松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

「ザ・パシフィック」最終回

2010年09月20日 11時21分34秒 | Impressions(雑感)
総製作費200億円、米国海兵隊の太平洋戦争を描いた

超大作ドラマ(全10話)が終了した。

製作総指揮、トム・ハンクス、スティーヴン・スピルバーク、ゲーリー・ゴーツマン

7月18日に放映スタート。

リアルに無残な死に直面する兵士たちの姿を、容赦なく映し、

戦争という悲惨な姿を描いていたが、

最終回では、あまり、「良かった」とは率直に思えない。

確かに、アメリカ側から日本(兵)を一方的に

とらえた作品かも知れぬが、記憶に残るのは、

戦場の悲惨だけが、残る。

特に、第8章の硫黄島、第9章の沖縄

は、誰でも知っている戦争の悲劇の島であり、

いまなお、沖縄での戦争問題は、現在も大きく存在している。

 米兵たちの体験記が原作だから、しょうがないといえば

それまでだが、

脚色、脚本段階で、工夫してもらいたかった。

それは、

「現代」という時間につながる戦争ドラマであって欲しかった。



2010年夏の青空、

沖縄戦の当時も、この青空はあったのだから!




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