人生の坂道

持病を持つ身になったことをまだ公にできないのですが、
自分の体や心の変化を日記代わりに綴っていきたいと思います。

つばな?

2022年06月14日 | 植物
ウォーキングコースとして私のお気に入りの場所。
幾つかのコースの中でも、一番のお気に入りかも知れない。


いつも豊かな水をたたえている川の土手。
ただの草原と見る人が多いかもしれないけれど
四季折々に表情が変化しているンですよ~

私はそれを眺めながら、
時には
ウォーキングの足を止めて
気になる植物を覗き込んだり
手を添えて、眺めてみたり。。。

まるで其処ら中の自然を独り占めした感覚
空と 水辺と 植物と そして 私

つい先日
一面の緑の中に
白い穂をなびかせている つばな に引き寄せられました

小さいころの思い出が
遥か遠くに霞んでしまった思い出ですが
輪郭のぼやけた絵のように
思い出されました。

土手で穂を出している つばな を
ツーっ と引き抜いては 
食べた
そんな思いでを


写真のように たけてしまったら
駄目ですよ
こんな姿からは 別の物を連想しました

夜市で買ってもらった
綿菓子
口に入れたら
スーーッと 溶けてしまう
あの
綿菓子ですよ

割りばしに 残り少なくなった綿菓子が
こんな姿に 似ていたような気がします

私は、つばな と云っていましたが
夫は ズンバ と云います

つばな の方が 良いな~~

調べてみましたら

千茅(チガヤ)の葉鞘から出る前の膨らんだ花穂を
つばな(茅花)と云うそうです。
初夏、鞘をほどき銀色の美しい穂をなびかせる。
茅花の中の穂には、微かな甘みがあることから、
昔から子供のおやつとして食べられてきた。

・・・と、こんな風に紹介されていました。

食べてもたべても・・・お腹の足しにはならなかった
遊びの感覚で、
でも そうやって食べられる物という知識が受け継がれていたのですね。

今の子供達には多分
受け継がれていないでしょうねぇ~

三日月のほのかに白し茅花の穂 
    正岡子規

数年前のことですが

2021年07月13日 | 植物
ガマの穂、ご存じの方は多いと思います
生け花に使われていたりしますね
ウォーキングの時に写したものです(数年前に)
私の活動範囲では、この一か所以外に
ガマの穂は見られません(私は、知りません
私が知っていた蒲の穂って、この状態のものでしたが・・・

ある時、ちょっと観察!! って、行ってみたところ
あら まあ!!  えーーーっ! 
すっごく、 ビックリ仰天!


お分かりになるでしょうか?
1本の茎に穂のようなものが 上下に二つ!!
(6月の終わりごろです)


上の写真は 穂の太さが分かりやすいように
私の小指とならべてみました 笑
私の指は男性並みに 太いです。。。


そして、上の部分は 雄花?  花粉がでます
黄色い花粉を 下の雌花に振りかけるみたいですね

この時。。。わたし 
ホントに とても驚いて。。。
誰かに教えてあげたくて。。。
興奮してしまいましたよ~ 😲 😉 

これが順調に生育したら、1枚目の写真のようになり。。。

やがて 茶色い部分が裂けてきて
真っ白い 綿のようなものが モコモコと。。。
殻を破るように 出てきます。

とっても 不思議を感じる植物です。

ところで

「大黒様」って文部省唱歌をご存じですか?

普段には思い出すこともない
遠いとおい むかし。。。

そういえば、歌ってたかも?
なんとなく、口ずさめますから ♪ 

一部分だけ載せておきますね(あなたは歌えますか?)

大きな袋を 肩にかけ  大黒様が来かかると
ここに因幡の白うさぎ 皮をむかれて 赤はだか
   。
   。  
   。
「きれいな水に身を洗い ガマの穂綿にくるまれ」と
よくよく教えてやりました
   * 大黒様とは オオクニヌシの命です
************

この記事を書くにあたり、ググってみましたら
思い違いがありました。

歌詞自体にも混同があるようですが、
真っ白いガマの穂綿で うさぎを覆うのではなく

雄花の黄色い花粉に 薬効があるので
花粉でくるむという事に意味があるようですよ!

 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

出雲地方の歌だと思うのですが
あるバスガイドさんが 島根の子供たちが乗ったバスで
ガイドをした時に、
この歌のことを 子供たちに話したところ
大半の子供は この歌を 知らなかったそうです。

残念な気持ちがしますね。

だけど・・・ひょっとしたら
私が住んでいる 岡山の子供たちは
桃太郎さんの歌を 歌えるのかしらって
チョッと 気になります。