さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

十五夜

2013年09月20日 | 三角記事
昨晩の月夜はちゅうすうの
つうすう

いや ちゃうよ あのね
ちゅうつうの
あれっ つうふう うーん苦しい
ちゅうふう

ちがーうちがーう 病気の話ではありませーん

中秋の名月

ホレ言えた
早口で言うに限るのだ。

でもあれよね
どう考えたって、この前の台風一過後の夜の方が
キンキンに輝いていましたよね
満月じゃなかったけれどもよ

ヒットソング

2013年09月19日 | 三角記事
どんなに完璧にこなしたとしてだな
ぼくのばあい

どっか
どこかしらなにかが違っているんだな
モーそれはよしとしよう

個性個性
ハイハイ、よくある言いわけの一個
いろんな歌にもなっている
エーエー
みとめなさいと、こえたからかに歌いあげてヒットとかしてる

ぼくまっすぐに立ち上がっている
真正面ずばりお前を見ているけどな

普段を守れ

2013年09月18日 | 三角記事
猫がきます
最近ね
なにかと鳴いてうるさいんです
あいつは網戸をひっかいて開けるから

やすやすと入りこんで、ぼくの膝の上
うーん
くさいぞ

シャワーをぶっ放したら、あいつは暴れるだろうか
霧吹きでも、今はあれを見ただけで猫はすっ飛んでゆく

うーん
でも人によくなついている
網戸の開け方も知っている
もともとは何処かの家の猫であったことに違いない

指を噛んだり、顔を舐めてきたりするのもそう
ゴキブリをとって食べているところをこの前見かけた
じつにすばやかった
ただ、その足でぼくのほうへ寄ってきて
ザラザラと舐めだしたのには困った

ッシュン

2013年09月18日 | 三角記事
リーマンが朝早くから出かけてゆくぞ
ホレあの通りを見よ

小さな路地からどんどん合流して、あの通りも大通りへ合流してだな
リーマンたちが列をなしてゆくぞ
向かってゆく
歩いているぞ
あのステーションへと

やがて大通りに陽がさすぞ
さすぞさすぞ
リーマンたちを紅に 美しく染めあげるぞ

リーマンたちをのせた列車が
規則正しく運んでゆく
次へ次へと川をこえて

売店

2013年09月17日 | 三角記事
コンビニや売店で
簡単に目標や夢が見つかればいいのに
高くない値段で買えたら
気軽にそれを使えたら

コンビニや売店に
夢や目標がおいていないのには
たぶんわけなんか
ないんだろうな
気軽に目指すべきもんじゃあないんだよ、なんて
いつの時代の話をしてるんだって
ぼくは思うよ

最近コーヒーだって
コンビニで挽きたてのが100円で出てくるっていう時代に
手軽に気軽に
ますます身軽になってゆく時代に
何かを目指さなければならないという、どうしようもない重さは、どうしてまだいまだにそうなんだろう

集まってできること

2013年09月16日 | 三角記事
人はたぶん
ひとりで生きてゆくことはできない

とても豊かな島で
あくびをすれば木の実がぽとりと落ちてくるようなとこだって
さびしいでしょうね

背中と背中をあわせて座るのだろうし
手と手をつないで歩くのさ

聖徳太子も手をつないだりしたのかなあ
織田信長も背中合わせで誰かと座ったのかなあ

ぼくはとても猫背で汗かきだから
相手はとても
勇気がいるんだなあ

関係

2013年09月15日 | 三角記事
ぼくが移動をつづける範囲内で
空気は回り続けている

ぼくが一日ごとに往復するあいだに
風が起こって、どっかあっちのほうへ飛んでゆくのだ

今日は昼から雨が降ろうというところで
ぼくはあついコーヒーをのんで
気持ちを落ち着かせるでもなく、ただ静かにあろうとするんだよ

雨もしばらく続くというけれども、なんとなく考えることの
とりとめのなさ
とりかえしのつかなさ
とりかえのきかなさ

前人未到のペタペタ道へ出てしばらくたつけど
振り返れば、いつもすぐそばに最初のあれがあって
雨が降っていて
空が見えていて

昨日のうた

2013年09月14日 | 三角記事
なんだかすごいせっぱつまったかんじになって
ぼくはまあ、だいたいそうなんだが
いちいちさびしいと言うのもあれなのでほっておくことにした

結果的にはヨカッたようだった

しさしぶりのなにかにひたった昼間
梨をたべながら考えたこと
あの晩の、みょうなやる気の源

つんつんと考えたのだった

なしたべました

2013年09月13日 | 三角記事
梨を食べた
くださったものだ
わざわざ自転車こぎこぎ届けてくれた、甘いおやつ

なしありました
なしたべたので
なしなくなりました

ぼくは梨が好きなのだった
ちゃーんとあるのにもかかわらず、そんな名前ついちゃってまあ
恥ずかしがり屋のくだもののひとつ