さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

ゴロガタリ

2013年02月18日 | 三角記事
サイゼリア
さいきん行っていないな

街角ロンリネスという路上ギターのグループをつくったとき

あれは ほんとうに グループだったのかギモンであるが

そのあとに一度立ち寄ったのがサイゼリアであった
なぜか忘れない

こういう
果てしなくなんでもなく実にどうでもよいできごとが
なぜ記憶として残り、他のもっと重要なルールは忘れてしまうのだろう

ぼくの脳は変わり者である

咳をしたら五人

2013年02月17日 | 三角記事
ネガティブなことわざをポジティブにしたらちょっと幸せな気持ちになった

目の上のまゆげ

馬の耳にそっと息をふきかける

咳をしたら五人

急がば飛行

貧乏暇

今日の敵は明日のフレンズ


さいごはルー大柴のようになってしまったな
ルー大柴さいきん見ないけど元気かな

花の色は移りにけりな いたづらに 我が身よにふる ながめせし間に

文化

2013年02月16日 | 三角記事
「出待ちだって出待ち」

女子らのキャッキャ声がきこえる
韓国からスターがやってきたらしい
ロシアではスターが激突したというのに

わたしは出待ちを「出町」と聞き間違えて、いまここにいる
聞き間違いだと気付いたあとも、依然として「出町」と聞こえていた
さては聞き間違いではないな

そして昨日は寒かった
黒いランバードではなかなかしのぎにくいものであった
そのうえ、手袋まで忘れて

今日はうってかわって、豪華な電車で帰路についているのである

みなさまのなやみの種

2013年02月14日 | 三角記事
どうしてこう、うまくゆかないことがあると
人は落ちこむのだろうか

それはとても、ごくありふれた
当たり前のことだって、知っているのに
うまくいくこともあれば、いかないこともある

そんなの、そんなの、わかっている
ぼくは悲しい

ものがなしい


話をするといって

2013年02月13日 | 三角記事
今日、会ったのだった
話をするといって

ただ、会ってみれば
もくもくと歩いたのだった
ときどきうたをうたいながら

電話では、それなりに、話は続いたけれど
会ってみると、なにかが胸につかえたようになって
話す言葉が見当たらないのだった

今日、会ったのは

うーん

どういうことの、気持ちでの、できごとだったのだろうか

すこしの悩みごとも、ほどいてあげることさえできなかった
今日ぼくは、本当のところ
なにを話したかったのだろう

左岸の景色

2013年02月13日 | 三角記事
左岸の景色


あなたが去ってゆく この町に
もうすぐ 雪が降る 風が吹く
うたを うたうよ
覚えているか 思い出のうた

わたしがおいてゆく わずかばかりの
あわい色をした 絵巻物
空をみあげれど
あなたはみえず あなたはみえず

愛した人はみな消えてしまった
誰かの 靴紐が ほどけていた
たたずみ 泣くまえに
うたができたよ はじまりのうた

あなたが去ってゆく この町は
いつもと 変わらないことでしょう
胸のいちばん
あたたかいところへ そっとしまおう

えっとね

2013年02月12日 | 三角記事
携帯電話がずいぶんと苦手になった
しらないうちに
世の中はタブレットという時代になったようだし

あ、タッチパネル式の、電話というかもはや小型エキスパートだな

ずいぶんと便利らしいし
道案内から今晩のおかずまで教えてくれるって、言っていたよ。

トイレの水洗に置くやつ
それはブルーレット

入れ歯洗浄剤
それはポリデント

ぶどうのようでぶどうではない
マスカット

似ているようで似ていない発音の方々にお越しいただきました。

エリートのくせに

2013年02月11日 | 三角記事
仕事ができない……

とお悩みのアナタ! 諦めるのはまだ早いですよ!!
この一冊を読めば、たちまちアナタの生活が変わります!
サア、この本を買って、堅実な毎日を実感してください!


本は、売れるためならなんでもするよ
うそもつくし
さばもよむ

本のなかでもぐんを抜いてエリートなのは広辞苑だが
こいつだって油断ならんやつだ
すぐに自分の歴史やら実力を披瀝したがる
いわゆるヤなやつだ
エリートのくせに風にページをめくられる

過去と現状と未来について

2013年02月11日 | 三角記事
今、じつはとてもしあわせである
絵をまた描いている
長いこと悩んでいたものの形があらわれてきて
左手に力漲り
ずらずらと、それをうつしとることができるようになった

淀川のふちで叫びたいくらい、うれしいことである

時間の流れが体のすみずみまでしみてきていると感じる
ぼくのいのちは、ほんのわずかなのだ
ぼくだけが知っていることがたくさんある

色即是空のことはまだわからない
ぜんぜんといえよう

ぼくにはたくさん、すきなひとがいる
そのすべてを愛することはできないだろうか

いま、すきなことをしている
とても貴重で、儚く脆く、慎重で憂鬱
ぼくらしくなく、イメージのうらがえしの立て続けである

ひとに会う
重要なセクションになる
結局ぼくはいつもとかわらない風を装うのかもしれない
かもしれないけど心おだやかではない

望むべくはとくになし
ぼくはひとりで、きみもひとりだから
ふたりあわせてなんとせう