松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

クリエイティブな職業

2008年01月06日 23時30分56秒 | Impressions(雑感)
今日、住宅建築家のTV番組を観た。

その中では、思考を深めて出来たデザイン設計のもとに、

形を実現する職人さんたちにも焦点をあてたものであった。

基礎工事から、家の骨組みである梁の設置と、

時の経過をとらえて主要な現場作業、そして、

彩となる内装作業など。

映画制作は、総合芸術といわれているが、

私は、建築をも総合芸術と思う。

個々の案件(作品)がもつ、客観的条件と主体的条件の読みから始まり

企画プランを練りに練り、予想される問題点を把握して

イメージを膨らませ、進んでいく。

プロデューサーも、ディレクターの仕事も大切であるが

いい職人、いいスタッフ、いいキャスト

これらクリエーターたちの感性と技術があってこそ

感動、満足の花束をもらうことが出来る。

21世紀は、ソフトパワーの時代とも云われている。

ビジネス社会でも、現場が悲鳴をあげていたら

大変なことになる。

ものを創る世界では、クリエーターが主人公である

ますます、時代が求めているもの

それは、クリエイティブな心と熱き想いを抱き

現場から起ちあがり、実践するひと達を。

(写真:ミケランジェロ)