花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

赤城森林公園近く カジカエデ(5/13)

2019-06-10 | 赤城
篭山のアカヤシオを堪能し、赤城の山を下る途中休憩を兼ねて赤城森林公園周辺を散策!
丁度八重桜が花盛りを迎え見事でした。









ここは3月にも来ていたところ そのときは雪が残っていたのです。
看板の後ろを右に下りて行くと散策コースになっているようでいずれここも歩いてみたいです!



下る道々車窓から 「なにかな~」 と分からないままずっと見てきたカエデの仲間の赤い花






そのなにかがここでやっと分かりました!木に名札がついていたのです!
「カジカエデ」 胸のつかえがようやくとれ落ち着きました。
ムクロジ科カエデ属 別名オニカエデ



芽吹きの頃は葉に赤みを感じます。


大きな葉


そして花も大きな房になって♪ ネグンドカエデを思い起こすようです!


地面には花殻がいっぱい落ちていました。






向こうにも大木が見えました!








カジカエデは以前小石川で果実を見たことがありました。
そのときいつかは花を見たい! そう思っていたその願いが叶ったことに(*^。^*)




森林公園の周りは山野草の色々に満ち溢れているところだ!
そんな感想を即抱き時間をかけてでもここにとどまりたいと思った場所♪ 続きます

アカヤシオの篭山(赤城5/13)

2019-06-09 | 赤城
ピンクの山の近くに来ました。鳥居峠駐車場!
ここへは何度か来たことがあったのにこの時期は初めて♪  山全体がピンク色でいいです!  
山の名前は篭山(かごやま)でピンク色はアカヤシオ
山全体が岩でできているみたい 頂上まで登ることができるそうで登っている人も見られました。



ここからさっきまでいた覚満渕を望んでみたところ 遠くには大沼が青く見えます




アカヤシオがきれいで感激!


ごつごつした大岩がすごいです。






ぐっと間近で撮りたいのに足元のことが心配で近寄れない・・・


タチツボスミレが可愛らしく♪


なんなのか見当もつかない可愛らしい芽生え!


このあたりに湧き水があるらしいですが・・・







ピンクに見えた山のことが分かりこれですっきり!
この後は下りのドライブ 途中で休憩し赤城公園周辺をちょっと散策してみました。

ヒゲネワチガイソウ(覚満渕5/13)

2019-06-08 | 赤城
覚満渕周辺 乾燥している地面に初めて目にする野草を見ました!
ワンちゃんを連れた男性の方に「ワチガイソウのような気がするのですが・・・」と聞いてみたところ
「そうですよ♪ ここのは”ヒゲネワチガイソウ”だけどね」って教えていただきラッキーでした。
見たかった野草なので思いっきり感激! 胸が熱くなって♪
目が慣れてくるとあっちにもこっちにも点在し追いかけが忙しい~  ナデシコ科ワチガイソウ属











ヒゲネワチガイソウの花弁は5~7枚 ワチガイソウよりやや標高の高いところにある


ヒゲネワチガイソウの花柄は無毛


葉は対生して線形 葉の縁あたりには毛が結構多かったです。

ワチガイソウ ヒゲネワチガイソウ ワダソウなど似ているので混乱しそうです。
花弁の枚数や花弁の先なども分かるように撮るように!と思いました。


すごく気になるロゼットがいっぱい これも聞いてみたら
「それはノブキだよ」ですって!




初めて認識したノブキの芽生え こんなにたくましく見える翼がついているんだ!
と新たな発見がありました。大好きなノブキ ここでは十分花を楽しめそうです♪



向こうに見えるあのピンクの山はなんでしょう・・・早く近くへ行ってみましょう!!!







覚満淵(赤城5/13)

2019-06-07 | 赤城
赤城自然園から赤城山系を上っていくと覚満淵(かくまんぶち)という湖に着きます!

昔は大沼と続いていたそうですが今では独立した湖沼となり尾瀬ヶ原と同じような
高層湿原になりつつあるそうで、2~3Mもの厚さの泥炭層が堆積していると言われています。





湖を左回りに一周します♪ コブシが1本!




向こうに見える山は・・・赤城の駒ケ岳? ダケカンバの枯れ姿が目に残ります。






反対方向を見てみます! アンテナが立っているのが薄く見える山が地蔵岳


水はとても澄んでいてきれい!枯草はいずれ堆積するのだと思います。
蛙の声がずっと聞こえ 小さな魚はいっぱいいるようです。







カモは水草とりに夢中です~



入り口付近に戻りもう少しのんびり足元付近見てみます♪

ウワバミソウほか(赤城自然園5/13)

2019-06-06 | 赤城
ウワバミソウ(ミズ)を見つけました。まだつぼみ・・・山菜として食べられるそうです。
イラクサ科 ウワバミソウ属 雌雄異株





朝早く自然園へ入る前 水滴をまとったスギナに目が行きました。
スギナ自身の水分が水孔(すいこう)という穴から出されたものでいいでしょうか♪
「草むらの宝石」などと形容する人もいるよう♪





赤城自然園を検索すると色々な植物を見ることができますがその中で
名前を「ズダヤクシュ」としている方がたくさんいることを知りました。
山で見るズダヤクシュはすごく地味で小さな花で存在感が薄くあまり気づかれずにいることが
多い・・・にもかかわらずここにはとても華やかで見栄えのする花が咲いていました。




名前は園芸種の「ティアレラ・コルディフォリア」でいいと思います。ユキノシタ科ズダヤクシュ属


昔 麦草峠で撮ったズダヤクシュ 雨に濡れた1枚は秋田駒ケ岳にて♪
自然のものは花はもちろん葉もぐんと控えめ





これはなんでしょう・・・後で名札がついているのがあり「レイジンソウ」だと分かりました。
ニリンソウに果実がついたのだ!!! と思ったことがおかしくなりました。
つぼみがあるのでこれから咲きそうです。  キンポウゲ科トリカブト属

(ニリンソウの果実って滅多にできないそう・・・果実は痩果 できてもすぐに落ちてしまうらしい)




シャクナゲがとってもカラフルで目いっぱい咲きにぎやかでした。ツツジ科ツツジ属




入り口付近にあったのは! つぼみつきのイワガラミでした。アジサイ科イワガラミ属



赤城自然園を後にして次には小さな尾瀬と言われる「覚満淵」へ行ってみることにしました。

ツツジなど(赤城自然園5/13)

2019-06-05 | 赤城
ツツジやシャクナゲなどの色々がとてもきれいで見とれてきました。
ツツジの仲間は見分けが難しく・・・ヤマツツジでいいかなって思っている赤いツツジ











葉が3枚 ミツバツツジでいいと思いました。




シロヤシオ(ゴヨウツツジ) 白いツツジはことのほか美しく目に映りました♪
ほかのツツジと比べ花も葉も気品に満ち格は一段と高いような感じ!













サラサドウダン 咲いているのを見ることができました。

サラサドウダンの葉


野鳥の鳴き声色々聞こえていました。撮れたのはヒヨドリのみ♪

ヒイラギソウほか(赤城自然園5/13)

2019-06-04 | 赤城
久しぶり♪  ヒイラギソウにお目にかかれうれしかったです。
ヒイラギソウが見たくて鳴神山へ案内していただいたことがありそのときには数が少なく
残念だったことを思い出します。
それゆえここではしっかり守られていってほしいと思いました。  シソ科キランソウ属









仲間のジュウニヒトエ! ちょっとだけ見つかりました♪ シソ科キランソウ属


クマガイソウ 咲き残りひとつ♪   ラン科アツモリソウ属


ムサシアブミ すごくたくましく見えました。上から見ると帯にしたらいいような縞模様
サトイモ科テンナンショウ属





ぎっしりかたまっていたのは オオバキスミレでした。スミレ科スミレ属






サンショウに花が咲いて! 雄株みたいです・・・ミカン科サンショウ属 雌雄異株



ベニバナイチヤクソウほか(赤城自然園5/13)

2019-06-03 | 赤城
戸隠ではまだだったベニバナイチヤクソウの花を赤城自然園で見ることができました。
ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属











マイヅルソウ! 咲き始めていました。スズラン亜科マイヅルソウ属






センボンヤリ  ほとんどぼけて花の印象がうすいです。
キク科センボンヤリ属



やっと見つけたフデリンドウ リンドウ科リンドウ属


ツクバネソウ  残り花でした。 ユリ科ツクバネソウ属


初めての出会い シライトソウの咲き始め   シュロソウ科 シライトソウ属





まだまだ知らない山野草が色々ありそう♪
知っていても知らなくても胸をときめかせてもらえることに喜びを感じます。

ユキザサほか(赤城自然園5/13)

2019-06-02 | 赤城
休憩場所の足元には小さな花がいっぱい! イングリッシュデージーというのかもしれません。



ムラサキサギゴケもいっぱい!


チゴユリも多かったです。枝分かれしているので「エダウチチゴユリ」と呼ぶのかもしれません。
チゴユリはユリ目イヌサフラン科チゴユリ属





エンレイソウ すごく草丈高く大きく見えたのでオオバナノエンレイソウなのかと・・・
エンレイソウ オオバナノエンレイソウ  どっちも曖昧なので「?」マークにしておきます。











白い花もシロバナエンレイソウなのか オオバナノエンレイソウなのか「?」
・・・あまりとがらず丸みあるような花からするとオオバナノエンレイソウ?





ユキザサがとてもきれいによく咲いていました。
ユキザサは ユリ目ユリ科からキジカクシ目キジカクシ科に   属としては旧ユキザサ属
(旧ユキザサ属はマイヅルソウ属に含められた)ややこしくてとても難解












ユキザサの果実は赤くなりとってもきれい♪ 去年はその果実にもお目にかかれました。
年間を通して観察できると楽しみ倍増します!!!

ヤマシャクヤク(赤城自然園5/13)

2019-05-31 | 赤城
このときの赤城自然園の目的は 「シラネアオイとヤマシャクヤクの花を見ること」 でした。
シラネアオイから今度はヤマシャクヤクがたくさんあるところへ急ぎました。
もう花は終わっているかもしれないと思って・・・
でも途中少しだけ咲いているのがあり希望が湧きました。  ボタン科ボタン属







ヤマシャクヤクの向こうにここでもヤマブキソウが彩を添えていました。




ピンク色のイカリソウが一緒♪


花色がピンクのオオバナノエンレイソウ(かもしれない)が向こうに!


美しい開きはじめのころ






ヤマシャクヤクって花が全開という間がなく
すぐに散り始めてしまうはかなさにひとしおの思い入れを抱きます。ガクは3枚
花弁の数 雌しべの数 個性があり花それぞれ♪ というところにも魅力が!!!



花粉を出すときって雄しべがクルクルしていました。









ヤマシャクヤクの待ち遠しい魅力は果実の頃も!!!以前目にしたことがありました。
大変身したヤマシャクヤクは見事だと思います。それも見たい見たいの ”見たい病”

ヤマブキソウ(赤城自然園5/13)

2019-05-30 | 赤城
ヤマブキソウの群生がすごくて目を見張りました♪
ずっと向こうのほうまで地面をびっしり覆うように生えていました。
赤い色のツツジはヤマツツジ ミツバツツジなどらしいです。
ヤマブキソウ ケシ科ヤマブキソウ属











ニョイスミレと一緒に♪


ムラサキケマンと♪


ツルハナシノブと共に!若い果実ができつつあるのを見てきました。






マムシグサと絡んでる~


自然園のいたるところであふれかえっていました。





シラネアオイ(赤城自然園5/13)

2019-05-29 | 赤城
シラネアオイ シラネアオイ科(キンポウゲ科) シラネアオイ属 日本固有の1科1属1種
シラネアオイの一番盛りのときにはわずかに遅く・・・



ずっと向こうまでシラネアオイが続き!すごく広範囲に群生しているのです♪


もう遅いかもしれない・・・それでも美しく咲いているのもありまずまず満足できました。


すぐ間近で見ることができアップも撮れました~










すごく可愛らしい大きめの苞葉♪ 花に見えるのは萼片♪


散って落ちてしまうと青くなっていました。




果実 でき始め♪






写りが悪くて・・・シラネアオイは苞葉1枚 葉は2枚


シラネアオイの中にウスバサイシン? 下のほうに茶色の花が見えます♪


赤城自然園でシラネアオイを! 
何年もかかりやっとその思いの半分くらいは消化できたと言えそうです。



サンカヨウにも期待を寄せていましたがすでに果実に・・・
シラネアオイもサンカヨウも大きな葉 その葉にも心打たれます♪  メギ科サンカヨウ属