これは一定の場所に集中して何らかの力がかかり続けているということだ
■何らかの力=水
地下から上昇してきた水が地殻を膨張させて、地殻膨張を元に戻す作用が起きたときに地震発生
京大・金大の研究者のGPS観測で、震源地周辺の地下10km~15kmの地殻が膨らんで、中に何かが大量にたまっていることを確認。その何かは水orマグマの流体
■なぜ流体だとわかるのか
★地球の磁場を地磁気という
地磁気は地球内部の外郭から発生する
★【外郭は鉄が主成分で巨大圧力と高温で融合状態にある。この鉄の流動運動により生ずる電流により地磁気発生する】
★地磁気はさまざまな地球環境運動に応じて刻々と変化する
をふまえて
★岩石(地殻)は加えられた応力応じて磁気や電気を発生する。
★岩石(地殻)は加えられた応力による歪む
岩石の歪み=応力に伴って 磁気や電気が発生し、周辺の地磁気も変化する
★地磁気の変化に伴って地下を流れる電流も変化している
その電流の変化を調べると地殻内の流体の分布がわかる
(なぜ電流の変化で、流体の分布がわかるのかは、、詳しくは磁気流体力学を参照)
■水はどこから来たか?
太平洋から日本列島の地下へ沈みこんだ海洋プレートに入りこんだ水。普通はプレートとともに地下深くに入っていくが、珠洲地震の震源地周辺では、地下250km程から【何らかの原因】で水が分離し、地下10kmまで上昇した
■水による重力変化調査
東大研究者が2月より珠洲市にて流体による重力変化調査のための重力計を設置したとの情報がある
重力計は
★流体の動きを継続的に追える
★重力が変化すると、流体は上昇移動したことになる(流体上昇だから震源地は浅い)