多くの人の生活を破壊した憎きコロナウィルスは良くも悪くもこれまでの慣習を打ち破った。
その一つがオンラインの普及である。
技術的には十分実施可能であるにもかかわらず全く普及しなかったオンライン。
法学部通信教育のスクーリング・試験がすべてオンラインになったことで、今年度はじめて全単位を取得することができた。
通信教育は元々が独学である、ゆえに脱落者が多い。
しかし未曽有の事態に陥ってみれば、通学生よりは打撃がはるかに少ない。
スクーリングといっても1教科につき1年度2日間である。自ずと「教えてもらう」には限界がある。
テキストを中心に自分でやるしかないのである。
なので、教える側も急遽オンラインになり不慣れで十分とはいえない講義であってもさほど影響がない。
そこへもってきて交通費や宿泊費もかからず、移動の時間も不要とくれば学習は進む。
だがこれは従来と比較するからそう思えるのであって、オンラインが当たり前になればまた別の問題も出てくると思われる。
独学はわかりやすいテキストを選び、適切なアドバイスを受けることができて初めて可能なのだが、通教性が自らテキストを選ぶのは難しい。先生の中には難易度をランクに分けて書籍などの資料を紹介してくれる人もいるが、そうでない場合、学習がちっとも進まないことになる。
私はときどき、レポートの採点で担当教官から「テキスト以外を参照していてよろしい」といったコメントをもらうし、レポート作成の注意点には「テキストのみで書こうとせず、判例や学説を参考にすること」とある。これは多くの人がテキストだけでレポートを書き上げているということである。
小中高の教科書のように、教員が教えることを前提としているテキストであれば、テキストへの書き込みとノートでレポート作成は可能であるが、大学のテキストは標準ではないし、検定もないので、自分にとっての教科書とはいえない。そのことを指摘している先生もいるが、通教生には伝わっていない。
先生への質問はできるようになっているが、いっぺんも会ったことのない教授に、しかもC判定をもらっていながら質問することはあまりにもハードルが高い。
また、オンデマンドといった、受講生が好きな時に何度でも視聴できる動画と、リアル講義の使い分けも工夫がいる。
また、オンライン環境が整わない人への支援というものもある。
中小零細企業の大多数が一時的にオンラインを導入したが、緊急事態宣言の解除とともに多くは従来のやり方に戻っているという指摘がある。
2020年はコロナ一色の年だったが、21年はどんな年になるのか…
全然見通しが立たない。
でもやることは変わらない。
100年前のスペイン風邪(インフルエンザ)のときと同様にうがい、手洗いをしてマスクを着用し、換気をよくし、密を避けるだけ。
そして、浮いた時間やお金を別のことに使う。
今できることをやるだけ。
その一つがオンラインの普及である。
技術的には十分実施可能であるにもかかわらず全く普及しなかったオンライン。
法学部通信教育のスクーリング・試験がすべてオンラインになったことで、今年度はじめて全単位を取得することができた。
通信教育は元々が独学である、ゆえに脱落者が多い。
しかし未曽有の事態に陥ってみれば、通学生よりは打撃がはるかに少ない。
スクーリングといっても1教科につき1年度2日間である。自ずと「教えてもらう」には限界がある。
テキストを中心に自分でやるしかないのである。
なので、教える側も急遽オンラインになり不慣れで十分とはいえない講義であってもさほど影響がない。
そこへもってきて交通費や宿泊費もかからず、移動の時間も不要とくれば学習は進む。
だがこれは従来と比較するからそう思えるのであって、オンラインが当たり前になればまた別の問題も出てくると思われる。
独学はわかりやすいテキストを選び、適切なアドバイスを受けることができて初めて可能なのだが、通教性が自らテキストを選ぶのは難しい。先生の中には難易度をランクに分けて書籍などの資料を紹介してくれる人もいるが、そうでない場合、学習がちっとも進まないことになる。
私はときどき、レポートの採点で担当教官から「テキスト以外を参照していてよろしい」といったコメントをもらうし、レポート作成の注意点には「テキストのみで書こうとせず、判例や学説を参考にすること」とある。これは多くの人がテキストだけでレポートを書き上げているということである。
小中高の教科書のように、教員が教えることを前提としているテキストであれば、テキストへの書き込みとノートでレポート作成は可能であるが、大学のテキストは標準ではないし、検定もないので、自分にとっての教科書とはいえない。そのことを指摘している先生もいるが、通教生には伝わっていない。
先生への質問はできるようになっているが、いっぺんも会ったことのない教授に、しかもC判定をもらっていながら質問することはあまりにもハードルが高い。
また、オンデマンドといった、受講生が好きな時に何度でも視聴できる動画と、リアル講義の使い分けも工夫がいる。
また、オンライン環境が整わない人への支援というものもある。
中小零細企業の大多数が一時的にオンラインを導入したが、緊急事態宣言の解除とともに多くは従来のやり方に戻っているという指摘がある。
2020年はコロナ一色の年だったが、21年はどんな年になるのか…
全然見通しが立たない。
でもやることは変わらない。
100年前のスペイン風邪(インフルエンザ)のときと同様にうがい、手洗いをしてマスクを着用し、換気をよくし、密を避けるだけ。
そして、浮いた時間やお金を別のことに使う。
今できることをやるだけ。
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