中国の「核兵器の使用、脅しに反対」
<習氏、核使用に「反対」 異例のロシアけん制、独首相会談>(5日付け共同通信)
<独中会談、習氏「核兵器使用反対」>(5日付け産経新聞)
ドイツのショルツ首相が4日、北京で習近平国家主席と会談した。この席で習氏はウクライナ情勢について「国際社会は核兵器の使用や脅しに対して、共同で反対すべきだ」と強調した。「発言内容は中国外務省発表による」との但し書き付きだから、中国側も積極的にPRしたい発言部分だったのだろう。
名指しは避けたものの、ロシアとNATO双方への発言であることは確かだ。とりわけロシアへのけん制とも受け取れる。ウクライナ侵略戦争の勃発以来、中国が終始ロシア寄りの発言を繰り返してきた点を考えれば、若干ながら明快な軌道修正である。
読売新聞は触れず
ウクライナ侵略戦争を長い歴史の中で振り返った時、ロシアに与(くみ)していた国々の離反の過程は、大きな意味を持ってくるに違いない。メディアであれば、必ず記事にしておくべき節目だろう。ところが、どうしたことか大手の読売新聞5日付け朝刊13S版には、この部分を伝えるくだりが無かった。翌6日付けでも触れていない。
さて、どうしたことだろう。読売新聞ともあろうものが、知らないはずもない。知っていながらネグレクトしたのか。だとすれば、いかなる意図のゆえか。
<習氏、核使用に「反対」 異例のロシアけん制、独首相会談>(5日付け共同通信)
<独中会談、習氏「核兵器使用反対」>(5日付け産経新聞)
ドイツのショルツ首相が4日、北京で習近平国家主席と会談した。この席で習氏はウクライナ情勢について「国際社会は核兵器の使用や脅しに対して、共同で反対すべきだ」と強調した。「発言内容は中国外務省発表による」との但し書き付きだから、中国側も積極的にPRしたい発言部分だったのだろう。
名指しは避けたものの、ロシアとNATO双方への発言であることは確かだ。とりわけロシアへのけん制とも受け取れる。ウクライナ侵略戦争の勃発以来、中国が終始ロシア寄りの発言を繰り返してきた点を考えれば、若干ながら明快な軌道修正である。
読売新聞は触れず
ウクライナ侵略戦争を長い歴史の中で振り返った時、ロシアに与(くみ)していた国々の離反の過程は、大きな意味を持ってくるに違いない。メディアであれば、必ず記事にしておくべき節目だろう。ところが、どうしたことか大手の読売新聞5日付け朝刊13S版には、この部分を伝えるくだりが無かった。翌6日付けでも触れていない。
さて、どうしたことだろう。読売新聞ともあろうものが、知らないはずもない。知っていながらネグレクトしたのか。だとすれば、いかなる意図のゆえか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます