いっしょうけんめいにやっているつもりだった。
ちゃんと本を読んでわかっているつもりだった。
何度も確認作業をしたつもりだった。
でも、やっぱりちゃんとわかってなかった。
ある小学校教員の方が、最初の赴任校では周りに守られ、自分は教育者としてやっていけると自信を強めていたが、そのあと赴任した学校では、やることなすこと全てが裏目に出て、どうしてうまくいかないんだと焦るばかりだった、という体験談を語っていた。
あるとき、生徒の父親から「息子がいじめを受けている。担任でありながらなんで気づかないんだ」と叱られたが、自分のクラスでいじめが起きていたなんて信じられなかった。
早急に状況を把握しようと焦るなか、これまで自分を支えていたのは、「自信」ではなく、今までと同じようにやれば大丈夫だろうという「過信」であり、そしてそれが、自分が間違えるはずがないという「慢心」へと変わっていたことに気づいた。
問題解決の鍵を握ったのは、子どもの異変に気づき担任に訴えてくれた保護者の方の勇気があったから。本当に感謝しています。
他人事とは思えなかった。
はじめての障害年金請求の代理で、そろそろ書類もそろったし、請求…というときになって、根本的に間違っているんじゃないかと思った。
そう思うといてもたってもいられなくて、土曜日だというのに、先輩社労士にメールで問い合せた。
あまりにも唐突で急な質問だったにもかかわらず、その方は日曜日には回答をくれた。
私は雇用されているときから、他の人にわからないことを聞いたり、できないことをお願いしたりということが苦手でできなかった。なので、たいてい仕事はうまくいかず、私の職業遍歴はややこしいことになっている。介護保険のケアマネのときが一番ひどく、歩合制で働いていたので特に他の人に聞けず、最後は保険者である町からダメケアマネの烙印を押されて退職と相成った。たった9か月間のケアマネ体験であった。
自分がちゃんと聞けないのが一番悪いのだけど、私は後輩から聞かれてもちゃんと答えることもできなかった。それに、自分の仕事で手いっぱい、脳内もいっぱいいっぱい状態で、他の人から仕事について聞かれてもきちんと答えられないということも多かった。(そういう人は多かったが)
不十分な情報、稚拙な説明で状況を判断し、できる範囲のアドバイスをくれ、本当に助かった。
自分にはできない芸当だと思った…
資格を取っただけでは仕事ができないことはわかっていたつもりだった。
だがやはり、資格によって、考えられないような「過信」に陥っていたのかもしれない。慢心があったとは認めたくはないが、あったのだ。
だから今になって、頭を抱えたいような状況になっているのだ。
頭を抱えて状況が変わるわけではない。
どのような結果になったとしても、悔いのないよういっしょうけんめい、今度こそいっしょうけんめいにやるばかりである。
ちゃんと本を読んでわかっているつもりだった。
何度も確認作業をしたつもりだった。
でも、やっぱりちゃんとわかってなかった。
ある小学校教員の方が、最初の赴任校では周りに守られ、自分は教育者としてやっていけると自信を強めていたが、そのあと赴任した学校では、やることなすこと全てが裏目に出て、どうしてうまくいかないんだと焦るばかりだった、という体験談を語っていた。
あるとき、生徒の父親から「息子がいじめを受けている。担任でありながらなんで気づかないんだ」と叱られたが、自分のクラスでいじめが起きていたなんて信じられなかった。
早急に状況を把握しようと焦るなか、これまで自分を支えていたのは、「自信」ではなく、今までと同じようにやれば大丈夫だろうという「過信」であり、そしてそれが、自分が間違えるはずがないという「慢心」へと変わっていたことに気づいた。
問題解決の鍵を握ったのは、子どもの異変に気づき担任に訴えてくれた保護者の方の勇気があったから。本当に感謝しています。
他人事とは思えなかった。
はじめての障害年金請求の代理で、そろそろ書類もそろったし、請求…というときになって、根本的に間違っているんじゃないかと思った。
そう思うといてもたってもいられなくて、土曜日だというのに、先輩社労士にメールで問い合せた。
あまりにも唐突で急な質問だったにもかかわらず、その方は日曜日には回答をくれた。
私は雇用されているときから、他の人にわからないことを聞いたり、できないことをお願いしたりということが苦手でできなかった。なので、たいてい仕事はうまくいかず、私の職業遍歴はややこしいことになっている。介護保険のケアマネのときが一番ひどく、歩合制で働いていたので特に他の人に聞けず、最後は保険者である町からダメケアマネの烙印を押されて退職と相成った。たった9か月間のケアマネ体験であった。
自分がちゃんと聞けないのが一番悪いのだけど、私は後輩から聞かれてもちゃんと答えることもできなかった。それに、自分の仕事で手いっぱい、脳内もいっぱいいっぱい状態で、他の人から仕事について聞かれてもきちんと答えられないということも多かった。(そういう人は多かったが)
不十分な情報、稚拙な説明で状況を判断し、できる範囲のアドバイスをくれ、本当に助かった。
自分にはできない芸当だと思った…
資格を取っただけでは仕事ができないことはわかっていたつもりだった。
だがやはり、資格によって、考えられないような「過信」に陥っていたのかもしれない。慢心があったとは認めたくはないが、あったのだ。
だから今になって、頭を抱えたいような状況になっているのだ。
頭を抱えて状況が変わるわけではない。
どのような結果になったとしても、悔いのないよういっしょうけんめい、今度こそいっしょうけんめいにやるばかりである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます