家族信託がわかる人いますか?

2019年07月15日 | 社労士
ファイナンシャルプランナー主催の勉強会に参加したときに「家族信託」が話題になった。
私は正直言って、なんのことかさっぱりわからなかった。
女性二人が「家族信託」いいよね~、今注目されてるよね~、といかに「家族信託」がいいことかをアピールするが、別の人は、我々からするとどうも信用がならないと言い、でもどうやらどちらも「家族信託」なるものがどういうものなのかちゃんとは知らないまま、不毛な会話が延々と続いていました。
私はその不毛な会話から、どうやら成年後見とちっとは関係ありそうな気がしたので口を挟んでみた。
成年後見とどう違うのか、成年後見があるにもかかわらずこういった「家族信託」ができた背景はなんだろう?
でもやはり誰も「家族信託」なんてわからなくて、しまいに不毛な会話も尻すぼみになった。
でも、やっぱり気になる~
で、さっそくネット検索してみたんだけど、主に司法書士が家族信託の説明してんだけど、根拠法がなんなのか、家族だろうが何だろうが「信託」ってなんなのか、自分的には絶対外せないことについて一切明らかになってないの。困った。仕方ないから手持ちの「くらしの法律百科」を調べたら、ようやく信託法って法律があることがわかった。なんでこのこと書いてくれないのか?当たり前の常識だからか?まあいいや。
それで検索したらようやく少しわかった。
家族信託・信託法改正・背景とか入れると不動産屋とかのサイトが出てきてようやく次のような概要がわかった。
・大正10年に信託法と信託業法がセットで立法された。当初より商事信託を念頭に置いていた(投資信託とか?)個人の財産管理などについてはあまり考えられていなかった(みたい)
・信託とは、財産管理制度のひとつで、信託銀行は内閣総理大臣の許可が必要で、信託業法の他銀行法の規制も受ける。
・高齢化がすごく、後見制度では不十分(これ自体すすんでないし)なので、後見制度を補う形でできた(みたい)あと、民法の委任、相続を補うとか。
・平成18年に、80年以上ぶりに信託法の大改正があり、70条ほどしかなかった信託法が3倍近くのボリュームに!(たぶんここで個人財産にいっぱい規定ができたのではないか)(読んでないのでわかんねえが)
・財産管理を委託する年寄りとかが「委託者」で任される息子とかが「受託者」で利益を受ける人が「受益者」っていって、三者いるらしいがよくわかんないな。
おじいさんが、いざとなったら妻をたのむ!必要なカネはオレの財産を使ってくれ!って息子に頼んだケースだと…
委託者:じいさん
受託者:息子
受益者:妻
かな?
でも自分がボケたら施設にちゃんと入れてくれよ。カネはオレの使ってくれ!(じじ棄て山に捨てるなよ)って息子にたのんだら、委任者も受益者もじいさんではないか?
・家族信託の場合、裁判所の監督とかはないみたい。でもって、受託者に名義が移るし、受託者本人やその家族のためにじいさんのカネを使える。

私、いくつかのサイトや本をみて、なんかケアマネ時代を思い出した。
じいさんの年金や財産を当てにしてる家族、当事者のじいさんよか自分たち優先の家族、なんとかじいさんの財産を減らさないで相続財産増やそうと思ってんじゃね?と疑いたくなるような家族。(ばあさんはカネない場合が多いのであえてじいさんを選んだ)

家族信託いいわ~って、家族がいいんちゃう?
成年後見だと家族のためにカネ使うときって、必要性をちゃんと家裁に説明しないといけないけど、家族信託はしなくていいだろ?

まだ調べ始めたばかりだが、それほど「本人」にとっていい制度とも思えないな…

こんなサイトも…わけのわからぬ家族信託
この人(弁護士)、信託法はわが国にはなかった。それが平成18年にはじめて立法されたって言ってます。参考まで。
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社労士法改正でできたあの「補佐人」の意味、今朝はじめて知ったよ~

2019年07月15日 | 社労士
4年ほど前に社労士法の改正で社労士が補佐人業務をできるようになった。
私この意味全然わかんなかった。
わかんないのに、補佐人補佐人て言ってた。(アホ)
今朝、民事訴訟法の教科書を読んでてようやくわかった。
以前月刊社労士にのってた体験談があり、未払い賃金を請求されている会社側の裁判に、弁護士と共に補佐人としてでたところ、なんの権利があって社労士がいるんだというようなことを言われ、法改正を伝えると、裏に戻って確認し、初耳ですと言われたなんて小話みたいなのをブログに書きましたが、裁判官さえ知らなかった社労士の補佐人ってやつです。私の方はと言えば、裁判官とちがって、社労士が補佐人に!は知ってるが、肝心の補佐人がなんなのかちっぽけ知らなかったのです(ちっとも知らなかったの意味で小4の娘はちっぽけを使う。間違ってるけどかんじはでてるので借用)
補佐人とは裁判所の許可を得て、当事者や訴訟代理人の主張を補足する者です。言語や聴覚の障害のため、又は日本語が不十分な外国人のための通訳などの他、専門的・技術的知識が要求される場合等に補助するために出頭するのですって。
詳しくは安西先生のサイトで!
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絵本で推奨、バス運転士の長時間労働

2019年07月14日 | 社労士
子どもが学校で借りてきた絵本『よみきかせお仕事えほん みんなをのせてバスのうんてんしさん』(作 山本省三、絵 はせがわ かこ)を読み、バスの運転士さんのお仕事がわかりました。

主人公のだいすけおにいさんは朝7時に営業所に行き、8時に運行スタート。午前11時に一旦戻って食事をとり、12時半から再運行。営業所を後にしたのは午後9時。

なんですか、この長時間労働。
変則的な勤務でしょうが、そういったことは(小さな子ども向けですから)全く書かれていなく、昼の休憩以外の休憩にもふれてなく、仕事内容だけがせっせと書かれています。お仕事えほんですからいいといえばいいのですが、もう少し当時の流行のワークライフバランスってやつを入れてほしかったです。

でもだいすけおにいさんの仕事ぶりはていねいで、車いすの乗客にもやさしかったので、どこぞのバス会社とは大違いです。どこって、そりゃあそこでしょ。

自分もこのように言われる仕事ぶりではなかったか…
人のフリみて我がフリ直せ。
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5年間社労士でございを続けたぐらいじゃ労働法はさっぱりわからない

2019年07月14日 | 社労士
4月のはじめに読み始めた労働法の教科書がまだ半分ほどしか進んでいない。
新たな法律の視点はあるものの、内容自体は概ね知っているものである。
なのに、さくさくとは進まない。
500ページとやや分厚いが、通信の初学者向けであり、字は大きめで、わかりやすく説明してある。
なのに、3か月を経過してなお半分ほどのところでもたついている。
刑法各論、刑事訴訟法、民事訴訟法、物権、商法を同時進行させているせいもある。
しかし自分的には「社労士経験5年」なので労働法は1か月ほどであらあら読破できるだろうと踏んでいた。
なぜさくさく軽くいかないのか。
よーするによーわかってなかったから。
法律書なので判例が山ほど出てくんだけど、知ってるのはごくまれで、ほとんどの判例を知らない。
法律の具体例を実はよくわかってない、否全然わかってない。あてはめが全然できない。
紛争解決代理の研修のときに、DVDに出てたオジサンが、「昔は経験のある社労士がその経験を活かして紛争代理の知識を学んだものだが、最近は資格取ってすぐにこの研修を受ける人が多い。なので研修のやり方を考えないといけない」というようなことを言っていたが、そんなところだ。
5年たらたら社労士でございをやったぐらいで労働法がわかるわけないのだ。
2年程労働行政に雇われたぐらいで労働法がわかるわけがないのだ。
(何年雇われても定型業務しかしてないとわからないのだけど…)
どヒマな今こそ労働法!と勇んでみるが、肩こりがひどく、ストレッチにいそしんだり、コーヒーブレイクしてみたり、結局ヒマでも進まん!
気持ちは焦るが商売を続けるならなんかするか…

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社労士もういいわ…と思っていたが、そうは問屋が卸さなかった

2019年07月13日 | 社労士
勤務する社労士法人を先月末で退職し、社労士はもうやめとくか…と思っていたのだが、成年後見を引き受けているためそうは問屋が卸さないということがわかった。
成年後見センターから呼び出しをくらい、上層部のお偉方から
ちょっと!あんた、何勝手なこと言うとんの!?
成年後見ってどんなもんかわかっとんのか?
ああん?あんたが社労士の仕事するかどうかそんなもんどうでもええわ!
せやけど、成年後見はやってもらうで!!
ええな!!!
「はあ、そんなら続行ってことで…」
あっさり折れた自分です。
(注:決して関西弁ではありませんでした。作り話です)
実はこうなるだろうとおおよそ予測はついてまして、ちゃっかり新しい名刺まで作ってました。
ただ事務所名はテキトーにつけました。
県会で事務所名を聞かれ、テキトーでいいっすか?と言って伝えたら、これは…と難色を示され、連合会に問い合わせをされてしまい、なんと「いいです」となった。ただ、ハートや☆をつけるのはダメだって。
ってことで、さっそく今日成年後見研修に行ってきました。
結果は行って大成功でした!!
すごくいい研修でした。びっくりしました。
長丁場だったので途中しんどくはなりましたが、眠気はまったく生じませんでした。
弁護士、司法書士、社労士がそれぞれの専門分野について、自分の経験をフルに披露しながら講義をするというもので、先生嫌いの私でもきょうの3名には「先生!大変勉強になりました!」と感謝の気持ち満載です。
社労士もうええわ…とふざけたことを行ってる私を、理詰めでねちねちと根気強く説得してくれた先生方にも感謝です。
2週間ぐーたらした後なので、さすがに研修内容には身が引き締まるかんじがしました。
きょうの研修は何がよかったかって、事例が自身の経験をふまえたもので、それゆえ臨場感がありました。
机上の空論ではないものはおもしろいです。
ってことで、4年ぶりのやんわり鉄拳でした。
今後ともよろしくです。

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