ウォーキングコースとして私のお気に入りの場所。
幾つかのコースの中でも、一番のお気に入りかも知れない。
いつも豊かな水をたたえている川の土手。
ただの草原と見る人が多いかもしれないけれど
四季折々に表情が変化しているンですよ~
私はそれを眺めながら、
時には
ウォーキングの足を止めて
気になる植物を覗き込んだり
手を添えて、眺めてみたり。。。
まるで其処ら中の自然を独り占めした感覚
空と 水辺と 植物と そして 私
つい先日
一面の緑の中に
白い穂をなびかせている つばな に引き寄せられました
小さいころの思い出が
遥か遠くに霞んでしまった思い出ですが
輪郭のぼやけた絵のように
思い出されました。
土手で穂を出している つばな を
ツーっ と引き抜いては
食べた
そんな思いでを
写真のように たけてしまったら
駄目ですよ
こんな姿からは 別の物を連想しました
夜市で買ってもらった
綿菓子
口に入れたら
スーーッと 溶けてしまう
あの
綿菓子ですよ
割りばしに 残り少なくなった綿菓子が
こんな姿に 似ていたような気がします
私は、つばな と云っていましたが
夫は ズンバ と云います
つばな の方が 良いな~~
調べてみましたら
千茅(チガヤ)の葉鞘から出る前の膨らんだ花穂を
つばな(茅花)と云うそうです。
初夏、鞘をほどき銀色の美しい穂をなびかせる。
茅花の中の穂には、微かな甘みがあることから、
昔から子供のおやつとして食べられてきた。
・・・と、こんな風に紹介されていました。
食べてもたべても・・・お腹の足しにはならなかった
遊びの感覚で、
でも そうやって食べられる物という知識が受け継がれていたのですね。
今の子供達には多分
受け継がれていないでしょうねぇ~
三日月のほのかに白し茅花の穂
正岡子規