木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

175.レッドシダー格子の経年変化

2018-06-04 12:35:49 | ウッドデッキ


この写真は10年前に施工したレッドシダーの縦格子です。
(見えないですが、中の構造はウリンです)

それが10年経過するとこのようになります。
樹木が成長したのが分かります。


レッドシダーは塗装すると綺麗になりますが、塗装しなしくてもそれなりの味があります。
弊社はこのような仕事をしていますが、木のフェンスはご自宅の雰囲気やご希望を聞きながら、
横板タイプにするか、このように縦格子にするか等々考えて提案をさせて頂きます。
(詳しくは担当者ブログで施工時から数回に渡った経年変化記事をお読みください)

最近はこのようなフェンスを人工木材(合成木材)を使う場合もあり、
大きい建物の場合、設計事務所が人工木材を指定されて工事をさせて頂く機会も多いのですが
人工木材は木材とはまた違う欠点がありますので、それを解決しながら工事するのは実際にはけっこう難しい仕事になります。

弊社は両方の工事をしていますので、お客様と直接させて頂く場合は、両方の欠点をお客様に説明して選択して頂くと、
一般住宅の場合は、ほとんどの場合、木材を選ばれることの方が多いです。
ウォールフェンスご希望の場合こちらのサイトまでお問い合わせください。
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174. 車の座席マナーの間違い

2018-06-03 12:34:09 | ウッドデッキ


お客様とタクシーに乗る場合、マナー本では運転席の後ろが安全なのでそこが最上位席となっています。

しかし、実際にそうすると、お客様は、歩道から乗ってヨイショヨイショと奥に移動せねばなりません。
さらに降りる時にはお客様にタクシー代金を支払わせる状態となり、
こちらが払おうとすると、お客様の目の前で現金のやりとりをする必要があります。
どう考えてもマナー本が間違えています。

本来、運転手付きの車の場合、助手席の後ろが最上位とするのが正しいマナーです。
実際に上場企業の社長なり国会議員が運転手付きの車に乗っているのを見るとすべて助手席の後ろに座っていますし、
トヨタの最高級車センチュリーも助手席の後ろが一番豪華に作られています。

但し、例外があります。お客様と一緒にパレードに出る場合は、
右側優位と言う欧米ルールに基づき、
運転席は関係なく、右側に座って頂く必要があります。

マナー本の間違いは、この例外ルールを通常の場合も適用してしまったことです。
ちなみに、日本の皇室はこれらを鑑み、車の座席は「特に規定していない」と言うのが公式見解です

・・・数年前に社内で、車の座席のマナーで意見の相違があった時に調べた内容ですが、
このページのブログがよく見られているようなので、より分かりやすく絵を描き直しました。
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