木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

164.ウッドデッキがある場合とない場合の違い。その4

2018-01-30 17:34:41 | ウッドデッキ
同じウッドデッキでも庭に設置する場合ではなく、
カーポート上に設置してそれをリビングから出ることのデッキと兼用すると、
施工前と施工後ではかなり建物のイメージが変わります。


上が施工前ですが、下が施工した後。


別の角度から見るとこんな感じで、この住宅地に入る時のランドマークになっています。


さらにカーボートデッキはデッキ面積がかなり大きくなるので、
メチャクチャ大きいアウトドアリビングが突然出現することになります。こんな具合。


カーポートデッキは車の高さとリビングから出る高さの兼ね合いで、
できるだけ梁の幅を小さくする必要があることと、
耐久性があるだけでなく、将来木部をやり替える時に簡単に交換できるようにしておかねばならないので、
木材の加工についても各種の工夫をしています。
弊社は屋外用の木製構築物を設計・製造・施工する会社ですが、木にこだわっているわけではなく、
金属の方が良い場合は金属で作ります。
詳しくは担当者ブログをご覧下さい。
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163.突き棒を作る

2018-01-29 16:52:30 | 木製品

町でよく見かけるゴミ収集車を製作している特殊車両の会社から「突き棒」を作ってくれと言う依頼がきました。
おかし気な形状は、それぞれに意味があり、かなりヘビーデューティな使い方をするとのこと。
さらに「機械に巻き込まれた時に機械にダメージを与えるのでボルトや金属は一切使わないでくれ。」とのこと。

頂いた当初図面では、強度が出ないので、30mmの耐水合板から削りだしで作った方がベターではないかと言うことで、
図面を変更申請して作ったのがこれです。

平の部分と柄の部分は、強度アップのために接着接合面の面積が最大になるように各種の工夫をしています。
量産であればNCルーターで作るのですが、注文数は1本だけ。完全に手作りです。
採算には合いませんが、職人にとっては、ある意味楽しい仕事です。
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162.ウッドデッキがある場合とない場合の違い。その3斜面地のデッキ

2018-01-26 10:54:44 | ウッドデッキ
ここは宝塚の高級住宅地です。高級住宅地によくある山の斜面を造成した住宅地ですが、必然的にこのようなのり面ができます。角度的にはスキージャンプの勾配と同じです。もともとはこのような急な斜面地は用途的には想定されていませんが、ここにデッキを作ると眺めの良いアウトドアスペースを作ることができます。これが施工前の状態です。


それでこれが施工後の状態。リビングから安全に出ることができますし、眺望を楽しみながらビールも飲めます。
今回の場合は、将来のメンテナンスを考えて、また基礎の数を減らすために、構造体は金属で製作しています。木部はウリン材を使っているので30年の耐久性はありますが、将来木材部分を取り換えると言う場合でも簡単に交換することができるようにしています。詳しくは担当者ブログをご覧下さい。

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161.ウッドデッキがある場合とない場合の違い。その2

2018-01-25 18:21:46 | ウッドデッキ
ウッドデッキを設置すると機能的に便利になるだけでなく、
住宅の外観がかなり変わります。
この例で言うと、デッキをつける前がこの状態。



それでデッキをつけるとこんな雰囲気です。
デッキを回廊のようにして部屋同士は外部でつながっている機能性。
庭に降りるのも便利。手摺をつけずに庭との一体感を醸し出す。
このようになるとデッキと住宅は一体のものになっています。
詳しくは担当者ブログをご覧下さい。

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