人生の坂道

持病を持つ身になったことをまだ公にできないのですが、
自分の体や心の変化を日記代わりに綴っていきたいと思います。

人口減少のニュースで

2024年06月13日 | 思い出
 
              我が家の紫陽花にとまったアカタテハ

最近、何かにつけ「人口が減少してきた」
と、よく耳にするようになった。

人口減少といっても、若者が減り、老人の割合が増えては
社会の仕組みにも弊害がでるだろう

そういうニュースを耳にすることが増えたと感じていたが、

今回は、外科医が減った とテレビで云っていた。



父は町医者で、外科医だった。
田舎の町立病院に派遣され
私が生まれる頃に、ちいさな医院を開業

それから
2、3回同じ町の中で転居をし、
少しずつ医院らしくなったのかな?


私が幼稚園~高校生くらいの時期に借りていた建物

この写真は近年撮ったもので
無人になって、 久しく
よく残っていたと感動だった

私が小学校低学年の頃だったか
破傷風の患者さんが
荷車に載せられて運ばれてきたことがあった。
(そう言う時代だったのです)

父が往診で使うのはサイズの大きい自転車
(あの時代の人にしては体格の大きかった父)


大事な自転車は
夜には
玄関の中に大事にしまわれた。


私が高校生のころ、父は耳鼻科や内科の先生と一緒に
新たな病院を設立し、
最後まで其処で働きました。

私の兄も、その父の後を継いで数年勤めた後
自分の医院を開業しましたが、
それも数年前には閉院し
最近、取壊し更地になった。

人の一生は
長いようでも、案外あっと云う間かもしれない

医療は随分進み、特に外科などは
個人の医院では対応しきれないでしょう
(私が口出し出来ることではないですが)

父の時代、夜昼なしに呼び出しが。。。

小学生の私を連れて
少し大きな街へ、映画を見に行くことが時々ありました。

映画館で
呼び出しがかかります
○○からお越しの△△先生、お電話がかかっております」と。

薬の指示でしょうか?

家に居ても、夜中にも
しょっちゅう
電話

電話だけでは済まなくて、
夜中に起きて出て行くことも。。。

命を預かるって事ですものね

今は時代が変わったから
個人医院(病院)では無理かもしれないですねぇ?

どの職種でも
携わる人が減少するのは、困ると思いますが。。。

外科医減少のニュースで
忘れていた昔の暮らしぶりを
思い出しました。



1冊の本から

2024年06月05日 | 思い出
新聞の「読書日和」コーナーに導かれ本を買った。
著者「宮本輝」の名前に導かれたと云った方が、当たっているかもしれない。


丸善(私の住む地方の)で「この本を・・・」と云ったら
「え~と、今 切れてるかも。 新聞に出ましたから・・・」と
店員さんがそう呟きながら、探して下さり
「1冊、在庫がありました」と。
ラッキー!!

思った以上に厚みの無い本だこと。
日頃、あまり読書をしない私には、ちょうど読みやすいかも?

ところで、これを読みたいと思ったのは
以前(2013年)スペイン旅行の時に持って行ったのが
宮本輝の「草原の椅子」だった。

その頃は、小さいスケッチブックを持ち歩き、
手当たり次第に描きたくてね!


団体旅行だから、ゆっくり描いたり出来ないで
いつも走り書きだけど、
ホテルや乗り物の中などで描いてたなぁ~

今は、その熱はすっかり冷めてしまったが💦

暫くぶりに取り出して、開くと
思い出せて
懐かしい💖

下手だけど、少し載せます




小学校だったかな?
遠い昔に学習した「シエラネバダ」という名前に出会って
何だかわからないけれど感動した
何の勉強でこの名前が出てきたのかは…忘れてる💦


旅行の時には、その時の服装を書いておくのがいつもの事。
出発したら暫くは、乗り物だから時間がある。






絵は、いつまで経っても上達しなかったけど
自分で懐かしむ手助けにはなってるから
まあ、良しとしましょう!

人生って なんだろう?

2024年04月12日 | 思い出
私の住む此処は、桜吹雪のような
満開はすこし過ぎているけれど、
散った花びらの重なりも美しいし
風に舞う姿にも うっとりしてしまいます。



先日、訪問させて頂いたSlow Stepさんのブログでは
竹内まりやさんの「人生の扉」に触れられていました。

私も大好きな歌でしたから、
懐かしさ(最近、聴いてなかった)がこみ上げると同時に
私が初めてこの曲を耳にした時の感覚が、蘇り
その時に書き記したものを、開いて見直したり。。。
  
それが ↓ ですが

 これは、色が色ですから、見にくいですが

竹内まりやさんのCDを、友人のYさんから借りて初めて聴いたのが
2008年のことです。

彼女が「しびれるんよ!」とメールしてきた曲を
私もワクワクしながら (聴きました)

我が家のコンポがご機嫌悪く、
ポータブルの方でかけてみた。
いまいち、シャープさが足りない。

Yさん、特にお気に入りの「人生の扉」
私も、これが一番だ。

翌日、コンポのご機嫌よくなって、
やっとシャープな音で聴けた。

詩が、心にズ―ンと沁み込んでくる。
五月晴れの さわやかな朝に  (2008、5,3 )
  の部分は2008年に記してあったもの

親友のYさん、私より3つお姉さん
とても気持ちがやわらかで、
周りの人たちのことに、気遣いをしてくれる方です。

2008年って、随分昔のことになってしまいましたが
    あの時の
 胸の高ぶり? 高揚感?
 今 又 思い出しています。

普段、音楽を聴くといえば
クラシックばかり。。。

でも、時には 
言葉で、直接、ストレートに
受け止められる
こういった曲も 良いなあ~と
Yさんに教えられた気がしています。


ラジオ深夜便から 佐藤初女さんのこと

2022年07月17日 | 思い出

ベッドでラジオ深夜便を聴くことはひとつの楽しみとなっています。

とは言っても、聴く…とは言い難く直ぐに眠りに落ちてしまうことも多いのですが。

今日は朝だったし、 私の体験した思い出に繋がって

懐かしく耳を傾けました。

↓ の 佐藤初女さんに繋がる話だったから

2016年にお亡くなりになっていますが、

彼女の働きに共感した若い方達の、新たな行動が

起こっていることを知った今朝の番組。

 

もう手放してしまったかも? と思いながら

本棚をさがしてみると

ありました~

弘前で森のイスキアと名付けられた建物

そこで佐藤初女さんにお目にかかってから早11年にもなります。

 

あるサークルのような所から連れて行ってもらいました

この建物(森のイスキア)

 

人生に迷い、疲れた人たちが訪ねてくる

”受けとめてほしい”と願いながら満たされず

心に傷を負って

 

悩み苦しむ人たちのために料理をつくり

一緒に食べ、話を聴く。

 

ともに食することは、ともに在ること。

どんなに言葉を尽くして話すより

深いところで通じ合えます。

       著書より抜粋

佐藤初女さんはお亡くなりになられましたが、

今朝のラジオ深夜便で、佐藤さんの活動を受け継ぐような若い方が

いらっしゃることを知り、嬉しく思います。

 

日本人なら誰でも大好きな おにぎり

誰でも 作れる おにぎり

ですが、

ちょっと、こだわりの作り方です。

されど、おにぎりです。

 

おむすびの会

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