払いのけることがら

秩序指向、ロマンチシズム、非合理主義

ドイツ人の映画監督は、日本人の心をこの三つのキーワードをまじえて話していたな。
その映画監督は、それを語るうえで、小津安次郎の「東京物語」はどうしても外せないんだよ、とも

ぼくそれ大学でみたんだが、なんせ退屈で、途中でやめてしまったんだな
そう、映画監督も学生のときにみたけれども、やはり退屈で途中まででやめたんだって

うーむ、名作をみるには、年齢をかさね、修業をつまねばなるまい
父いわく「メシたべるシーンばっかりの映画」
……

アメリカ…！
日本人が非合理主義なら、アメリカ人は真逆、はるかに合理的なやりかたで生きてきた。
ぱっと見、制度は簡潔、人柄は明快に思われるこの国は拳銃とライフルをめぐる一連の騒動で、うしろにも引けず、前にも進めない状況になっている。これはなぜだ。