青空の向こう

日常の出来事や旅の事など少しずつ

北欧10日間『 ストックホルム旧市街ガムラスタン 』 2023年 ⑲

2023-08-24 18:32:26 | 北欧4ヵ国 2023

2023年7月24日(月)5日目

ストックホルム市庁舎を出て、バスで旧市街 ガムラスタンへ。

スウェーデンの首都ストックホルムは、「北欧のベニス」と称される美しい水上都市です。

14の島からなるストックホルムの旧市街であるガムラスタンは、中世の街並みを残す

風情のあるエリアなんですよ。

魔女の宅急便のモデルにもなった街で、高い塔を持つ教会やカラフルな街並みも素敵です。

スウェーデンの国旗は、青地に金のスカンディナヴィア十字が描かれていて、

金十字旗とも呼ばれています。

青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を表すとも言われているそうです。

 

コンパクトな島、ガムラスタンはストックホルムの旧市街地であり、石畳の通りや、

17世紀から 18世紀のカラフルな建物があります。

中世のストックホルム大聖堂と、国王の公邸であるストックホルム宮殿が位置します。

 

旧市街ガムラスタンの中心部に位置する『 ストールトルゲット広場 』で解散。

半数の方がオプショナルツアーに参加。私は一人で自由行動。

中世の世界に訪れたような街並みは「魔女の宅急便」のモデルの街としても有名で、

ここは散策するだけでも楽しい場所なんですよ。

2019年冬に娘と訪れた時は、ここでクリスマスマーケットが開催されていました。

 

旅行会社の散策MAPを片手に、まずは『 ドイツ教会 』へ。

高さ83メートルの緑色の尖塔を持つオレンジ色のレンガ造りの教会は、

近くで見ると写真に納まりきらないほど高く迫力満点です。

17世紀半ばにハンザ同盟のドイツ人商人たちによって建てられた教会は、

今ではガムラスタンのランドマーク的な存在になっています。

 

ドイツ教会の内部には美しい祭壇やステンドグラスがあり、

華やかな窓ガラスと繊細な装飾が施された美しい教会です。

 

フィンランド教会の裏庭に座る、小さな『 アイアンボーイ 』は、隠れた観光名所です。

ストックホルムで一番小さなこの像は、全高14cmほど。

毛糸の帽子が被せられたり、服を着せられたりと市民に親しまれているそうですが、

夏は裸ん坊ですね。頭を触ると幸せになるとか⁉

 

王宮やストールトルゲット広場近くにある『 ストックホルム大聖堂 』。

この大聖堂は、13世紀後半に建てられたストックホルム最古の教会で、

歴代の国王や女王の戴冠式が行われた歴史を持ちます。

外観は、当初はゴシック様式でしたが、現在は王宮に合わせたイタリアバロック様式に

改築されています。内部は重厚感のある造りや美しい装飾が施されていて素敵ですよ。

大聖堂の大きな時計が印象的で、この時計どこかで見た事がありませんか?

「魔女の宅急便」の時計台にそっくりと噂されているそうです。

 

私が大聖堂を訪れたときは、お祈りの後の説法?があっていました。

女性の牧師さんが賛美歌を歌われたんですが、透き通った綺麗な声が教会内に響き、

心が洗われるようで感動しました。とても良い体験をさせて頂きました。

 

『 ストックホルム王宮 』は、現在のロイヤルファミリーがドロットニングホルム宮殿に

転居するまでの間、歴代の王族が暮らしていた場所です。

 

王宮の中庭で毎日正午と3時に開催されている衛兵交代式は、ブラスバンドの演奏と

ともに行われる華やかな催しです。

観光客でかなり込み合う為、開始時間より少し早めに訪れて、よく見える場所を確保

した方が良いかもしれません。

 

私は待ち時間がもったいないので、旧市街の眺めも良いと言う橋へ行く事に。

 

遊覧船乗り場の方に向かって歩きました。

20℃超えていたと思います。暑かったですよ。

 

橋上に王冠の飾りがあります。

 

鍵をかけて、願い事をしているのかな⁉

 

旧市街の全体がよく見えます。

下画像右から、王宮、大聖堂、ドイツ教会が確認出来ますね。

 

王宮の中庭で正午に開催される衛兵交代式を見るために戻ったら、観光客でいっぱい。

 

衛兵さんが交代されて、制服が紺から黒に変わっています。

解りやすいですよね。

 

ストールトルゲット広場に面して建つ『 ノーベル博物館 』へ。

 

博物館内のミュージアムショップの入口の上に、山中教授のサイン入りの椅子が飾って

あり、2019年に訪れた時のままでした。

 

ミュージアムショップでは、日本人受賞者が買い占めたことで話題になった

「ノーベル賞メダルチョコレート」が販売されています。

 

ノーベル賞の晩餐会で提供されるアイスクリームが食べられるCafeもあります。

娘と訪れた時に食べたので、画像をアップしておきます。(2019年12月)

ビストロ・ノーベル名物のアイスクリーム(メダルチョコ付き)は、

ゆらゆらと揺れる可愛いキャンドルと共に持って来られました。お洒落ですよね~♡

 

歩き回ったので、路地を入り込んだカフェで一休み。

 

クーラーの効いた店内でカフェオレを頂きました。

 

帰りにトイレをお借りしたのですが、使用後は施錠して鍵を返却するシステムになって

いました。お客さん以外が勝手に使わないようになんでしょうね。

 

再集合は、14時30分に王宮前の道路。

少し早めに着いたので、階段を上ってみました。

ここは、若い女性の衛兵さんがお仕事されていましたよ。

注意されてる人がいましたので、仕事柄、結構厳しい方なんでしょうね。

 

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北欧10日間『 ストックホルム市庁舎 』 2023年 ⑱

2023-08-23 04:05:31 | 北欧4ヵ国 2023

2023年7月24日(月)5日目

9時にホテルを出発し、ノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所として有名な

『 ストックホルム市庁舎 』へ向かいます。

バスに乗車して直ぐに、現地在住の日本人ガイドさんより お水が1本手渡されました。

 

朝の気温は11℃でしたが、お天気も良くて気温も上がりそうです。

 

ストックホルム中央駅を通過中。

 

バスで10分くらいで、『 ストックホルム市庁舎 』に到着。

 

メーラレン湖に面するナショナル・ロマンティシズム建築の美しいストックホルム市庁舎は、

クングスホルメン島の東端にあり、ストックホルム中央駅からも見えるストックホルムの

シンボルです。

建築家ラグナル・エストベリの設計により、1909~1923年に建設されました。

ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿をモデルに考案されています。

1920年代のイギリス建築に大きな影響を与えたと言われ、

日本では早稲田大学の今井兼次氏がいち早く紹介し、大隈講堂(1927年)のデザインに

影響を与えたとも言われています。

ノーベル賞の晩餐会が行われる『青の間』、舞踏会が行われる『黄金の間』が有名です。

 

コロナ前の2019年12月に娘と訪れた時は、同じ時間帯でしたが超寒くて、

氷点下だったと思います。ベストシーズンに訪れると、お天気も良くて最高ですね。

 

メーラレン湖。

 

チケット購入に行かれている日本人ガイドさんを、市庁舎の中庭で待ちました。

時間があれば、この塔にも上ることが出来るんですよ。

 

下画像中央入口から入場。

市庁舎内はガイドによる見学が前提です。

 

中庭から市庁舎内に入ると、1階のブルー・ホール『 青の間 』。

床に青灰色の大理石が敷き詰められている広間で、創設者アルフレッド・ノーベルの命日

である12月10日の夜にノーベル賞の晩餐会が毎年開催されます。

『 青の間 』の壁は設計段階ではレンガを青く塗る予定でしたが、

赤いレンガが美しかった為、名前だけを残したそうです。

 

大階段は幅広で高さは低く、これは女性がイブニングドレスで降りるときに

美しく見えるように設計されたものだとか。

 

1万本のパイプを備えるヨーロッパ最大のパイプオルガン。

 

天井近くに写っているのがパイプオルガンの一部です。

 

ガイドさんからお借りした、晩餐会の様子を映した写真と一緒に見たら

晩餐会のイメージが湧くでしょうか⁉

 

階段を上がって撮影。

早い時間だったので、混んでいなくて良かったです。

 

『 ストックホルム市議会議事堂 』

月に2回市議会の討論会が行われています。200名の傍聴が可能です。

 

議長席。

 

天井は、ヴァイキング・ルネッサンス様式と言う北欧的な部分の一つで、ここは必見です。

 

係の方がずっと付いてきて監視されています。触らないように。

 

王子のギャラリー。

 

ノーベル賞授賞式後の舞踏会が行われる『 黄金の間 』。

金箔を貼ったモザイクで壁面が覆われた大広間です。正面にメーラレン湖の女王と

呼ばれる女神像が新大陸とアジア大陸の間に立っている壁画があります。

完成当初は女王の性別がわからないと不評だったらしいですよ。

 

時計の上が青く塗ってあるのが解るでしょうか⁉

 

アップで。

『 青の間 』の壁のレンガは、この色で青く塗る予定だったのです。

 

赤いレンガのままにしたのは正解だったと私は思います。

 

地下にあるレストランでは、ノーベル賞晩餐会メニューを食べることが出来て、 

2名以上の事前予約から可能です。

このレストランでは、ノーベル賞が始まった1901年からの歴代全てのメニューも

体験することが可能で、こちらは10名以上での予約となるそうです。

 

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北欧10日間『 ストックホルムのホテル周辺散策 & 朝食 』 2023年 ⑰

2023-08-22 12:22:27 | 北欧4ヵ国 2023

2023年7月24日(月)5日目

スウェーデン・ストックホルムの朝は4時に起床しました。

部屋の窓からの眺めは、研究者や企業などが集まるシスタ・サイエンスシティの中心部

に位置するホテルですから、ノルウェーとは違って、建物ばかりの印象です。

 

5時過ぎの気温は11℃。

 

今回のツアーは、毎日お水が1本付いていました。

これは、ノルウェーでもらったお水ですが、私は日本のお茶を持参していたので

飲まなくて、仲良くして頂いてるツアーの夫婦に3本のうち2本あげました。

「お水を買わなくちゃ。」と言うのが聞こえたので、有効に使ってもらいたくて。

 

シャワーを浴びて、5時30分頃からホテル周辺の散策へ。

 

宿泊しているホテルです。

 

遊歩道らしきものがあったので、道なりに歩いてみましたよ。

半袖のインナーに夏物の長袖上着だけでは肌寒かったです。

 

スウェーデンのポスト。

 

早朝からバスも動いています。

 

ここで左折。

 

富士通のビルだったかな⁉

ここから左折。

 

標識からして、遊歩道らしきものを歩きました。

 

ちょっと薄暗い感じでしたよ。

 

松ぼっくりが落ちていたり。

 

何という花かしら⁉

 

鳩がいました。

 

小さな公園。

 

だいぶん通り過ぎていたみたいで ホテルを探しましたが、ユニークな高層ホテルなので

無事に見つけて帰り着きました。1時間近く歩いていたようです。

 

朝食は7時からなので部屋に戻り、一休み。

7時過ぎてから行きました。

 

ホテルの出発は9時なので、ゆっくり1時間弱ほど過ごしました。

朝の慌ただしさが無いのは良いですね。

 

昨晩、お水を2本あげた奥様からピスタチオを頂きましたよ。

飲まないから有効活用して欲しくてあげたのに恐縮しましたけど。

ありがとうございました。

夫婦でお酒が好きらしく、おつまみを沢山持参して、夜はウイスキーをロックで飲んで

いるそうで、氷はフロントで頂けるそうですよ。大きなバケツいっぱいと、ご主人が(笑)

日本のウイスキーは羽田を出国してから免税店で購入して持参。900mlで一万円とか。

 

ホテルのエレベーターは、カードキーをかざさないと動きません。

 

9時にロビーに集合して、現地日本人ガイドさんと合流。

バスでストックホルム観光へ。

 

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いのちのたび博物館

2023-08-21 13:21:32 | 日記

2023年8月15日(火)

恐竜に興味のある孫ちゃんと、北九州市にある『 いのちのたび博物館 』へ出かけました。

 

入場券を購入して、JAFカードを提示し、昆虫シールを頂きましたよ。

 

まずは、市制60周年記念事業の『 恋するいきもの展 』へ。

 

用心深い孫ちゃんは、蟹のハサミに怖々手を入れていました。

でも、怖くて奥までは入れられなかったんですよ💦

 

常設展へ。

孫ちゃんは、「きょうりゅうさ~ん」と テンションも上がっていました。

 

シースルーになっている床が怖くて固まっていました。

 

腰が引けていますが、なんとか(笑)

 

中生代、白亜紀の中での北九州を再現したジオラマで、

恐竜ロボットたちがリアルに動く『 エンバイラマ館 』も楽しめました(8分ほど)。

人気なので行列が出来ています。

 

駐車場へ向かう途中、セミの亡骸を見つけて。

 

ミュージアムショップで買ってあげた恐竜の縫いぐるみを持ってご機嫌でした。

恐竜さんも一緒にシートベルトをしていますよ。

 

「おなかすいた~。」と言うので近くのイオンに行ったけど、どこも30分待ちで、

フードコートの方が早いと判断して、イタリアンに。

 

ここも人がいっぱいで、カウンター席を何とか確保。

 

隣のテーブル席が空いたので、移動して食べました。

チーズが好きな孫ちゃんは、ピザがお気に入りのようでしたよ。

 

車に乗ったら直ぐに眠りにつき、自宅に到着まで爆睡でした。

 

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北欧10日間『 ノルウェーの首都 オスロ → スウェーデンの首都 ストックホルム 』 2023年 ⑯

2023-08-19 14:50:28 | 北欧4ヵ国 2023

2023年7月23日(日)4日目

ノルウェーのオスロにある ムンク美術館を出て、バスで空港へ。

ヨーロッパはバカンスのシーズンですから、キャンピングカーも多く見かけました。

 

陸続きのヨーロッパは、色んな国のナンバーが。

環境に配慮して、電気自動車が増えてきているそうです。

 

ノルウェーの平均的な年収は900万円。

税金を3割払うそうですが、6月に休暇手当が1割入り、12月にも 0.5ヶ月分の手当が

貰えるそうです。大学院まで無料。入院代も無料。

年金は、66.6%貰うそうで、今年は年金が8.54%もアップしたとか。

 

空港の管制塔が見えてきました。

 

空港内も人が沢山。

 

スーツケースを預けて、手荷物のチェックを受けました。

ノルウェーからスウェーデンへ移動しますが、出入国審査はありませんよ。

飛行機に搭乗までは自由時間で、各自空港内をブラブラ。

 

ナッツの入ったノルウェーのチョコレートが美味しそうだったので購入。

 

自分で機械操作しての購入で、もちろんカード払い。係の人に教えてもらって購入。

免税なので、搭乗券をかざさないと購入出来ませんでしたよ。

購入後に出ようとしたけどバーの開け方が解らず、他のルートで出ました(笑)

レシートのバーコードをかざすとオープンするみたいでした。

キングサイズ250gで、39ノルウェー・クローネ(567円)でしたが、

濃厚で美味しかったです♡

ノートパソコンでお仕事中の添乗員さんとお話ししながら 一緒に食べました。

 

SK 1484便( オスロ発 18:10 → ストックホルム着 19:10 )

ノルウェーの首都 オスロから、スウェーデンの首都ストックホルムへ。

40分ほど遅れて出発しました。

 

搭乗した航空機。

 

初めて訪れたノルウェーとお別れです。

また訪れることがあるかな~⁉

 

国際線ですが、3ー3列の小さな飛行機で、満席ですね。

 

ストックホルムを上空から。

コロナ前の2019年12月に娘と訪れていますから、2回目の訪問です。

 

スーツケースをピックアップ。

 

バスで宿泊先のホテルへ。

 

スカンディック ビクトリア タワー。

研究者や企業などが集まるシスタ・サイエンスシティ(Kista Science City)の中心部に

位置し、ガラスで覆われたユニークな建物の高層ホテルです。

 

フロント。

 

私は、1307号室。

 

西日が差し込んでいました。

 

バスタブ無しのシャワーのみ。

 

日没は21時30分頃。

部屋の窓から日が沈むのを眺めていました。

 

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