だからスポットで助成金なんてやるなって言うでしょ!!

2015年05月04日 | 日記
雇用契約書って、有期雇用の人には書いて渡さないといけないんでしょ?

こう聞かれたら、社労士やちょっと労働関係のことに詳しい人なら、「いや、そうじゃなくて、そもそも雇用するというのは雇用契約を締結するわけだから…」とかなんとか言いそうですが、そう言われたって言われた人はポカーン(???)じゃないでしょうか。

だって、「契約社員」って言ったら、1年ごとの契約で働く、正社員よりも待遇はかなり悪いけどパートやアルバイトよりは若干いいかな、って程度の雇用形態で働く人のことを指したりするでしょ。

「契約」がこのように使われているのだから、無期雇用であれば契約書は必要ないと思うのは当然です。

この当然のことをわかっていないから、いざ助成金の申請ってときに、雇用契約書か労働条件通知書が必要っていっても、「えっ?ないですよ。正社員ですから」となってしまうのです。

事前の計画届のときに話していても、事業主の方は「パートさんにはちゃんと渡してあるもんね」と思ってますから、はいはいと返事します。

正規雇用の方のをちゃんと確認していないのが一番の問題です…

助成金は国からタダでもらえるありがたい(おめでたい)?カネということで、社労士のウリともなっているようですが、細かい要件がいろいろあって面倒くさいです。面倒くさいから社労士がやるわけですが、ちょっとした変更でも知らせてくれるよう念の上にも念を押しとかないと、勝手に変更されてて、いざ申請というときになって「日にちが違う!」とかあり得ます。

この程度なら…と思っても審査が止まり、問いただされます…

なんかかんか抜けがあります。

助成金申請に向く人・向かない人がいると思いますが、そもそも向かない人が後ろ向きの姿勢でやっていれば、失敗は多くなります。

こんないい助成金がある。ここの会社にはぜひこの助成金を使って成長してほしい、とかでは全然ないですから。つつがなく終わらせたいという気持ちばかりですから、当然つつがなくどころか、トラブルだらけです。

だからスポットで助成金なんてやるなって言うでしょ!!(マイツッコミ)

助成金はやらない、と決めている社労士もいるようです。

私は仕事を選んでる場合ではないですが、やはり助成金からは早いとこ手を引きたいと思っています。

法律上事業主と雇用される者は対等な立場だが、現実は大家と店子みたいな関係で、それを後押ししているのが助成金ではないでしょうか。

自ら学ぶ姿勢のある自立心旺盛な方歓迎とか、自分から積極的になんにでもチャレンジするやる気のある方歓迎とか言ったって、事業主には従業員を教育する義務があり、そこにお金が支払われるのなら、素直に訓練を受ける人が一番じゃないか。なんで対等なのに、教育を受けさせないといけないんだろ?

私は教育を施されてありがたいと思ったことが一度もない恩知らずです。所定労働時間内なら「ラッキー!」でしたし、時間外なら時間外手当が出ないことが多いので「うんざり」して「ムカついて」「これってなんかおかしい」と不満タラタラでした。事業主にしてみれば「従業員の資質向上に欠かせないこと」かもしれませんが、あてがっときゃ吸収して能力高くなる、ってわけじゃありませんから。

こんな後ろ向き姿勢ですから、またもや失敗を発見
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