から刑部灯台まで」
「高校まで三川に住んでいました」
そこから、話が弾んで、玉崎神社までのコミュニティバスの停留所を停留所一つひとつ挙げて、「三川」という停留所はないんですよ」と。
「八畝田」~「三川犬林」~「三川目那」~「三川曽根」・・・
そして、「3・11の東日本大震災で大きな被害があったんです。中学校も震災で高台の方に移ったんですよ」
「それでけっこう新しい家が目立つののですね」。
「自分がいた頃、30年前の話ですが、藁ぶき屋根の家もありました。自分の家は農家、兄貴が後を継いでいます。自分は、早く家を出ようと思ってました。高校を出たらすぐ、東京に」
「旭中央病院はずいぶん大きいですね。駐車場も広いし、満車でした」
「そうなんですよ、銚子の人や小見川の人もやってきます。このへんでは唯一の総合病院ですね。おじさんもおばさんもそこで亡くなりました。火葬場も旭にありますし」
・・・
海岸に出てきました。
遠くに見えるのが「刑部灯台」。屏風ヶ浦の断崖上にあります。
飯岡漁港。
ここは、「屏風ヶ浦」の西端であると共に、南西に向かって「九十九里浜」が始まるところでもある。
飯岡漁港・刑部岬の東側が屏風ヶ浦、西側が九十九里浜。