さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

エチュード

2010年05月21日 | 三角記事
荒川修作が死んだ

一刻一刻と静かになってゆく世間のような気がする

、のような気がする
ということを切り離して、歩いてはいけないな、と、静かでうすい霧の夜道を歩いていた。
なにしろ、塗り込んだような夜だったから。


歩きながら、歩いているのをみて、歩いているな、なんてことは、みんな知っていることだ。
だからいまさら言わなくてもいいはずなのだけど

とにかくこうして絵を描いていることを、描いているなんて、むりやり引きずり出された言葉だなあ。
当たり前でしかないなあ。

でも歩くことは歩くことにしかできないように、絵を描くということは絵を描くということにしかできないな


こうしたさだまらない足どりが許されるのは、たぶんここだけだ

ぼくのパネルは思っているより広くて深い
ここで愛したり悲しんだり、よかったりうれしかったり、腹がたったりふがいなかったり、憎んだりねたんだり、すねてみたりおなかが減ったり、ふられたり眠ったり、鼻のあたまべったり、バッタリ会ったり、叩いたり叩かれたり、ダイアリー書き込んだり、飲んだり吐いたり、


ずっと歩いていたい

記憶のポスト

2010年05月20日 | 三角記事
だんだんいいかげんになりつつあるあれやこれや
いったいなにがしたかったのだろうか
それもよくわからないくらいにいいかげんになりつつある
深夜はマインドゲームというアニメをみた

そうか
これが現代

ていう印象で、果てしなくばからしさの道はひろがっているのだね
そのあとには俺たちに明日はないをみた

これがひと昔
ばからしさはとても怖いことだったはずだ

ぼくはくだらなくてばからしくて果てしなく意味のない幅を、広げていかなければならないの?
それはいつになったら、自信をもって、幅をきかせて、胸をはって、主語のある文章を書けるの?

ぼくは( )、わたしは(貝になりたい)、我々は(宇宙人)、みんな(元気)、がんばれ(元気)、おれは(直角)、男(おいどん)、きみは(スター)、奥様は(魔女)、岸壁の(母)

母は歯の幅を測って腫らして走って歯医者に駆け込みました。

テテズン

2010年05月19日 | 三角記事
ずいぶんと冬物にまぎれて、おきにいりのシャツも収納してしまったので
また取り出す

そしたらまたべつのシャツが気になる
まあこんな日もあるんだろうなと、べつのシャツのほうを今日は着てゆく

ぼくは「さびしいねえ」というと、やまは「さびしいねえ」といいました

寝ているのか起きているのかあいまいなぐらいだ
そしてまたやってきただろう、しめった空気が
去年、温室みたいに感じたあの空気だ
傘は学校においてる
ただ家から傘を持って歩くのが嫌だったからだけど

そうしたら
どうもしない
こうあるだけだ

幻惑に憑かれてしまった

うたかた

2010年05月18日 | 三角記事
ことばの意味もよく知らないで、ことばはいらないと思いこんでいたな

自分がいまここでこうして立ち止まっているのも、たんなる偶然のつみかさねでしかないのだろう

あんがい全部偶然なのかもしれない
偶然に偶然をかさねたら、それはなんという偶然なんだろう。ただのそれか。

深く立ち止まったのも、ぼくが三回生のときに、このイスをえらんだからか
それはあまりにも早すぎた選択だった
佐川さんの座ったソファに、自分がまたすわるには、ぜんぜんまだ足りなかったのだろう。

主語のない、動詞だけの文章。うんざりの文章か これは

ただ夢のような、ダイナミックな世界があるのなら、そこに行くのだろうけど
ぼくが眠ってしまったら、ぼくはもうすることがない

日傘婆さん

2010年05月17日 | 三角記事
小さい川向こう岸
なんか日傘ががたがたやってくるなと思ったら、自転車に日傘を装着したおばあちゃんのゆっくりスピードでした


いまどうなっているのかぜんぜんわからんけど、この日傘ゆっくりマシーンはたしかにあったようだな
なんて、そんな簡単に言えてしまう自分がおかしいな


きのうの夢はびっくりした
なにげに書き綴ってしまったよ
合評の夢でしゃべるぼく、その続きをぜんぶ聞きたかったのにから


おばあちゃんおじいちゃんが多いな
気になるだけか。
なにしろあれだけの夢を消費して、起きたとたんにぐったりだったものな

ぬるくなる

2010年05月16日 | 三角記事
なんで言わなかったんだろう
おれも みんなも
たぶんそれがそうなんだろう
いまここもずいぶん暑いけど、まあだれも言わないだろうね
言わないのなら、それはとても辛抱強いということか。忍耐を続ける ということか
言えないのは、臆病だからか
すべてがそうじゃない気もするが


四十人のスピーカーに囲まれて聴いたよ。
レゾナンスしてしまったよ。
解説のあとは、とてもすいていたね。
解説学芸員のマイク電池すぐに切れていたね
前髪がちょっと上向きにクルーンってなった学芸員


絵画を描くことは、絵画をみることだ

安藤忠雄財団のとこから眺めた夕日はすごくきれいだったし、観覧車に乗ろうかどうか、すこし悩んだし、渡し舟は最終20時30分に間に合わなかったし(それ以降の人は、もう向こう側にはいけないのね)

歩いたのが、いちばんよかったのかわからないけど、時間かせぎにはなったねえ

今日も晴れるだろう
いろんな人がすでに歩くだろう
その中で、ふたりが歩いた足あとは、あんがいすぐに
見えなくなってしまうよ
いまはまだ、あなたとともに、ここにあるけれど

この空のむこうは夏

あわや

2010年05月15日 | 三角記事
パンヤの綿をつめたぬいぐるみがあった
あれはもう、どこにいってしまったのかわからない

あるときまでここにあって、なくなるときはいかにも静かになくなってしまった
なくなってしばらくは、そこになにもない不安定さが 危うさがあったのだが
その違和感も消えてしまった
どれだけのエナジーが次々に生まれて消えたか


これから出ていくけど、そんなことを思いだしたのはなぜだ
駅のホーム裏の、広大な空き地のせいか
遅々としてすすまない作業。嬉々としてうけとってくれる人たち。
キリッとしてかっこいい顔立ち。
きっとまたしてしまうだろう友だち。

町の景色

2010年05月14日 | 三角記事
なにを落ち込んでいるのかもわからない
わからないってわからない

なにをあせっているのか。あせらせる

目の前を通り過ぎるもの
呼び止めても通り過ぎるもの
あなたはやっぱりそのとおりだと思う


でもいいんだ このままで
もう少しここに もう少しここにいたいから
昨日の不安 忘れないように
いつかの怒り 消えぬように
春の日差しのなか 風をいま感じた


つーんとしていよう。静かに、こわばらないように、あせらないようにします。追い付きませんがいたしかたありません。
それがペースだなあ

モチベーショニズム

2010年05月12日 | 三角記事
絵になりつつある絵
ふむふむの日々
声を聞きつつ描くときに感じる、あれこれはとても単純なところで色になる
それから線はいつもぎざぎざ
まだふるえているよ


気になったら気になったまま
いつからそうなったんだろうか

さわがしかった隣の部屋からは、それがしみだしていて、なんとなく心地よかった
歩いて帰りたい


そうだな
今日はビールでかんぱいしようかな
それから、すこしだけふれたこと、しまってしまおう