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気ままに生活してるシニアの残日録

松戸「本土寺」で晩秋の紅葉を観る

2024年12月20日 | 街歩き・国内旅行

北小金駅から歩いて行けるところにある本土寺は日蓮宗に属する寺院で鎌倉時代の1277年(建治3年)に創建された、ここの庭園は、春は紫陽花、秋は紅葉で有名、今年の春も紫陽花を観に行った(こちら参照)

秋の紅葉はしばらく観に行ったことがなかったので、今秋は行ってみようと思っていたが、なかなか時間が取れずに時がたち、この日(11月17日)ようやく行くことができた

紅葉の盛りの時期は入場料500円がかかるが、この日は既にその期間は過ぎていたので無料で拝観できた、あと1週間早く来るべきだったか

山門から境内に入るところには紅葉がまだ多く残っており、きれいだった、境内に入ると直ぐ左に五重塔があり、正面には本堂がある、先ずは本堂にお参りしてください、とあるので参拝をした

その後、順路の案内が出ていたのでそれに従い、歩いてみた

歩いてみるとまだ紅葉がところどころ残っており、十分楽しめた、もう盛りの過ぎた紅葉であり、人もまばらだが、見ていくうちにこれもなかなか味わいがあって良いなと思えてきた、むしろ「侘寂(わびさび)」の世界に近いと思った

ChatGPTによれば、

  • 侘(わび):質素や不完全さの中にある美しさ、または日常の中の静かな趣を指します。特に茶道や俳句などで見られる感覚です。
  • 寂(さび):時間の経過やものの移り変わりが生み出す静けさや侘しさ、その中に感じられる趣を表します。

「侘寂」は、日本独自の美意識であり、自然や不完全なもの、老朽化の中に潜む美を感じ取る心を示しています

紅葉の最盛期に人がごった返す中で観るのが良いのか、この日のような静かな雰囲気の中で枯れ枝がかなり多くなった時期に観るのが良いのか、人それぞれであろうがリタイアした自分の境遇にあっているのはこの日のような状況ではないかと思った



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