3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

2017-10-16 19:44:52 | 徒然
日曜日に奥さんと池袋で買い物をした。

2人でゆっくり買い物って久しぶりな気がした。

休日となれば必ず何処かに出掛け、一日中歩き回る事が多かった。
最近は休みの日が合わず、2人で何処かに出掛けるとしたら、予め予定し、当日気合いを入れて行かなくてはならない。

昨日は午後の2時まで惰眠を貪り、ゴロゴロしながらダラダラとYouTubeを見続け、気付いたら夜だったという、人生を相当に贅沢に使ってみた一日となった。

仕事仲間の中には、アクティブな奴もいて、貴重な休みの日も敢えて仕事入れたり、仕事とは別の活動をガンガンやってる奴もいる。休めないのと休もうとしないのは違うからね。休みの日にまで向けるべきやりたい事があるんだから。

なんかアドレナリンが常に分泌されてそうな、笑顔が怖い人もいる。

何でもいいんだけど、彼らは充実してるんだろうなって思う一方て、何処か冷めて見てて、俺はこうはなりたくねーなーってずっと思ってた。

休みの日まで仕事して、何ておめでたいんだろうってバカにしてた。


今でも、そのスタンスは全く変わってないんだけど、なんていうんだろう、何か満たされない気持ちがずっとあるんだよね。
情熱なんて言葉は気持ち悪いから使いたくないんだけど、その情熱的なものの捌け口がないっていう感じ。ぶつけどころがない感じ。


働く前の俺はこの中にあるドロドロした情熱的なものだけはすごかった。特に大学からこの仕事につくまでの7年間。その塊みたいな人間だったような気がする。今思えば。だからこんな人間になっちまったんだな。

大学時代とかって誰でもこうなんだろうけど。
まあ、バンドやりまくって、普通に卒業できなくて、普通に就職しなくて、大学入り直したり、海外フラフラしたり、編集者になったり、この俺の中でのこの時間が今の俺の思考だったりを司っている割合が非常に大きい。

このドロドロの捌け口となっていたのが、圧倒的な時間だ。

歴史を見てもそう。文化が発達する時は平和で暇な時代と決まっている。

仕事をしている以上、平日の時間は全て持って行かれるし、お金を稼いでいる以上、それ位の対価は当たり前だ。

けど、失ったものは結構大きい。

かといって、ポーンと仕事辞めるほどの情熱もまだない。やりたい事は沢山あるけど、結局、夢見がちな男で終わっている。

仕事には全身全霊で情熱をぶつけていると自負している。自分で言うのもなんだけど大分この仕事をする人間として成長した。得られるものも限りなく大きい。

自分の中で、そのバランスに折り合いをつけながら、皆んな暮らしているんですかね。他の人の事は分かんないけど。そしてどうでもいいけど。

いつか俺のドロドロが爆発する時を待っている自分もいる。

こんな事を考えながら、今日もまた一日が終わる。


もう冬が来たね



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。