久しぶりにバロックに行ってみた、本年初訪問、開店の12時ちょっと過ぎに行くと既に先客が3、4名入っていた、窓側を背にした座席に腰かける
いつものようにホットコーヒー800円を注文、音楽を聴きながら寛ぐ、私が入店後数名のお客さんが入ってきたが全員男性だった、若い人も一人いたが大部分がシニアである
店内にいくつか季節の花が活けてある、女性店主ならではだ、店内は以前と変わりなく、いつものとおりだった、この日流れていたのはバッハが多く、バロックという店名にふさわしい雰囲気だった
2時間弱滞在して、さあそろそろ帰ろうかと会計をしようとすると店主が「おかわりのコーヒーを淹れていたところだから」と言ってくれたので、せっかくだからもう少し滞在することにした、そして、リクエストでモーツアルトのピアノ協奏曲20番、この店の推薦版のフィッシャー指揮・ピアノ、ロンドンフィル版をかけてもらった
この店は長居してもちっとも居ずらい雰囲気ではない、いや、むしろ長く滞在してじっくりとLP演奏を聴いてくださいという雰囲気が出ている店であり、貴重な存在である、それは実際に行ってみれば誰しも感じるだろう、だから長居しても気を使わないし疲れない
結局、この日は3時間近くも滞在したが、飽きなかったし疲れなかった、滞在中にかかっていた曲は
- クープラン「ルソン・ド・テネブレ」第1~第3楽章
- S.バッハ「パルティーダ1番」リパッティ
- 同上、テムスLPより
- S.バッハ「カンタータ140」ウィーン国立歌劇場管弦楽団
- モーツアルト「バイオリン協奏曲5番」ジャック・ティボー
ご馳走様でした、また来ます