筋トレに対しての懸念

こんにちは✨
いつも“くまさん家”を、ありがとうございます✨

昨日のブログに“プロテイン”の事を書きました。
そのプロテインと併せて、巣籠もりでブームになっているのが“筋トレ”です。

筋肉をつけることはいいことです。
でもつけすぎるという事はいかがなものかと。

少し前までは腰が悪ければ「腹筋が弱い」とか「背筋が弱い」とか言われ、その弱い部位を補強すると腰痛は治まりますよ！と言われて来ました。

あたくしも腰が強くないです。
でも背筋は弱くないです。
そう考えると、弱いから鍛えろ！という説が成り立たない気がします。

ある整体師の方も同じような事を言われており、「やっぱりそうだよな～」と納得した経験があります。
ですから、今の筋トレブームは、業界内ではちょっとした懸念が広がっています。

筋肉を鍛えるという事は、筋肉が太くなるという事です。
輪ゴムを想像してみて下さい。
輪ゴムを5本で引っ張るのと、10本で引っ張るのはどちらが強いか？
10本ですよね。それが20本になり、50本になると引っ張る力はもっと強くなります。

筋肉は繊維の束です。鍛えれば鍛えるだけ、その束は大きくなっていきます。
そこに張りが出ると、その部位が腰だと、腰への負担が大きくなります。

筋トレして筋肉量が増えれば増えるだけ、腰への負担が大きくなるので、腰痛という症状が出やすくなりますよね✨

実際に腰痛で来られる患者さんは、何らかのスポーツをしているか、していたか。の方が多いです。
ぎっくり腰もそのような方がほとんどです。

ほとんどスポーツをした事がない方は、あまり腰痛で来られる事はないですね。

筋トレで、ボディーバランスとテレビ等で煽られていますが、ちゃんと自分の体に合った筋肉量にして下さいね🎵

今のブームで、5年後以降から腰痛の患者さんが増えない事を祈るばかりです。

プロテインにしても、筋トレにしても、しっかり自分の体に合った物を選ぶようにしましょう🎵
歩くのが1番です✨