花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ゆうすげの道 ノダケ(榛名9/8)

2020-09-29 | 榛名山
ここから左の遊歩道に入り花散策~


まずはノダケが迎えてくれました。   セリ科 シシウド属
颯爽とした立ち姿に目を向けます♪



妖艶さを感じる特有の暗紫色に見とれてきました。

▲ ▼ 葉鞘が膨らむこともノダケの特徴なのだそうです。


展開前の花序 袋状の鞘に包まれて可愛らしい♪


始めは雄性期

ハエが入れ替わり来ていました。






雄しべが目だつ雄性期の花はたくさんあるのに・・・
雌性期の花の雌しべ2本立っているところは中々見つからずとても残念
雄しべはよく見えています!!!



少し先に行くと!!!初めての出会いとなる シロバナノダケ がありました。大感激♪


雄性期の花


この花は 雌性期がはっきりしています! 雌しべツンツン立っていました。



充実した出会いに恵まれ気をよくし 更に歩みを進めます♪

榛名湖(9/8)

2020-09-28 | 榛名山
吹割の滝へ行った後 榛名山方面へ行ってみました。
榛名湖では釣りを楽しんでいる人が! ほとんど腰位までつかりながら釣りをしていました。





左に見える山は 掃部ヶ岳(かもんがたけ)標高1449M
榛名山は総称しての名前で 外輪山は全部で9座もあるそうです。



▼榛名富士(標高1391M)  頂上までロープウェイで行くことができます。でも今回はパス  
ロープウェイに以前乗ったとき「カメムシ」がひどく多く閉口したのでどうも印象が悪いです。



湖畔のお蕎麦屋さんで昼食  私たち家族のみでほかには誰もお客さんいなかったです。
冬場になると榛名湖で釣れたワカサギの天ぷらが超美味しいので大人気なのです。
そのお蕎麦屋さんの近くに咲いていたのは コウゾリナ でした。  キク科コウゾリナ属







ツリフネソウいっぱいありました。一緒に見えるのはノコンギク(かもしれない)


ヒトツメカギバがいました。


昼食の後は 「ゆうすげの道」散策♪

コヒガンバナ

2020-09-26 | 近所
「ヒガンバナ」としてアップしたのは 「コヒガンバナ」 だったことが分かりました。
8/24 にアップした記事の中の写真 再掲     ヒガンバナ科 ヒガンバナ属


このときの写真は 8/7 に撮ったのでした。
8月7日という早い時期に咲き始めたことから  もしかすると
「コヒガンバナ」の可能性ありと教えていただき それ以来ずっと気にかけていたのでした。
  ※ヒガンバナには果実ができないのに対し コヒガンバナには果実ができる※

雨続き 暑すぎ というお天気が長いこと続き果実ができているのかどうか
確かめに行ってみるのが大分遅れました。 9/22にやっと確認できました♪
そのときの果実です!!! 写ったのはうすらぼけで・・・
結実率は悪そう・・・果実の形はキツネノカミソリそっくりだと思いました。





これがここでは一番膨らんでいて果実としてちょっとだけ希望が持てそう


まだ花も咲かせたりしています~


このとき!!!別の場所でも果実ができているコヒガンバナ見ることができました。













「コヒガンバナ」 もあるということ前に聞いていたのに・・・
頭からはすっかり抜け全くの「間抜け」というしかないです。
体験したからには記憶に残ってくれたらうれしい
ちなみに 9/22 時点では普通のヒガンバナはまだほとんどがつぼみで
わずかに花が咲き始めているのを目にするに過ぎなかったです。
♪コヒガンバナ♪  なんだか愛おしく思え お気に入りの野草になりました。

吹割の滝遊歩道沿い(9/8)

2020-09-25 | お出かけ
遊歩道沿いでは野草の色々見ることができました。
ゴマナがたくさん生え迎えてくれています♪







カニコウモリ 暗い場所なので明るくして撮ったり!
まだつぼみ 花はこれから咲くようです。





見たことない初めてのチョウがいる~
名前調べしても一向にはかどらず・・・それなら「蛾」のなにか?
「チャマダラエダシャク」 という蛾の仲間でした!
アザミは「ヤマアザミ」ではないかと・・・







橋を渡り山道に入りぐるっと一周し元の場所まで戻ります


浮島観音さまにお参り♪


ノブキにはすでに特有の果実ができていました。


キリンソウかもしれません。まだつぼみでした。

山から下りる道々は階段がすごく多く急な傾斜がずっと続くためとても疲れます。
ここを登る人たちはすごい!って感じました。
吹割の滝はこれからも様相変えそうな気がします。できることなら昔からそうしてきたように
穏やかに静かにそこにあってほしいと願わずにいられません。

吹割の滝2(9/8)

2020-09-23 | お出かけ
間近で流れを見ることができるので近くへ!





岩の割れ目に勢いよく流れ込んでいる様子が分かります。




独特の岩にはそれぞれ名前がついていました。「はんにゃ岩」「獅子岩」など
顔みたいに見える~



こっちは下の方が唇のよう!


岩の色で目立たなかった「カエル」


野草も色々でした。これはシラネセンキュウ

吹割(ふきわれ)の滝(9/8)

2020-09-21 | お出かけ
吹割の滝へ行ってみよう!ということになりました。
赤城高原SAで休憩 谷川岳を望めるかと期待しましたがはっきりしない空で無理でした。









吹割渓谷(ふきわれけいこく)へ到着!   早速散策開始
渓谷に下りる前に・・・まずはひとかたまりのタニソバが迎えてくれたのでご挨拶♪



ノブキがすごく多かったです。


吹割渓谷! ここから下りて行きます~ 景色を見ながらぐるっと一周!
キツリフネたくさん咲いていました。









ここの岩は縦に割れるみたい  凝灰岩とか花崗岩でできているそうです。







大分昔 何度か訪れたことはあるのですがそのときに比べ様相は違って見え
水量がすごく増えたように感じます。
何回かに分けて綴っていきたいです♪

帰り道(赤城8/11)

2020-09-17 | 赤城
鳥居峠から山を下り  途中休憩 ここは登山道の入り口になっているところ
あたりを探っていると 小さな野草が生えていました。
ヤマトウバナ・・・ではないかと・・・初めてでした。 シソ科 トウバナ属



もう一種 初めて見る野草  散々調べた結果 「キヌタソウ」と分かりました。 
花のあとにできる球形の実が 砧(きぬた:衣類をやわらかくするためにたたく道具)に
見えることから「砧草」の名が付けられたそうです。
葉は4枚輪生する 花の大きさ 2~3ミリくらい    アカネ科 ヤエムグラ属









お初の3種類目  胸が熱くなるほどの感動の出会い♪
ミヤマタムラソウ(ケナツノタムラソウ) とっても素敵でほれぼれします。 
花の時期はもう終わりかけだと思います。株全体はこんな感じ♪





全体にとても毛深く シベは外にぐ~んと飛び出しています。




山の中を見ると! 虫たちのしわざ 色々ありました。






ここはヤドリギがたくさんつくところ

最後に思ってもみなかった新しい出会いに大感謝♪ 
こんなことがあるからまた次!って期待と希望を持てるのかもしれません。
赤城方面へのドライブ これで終わります。お付き合いいただきありがとうございました。

鳥居峠へ(赤城8/11)

2020-09-16 | 赤城
覚満渕からおよそ30Mくらい上がりここは標高1390M
手前に見えるのが覚満淵でその後ろは赤城神社のある大沼



ごつごつした大岩だらけの「篭山」がそびえています。
スイスイ登っている人もいました。アカヤシオが咲く頃はとても人気のある山!!!




▲ 左に生えている木は「リョウブ」でした。


オトギリソウ ここでも咲いていました。


キイチゴかなにかのイチゴ  美味しそう!!!



休憩した後は帰り道を下ることになりました。

ノリウツギほか(赤城小沼8/11)

2020-09-15 | 赤城
大木になったノリウツギ 遠目で見えたときなんの木?って分からず
この時期赤城山ではとてもよく目にできるということを後に知りました。
ユキノシタ科 アジサイ属







キオンもとても多かったです。




チダケサシ   ユキノシタ科 チダケサシ属


ヒメシロネが後ろに見えました。


秋を思わせるのはやはりススキ


ノリウツギとはまた別の白い花を咲かせた大木が!
リョウブでした。  リョウブ科 リョウブ属






この後は鳥居峠へ向かい上の方から見下ろしてみることに♪

小沼へ(赤城小沼8/11)

2020-09-14 | 赤城
小沼にも行ってみました!


ここにもシシウドが立ち 見守り役~


小沼の伝説


小沼の様子  し~んと静まり返り穏やか(*^。^*)


山野草はどんなのがあるでしょう♪  ノギラン  キンコウカ科 ノギラン属


シュロソウ  ユリ科(シュロソウ科) シュロソウ属




ヤマハハコ  真っ白に見えとてもきれい! キク科ヤマハハコ属


ウツボグサも!  シソ科 ウツボグサ属


ひっそり咲いていたのは コバギボウシ  キジカクシ科 ギボウシ属

木々の中をのんびり歩いてみます。

サワギキョウほか(赤城覚満淵8/11)

2020-09-13 | 赤城
たっぷりの水をたたえた赤城覚満淵 
寄せては返すという水の動きを感じながらの散策になりました。



日本庭園を思わせるようでもあり 自然につくられた粋な計らいに目を留めてみます。
サワギキョウはとても似合っているよう♪







似たような紫色をしたコバギボウシ


頑張って咲いていてくれたチダケサシ


大ぶりのキク科 この花は シロヨメナかもしれません。


キオンも威勢よく!!!




一周して歩き始めのところまでやってきました。
シシウドは車に乗っているときからず~~っと道の両側に立ち並びあたりを席巻するかのごとく
見張り番の兵士みたいに堂々とした姿をしていました。




▲ ▼出口付近 去年の春に見ていた芽吹いたばかりのノブキには花が咲き始めていました。





この後は「小沼」へ!!!

オトギリソウほか(赤城覚満淵8/11)

2020-09-12 | 赤城
覚満淵の周囲はぐるっと遊歩道沿いに歩けるため疲れ知らずで周れるのがいいところ♪


終盤のチダケサシ


オトギリソウ  オトギリソウ科 オトギリソウ属








ヒメシロネ  たくさん咲いていてうれしかったです。
シソ科 シロネ属





エゾリンドウもヒメシロネと一緒♪  リンドウ科 リンドウ属




エゾリンドウはオヤマリンドウと違い 茎の下の方にも花をつける


触ってみて粘らなかったので ノギラン まだ咲いていてよかった♪
キンコウカ科 ノギラン属



ノギランの右のほうに!!! 写真を見ていてびっくり仰天~
あまりよく見えないけれど・・・これは「アリノトウグサ」に違いないです。
元のサイズで確認したらすごくぼやけているのもののアリノトウグサでした。


ボケボケ ブレブレを記念にしておきたい
すっごく見てみたい花のひとつ  気づかずにいたこと 返す返すも残念無念でなりません。
再びここを訪れる機会があれば 是が非でもこの季節にしたい (*^。^*)


コオニユリほか(赤城覚満淵8/11)

2020-09-11 | 赤城
丁度コオニユリがきれいなとき♪
緑の草木とオレンジ色 映えて見えました。   ユリ科 ユリ属





カワラマツバ 花の時期のはずですが咲いているのかよく分からなかったです。
松葉みたいな葉の形をしています。    アカネ科 ヤエムグラ属







クルマバナ   シソ科 トウバナ属






オカトラノオ  咲き残り   サクラソウ科 オカトラノオ属


ヒヨドリバナ  ピンク色していました♪  キク科 ヒヨドリバナ属



歩を進めるごとにお気に入りに目が留まり時間が過ぎるのが速すぎ (-_-)

ツリガネニンジン(赤城覚満淵8/11)

2020-09-10 | 赤城
ツリガネニンジン まだ咲きっぷりがよくうれしかったです♪
実を結んだのもあり トネアザミと共にとてもよく映えて見えました。
キキョウ科 ツリガネニンジン属





下のには緑色の果実できています






豪華な咲きっぷりに見とれてきました。


ツリガネニンジンの葉  下のほうに少しだけ写っていました。


花がよく似ているハクサンシャジンもあったのでした。


ハクサンシャジンの葉


なんとかまだ花が残っていてくれたのは クガイソウ
オオバコ科 クガイソウ属





カントウヨメナ・・・かもしれない キク科の花

トネアザミ(赤城覚満淵8/11)

2020-09-09 | 赤城
赤城神社のある大沼から覚満淵(かくまんぶち)へ移動しました。


入り口すぐのところでダイコンソウのお迎え♪


アザミのなにかが咲き始めとても感じよかったです。
「トネアザミ」かもしれません。葉には白い筋模様 装いにおしゃれを決めています♪





   セセリチョウと遊ぶ 
セセリチョウが花を訪れる姿に見入っていたのでした。









ワレモコウ越しに望む地蔵岳


地蔵岳にはアンテナたくさん見えるので分かりやすいです。
手前には鈴なりのアキグミの群生




覚満淵は周囲800mほどの中間湿原/高層湿原
湿生植物と高山植物の宝庫で「小尾瀬」とも称されるそうです。

5月の覚満淵