花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

赤城自然園七葉一枝花(11/12最終回)

2018-12-04 | 山旅
庭園風にしつらえてある場所へ!水の流れが一興を添えているよう♪


橋に誰かが落ち葉飾りつけたようです・・・


池の中に見えた稚魚かなにか・・・




数を減らしているというアワコガネギクはあちこちで見られたのでここでも撮っていました!




好きなシラヤマギクだと思い(*^。^*)・・・






リュウノウギクも咲いていました!


庭園の中で咲いていたのは! 「アキザキシクラメン」でした。




花はすごく小さい ヨーロッパ原産のようです。見た瞬間原種シクラメンだ!って間違えました。


アキザキシクラメンの上のほうに写っている葉は・・・


これは一体・・・随分調べてやっと分かりました!
中国各地に分布し少量の毒性を含むという 七葉一枝花(シチヨウイッシカ)なのだそうです。
マムシグサの仲間のなにかと思いましたが・・・そうではなく ユリ科でした。


ここには3株ありました。



赤城自然園 これで終わりにします。長くご覧いただいてありがとうございました。

赤城自然園7ヤマラッキョウ(11/12)

2018-12-03 | 山旅
リンドウがたくさんあった同じ場所にはヤマラッキョウもいっぱいでした!








遊歩道に倒れこんでいたのは! お久しぶりの コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)みたい♪




ふかふか落ち葉の上には センボンヤリのポンポン玉が立っていました。








センボンヤリの根元のほうを撮っておきました。


薄暗い林の中に・・・モミジガサいっぱい生えていました。ユキザサの赤い実と一緒♪


モミジガサの特徴のある葉はこんな感じ♪


こっちはもっと暗い林の中・・・ 花はほとんど終わり 綿毛になったところ









赤城自然園6クサボタン花後(11/12)

2018-12-01 | 山旅
奥多摩湖で見たクサボタンをここでも見ることができました。一株そのものはこんな感じ♪
奥多摩で見たときは大きな株になっていたためよく分からなかったことが
この幼木を見るとはっきりするようです。
”花の付く枝では十字対生する” とウィキには載っていました。すごく律儀に見える~





ほかの場所でも・・・大きな株がいっぱい集まりこうなるとごちゃごちゃして
なにがどうなのやら・・・この姿は綿毛はとっくにどこかへ飛び終わっているのだと思います。


ちょっとだけ綿毛が残って・・・最後はこうなり綿毛はこれで終わりみたい  
もっと華々しい綿毛になる!と想像をめぐらしていたのにちょっと拍子抜けしています。



ハバヤマボクチは結構多かったです。アザミの親分のよう






ウバユリの果実が弾けた姿


中の種子がいっぱい落ちていました。エイザンスミレの葉も見えます


ムラサキシキブ


こんな色のマムシグサの果実もいいものだって眺めていました。

赤城自然園5リンドウ(11/12)

2018-11-30 | 山旅
リンドウはちょっと早かったようで咲いているのは少しだけ ほとんどはつぼみのままでした。








ヤマトリカブト すごくたくさんありました。 果実(袋果)ばかりで残念 しかもボケているし・・・






茶色が濃くなると・・・渋くていい感じ♪






花が咲いている場所が少しだけあり 見ることができました。ラッキー!









赤城自然園4ユキザサ液果(11/12)

2018-11-29 | 山旅
ユキザサに赤い実が! 透明感のある美しさ この実は「液果」というそうです。










キバナアキギリはたくさん咲いたようでした。






サラシナショウマ 花は終わり果実(袋果)がいっぱいできているところ♪








こんな風にまとまっているなんて♪  花のときを想像すると楽しくなります!


タツナミソウがたくさん咲いているのを見てきました。時季外れでもきれいに咲いています♪





赤城自然園3シラネアオイ花後(11/12)

2018-11-24 | 山旅
シラネアオイの群生地  花の時期は見事だと思っているのですが
まだ一度もその時期には行ったことがないのです。
今は静かに枯れた葉を残し・・・どこまでもずっとシラネアオイが続くように見えます!







すっかり枯れてしまった葉を写真に撮ってみて初めて知った葉の文様の美しさ




目の前で撮ってみたらさらに美しい葉姿を見せてくれました。
綾なす葉脈がとっても気に入りました。果実はすっかり焦げ茶色になり中の種子も分かるようです。







マムシグサがポツンと! ここにも・・・趣あるよう♪


水の流れのある場所では ダイモンジソウが咲いていました。








色づいた木々に時折目を留め葉のグラデーションを楽しんでいました。♪



赤城自然園2(11/12)

2018-11-23 | 山旅
マムシグサ  あちこちにぬ~っと立っていたり倒れていたり♪




アワコガネギクをたくさん見ることができました。




ヨメナでいいのかしら・・・とってもきれいな色で咲いていました。


オオバギボウシの花の後


これはテンニンソウが咲いた後かもしれません。




シックな色になったアジサイ


返り咲きのスミレ名前不明  
(無茎種 幅広の葉 コスミレ?  側弁に毛が生えるのは西日本に多いとのことなので
地域からするとコスミレではないかも・・・悩ましい限り)



落ち葉が光を受け光ったように見えるので撮っておきました♪




ピンク色の葉 こんなのも多かったです


これはクマシデだと思いました。




イロハモミジの紅葉がやっぱり美しく目立っていました。



赤城自然園(11/12)

2018-11-22 | 山旅
お天気の状態から前日に行くことを決めた「赤城自然園」へ行ってきました。
途中のSAから見えたのは 前に登ったことのある「三毳山(みかもやま)」
丁度三つの峰があるように見える三毳山の山容がよく見えました♪



三毳山広場の向こうに ”三毳山”


SAでは広場が三毳山を模したようになっています♪


赤城自然園入り口




結構広い園内 コースが色々ですが見て回っていきます!
落ち葉がふかふか♪ 踏みしめる音を楽しみ ホオノキの大きな枯れ葉など目にしながら散策~









おかしな木を見ました!



こぶのような黒いものがいっぱいついて・・・


なんの木?と思い幹が分かるように撮っておきました。
後で調べたらこの木は「コナラ」のようです。


落ちているこぶみたいなものがあちこちに!


中はどうなっているの? と足で踏んで広げて見たところです。果実ではないみたい・・・

調べてみた結果 虫こぶ・・・こぶ・・・こぶ病
こぶ病のこぶができる部位はまちまちだそうですが果たしてなんでしょう
コナラメリンゴフシという虫こぶかもしれないし・・・
ナラリンゴタマバチという虫が作ったのかもしれないし・・・疑問のままになっています。
ほかにもコナラはたくさんあるのに「こぶ」ができていたのはこれ1本だけでした。


「ナラメリンゴフシ」というのが適切でしょうとアドバイスいただいたのでこぶと葉の部分をトリミングして入れておくことにしました。

奥松島嵯峨渓めぐり(8/12)

2018-10-12 | 山旅
初めての松島 遊覧船で島めぐりできるそうで楽しみ~
「遊覧船」と聞いたので大型の船かと思ったら・・・可愛らしい小さい船なのでした。



案内してくださったガイドさんは説明が面白おかしく 松島湾内を知り尽くしているよう!
とても愛想がよく親しみがわきました。



小型の船の醍醐味~ 目の前が水面 すごく近いので迫力満点!!!
カキの養殖の様子を見ることができました。



こっちは稚貝だそうです。


小さい島が点在しています。大震災のとき島そのものが崩れたりして様相は大きく変ったそうです。
どの島も特徴的で美しさがあり興奮して見てきました。







島では鳥の巣が多いとのこと ここは「ミサゴ」が巣づくりしているそうです。
このとき ミサゴ=オスプレイ  初めて教えてもらえました。ミサゴはホバリングや急降下ができるのだそうですが
ミサゴの気持ちとしてはどうなんでしょう・・・



船を近くに寄せてもらうと岩の美しさが際立ちます~ 荒波と浸食により滑らかな美しさに♪






「オットセイ」がくつろいで・・・動物の姿に見える岩が多かったです。


ごく稀にこんなことがあるそうでそのチャンスに恵まれました♪
自然の条件が重なったときにグリーンに染まる海
ガイドさんが「撮れたか 撮れたか」と! 親切に何度も船を行き来させてくれました。




洞窟になっています。「青の洞窟」を思わせる「緑の洞窟」


”島の向こうに島”


これはハートの洞窟

長く引きずってしまった夏の旅 これでようやく終わりにします。ありがとうございました。

行きも帰りも常磐道を使ったのですが・・・福島に近づくにつれ車窓から見える景色に胸が痛くなりました。
家はたくさんあるのにそこには人の気配を感じることはなく田植えは終わっている時期にも関わらず
草が生い茂る田んぼ  
代わりに黒いビニール袋に包まれた放射性廃棄物がうずたかく広範囲に積まれている光景が忘れられないです。

鳴子峡(8/12)

2018-10-10 | 山旅
鳴子峡へ初めて行ってみました!お天気に恵まれての景勝地はとってもよかったです。


石段を下り周りの景色を堪能しながら一番下まで行きます!


渓谷からの水分があたり一面に充満しているため湿地のような感じ
ダイモンジソウの葉がきれいでした♪



右には「ミズ」の葉が写りました。


渓谷を見下ろすと滝みたい♪


果実つきのウド!




ノギランはここでもすごく多かったです


イヌトウバナでいいかなって思います




ゲンノショウコ


一番下まで来ると鳴子峡大橋を見上げる感じになりました。






独特の形をした岩は見ごたえあり それぞれ名前つきでした。紅葉の頃も素晴らしいでしょう!


ホツツジ! 大株の花盛り!!!

前日の泊まりは鳴子峡温泉にしたのですがさすが観光地だけあり”おもてなし”は格別
この後は大震災の後の松島めぐりすることになりそのときの様子にします。

栗駒山(下山3)

2018-10-08 | 山旅
温泉の湯気が立ちのぼっている場所がありました。
景色はいかにも秋を思わせるよう♪  ススキの穂が初々しいです~







ヤマアジサイなのかしら・・・花の終わりの姿にうっとり♪






ノリウツギもまだまだまだ頑張っていました。


オオカメノキの果実♪




これはミズキ?


大岩が見えてきたのでもうじき終わり・・・
黄色の花はコウゾリナかもしれません。 ノリウツギが青空に美しく映えました。





クロヅルと大岩と!


上から景色を見てみます! 泊まりたかった「栗駒山荘」がよく見えます!!!(黒い屋根の宿)
栗駒山荘は初めてのときに利用したのですが今では予約方法が変わりはがきで申し込みするのだそうで
このときは宿泊できず すごく残念 この宿からだと栗駒登山はとっても便利なのに・・・





シロバナトウウチソウが彩を添えています~


湯量たっぷり 温泉水の流れ


ふもとでゲンノショウコ咲いていました。


栗駒山神社が近くにあるのを発見!  お世話になりました

三日目の8/12は鳴子峡~松島めぐりをしてきました。

栗駒山(下山2)

2018-10-05 | 山旅
上りのときとはエライ違いで花がよく目に飛び込んできました。
ミヤマホツツジ! 雌しべがキュッと上を向いています





下りるにつれクロヅルは果実の始まりになっていました。


イワカガミはたくさん咲いたようです。赤くなった果実が見えます! 鏡のように艶のある葉には紅色が♪




赤い実をつけたのは マイヅルソウ


ブルーベリーみたいで美味しそうな実  クロウスゴでいいと思います。


こっちは・・・上の木とは葉が違う・・・丸みを帯びています。
調べてみたら ミヤマエゾクロウスゴ(マルバクロウスゴ)かもしれません。



下のほうと真ん中あたりに果実になったなにかが写っていました。もしかしたら「ウラジロヨウラク」かも・・・


ミヤマハンノキの若い果実


これはミネカエデ? 葉柄が赤い!




視界が開けとっても歩きやすい~  ノリウツギの花に癒されます♪




イワショウブも木道に花を添え♪ 赤い果実がひと際でした。



栗駒山(下山)

2018-09-27 | 山旅
下山する途中は心にゆとりがあり目線はキョロキョロ 谷側を右に見ながら下ります!
シロバナトウウチソウ よく咲いていてくれました♪







小さな高山植物も目に入ってきます~  イワイチョウの残り花ありました♪


標高 高いところではクロヅルの花がまだ咲いています! 世界谷地ではすでに果実だったのに♪




モウセンゴケいっぱいありました。葉が丸いのでマルバモウセンゴケかもしれません。






花も咲いて♪




3点セット♪  アカモノの果実 ノギラン花の終わり イワショウブ


アカモノの果実が見事に赤くなっていました。






明日(9/28)からしばらくの間お休みします。 いつもの群馬での姉妹たちとの交流 おしゃべりと編み物などで過ごしてきます。

栗駒山(昭和湖)

2018-09-26 | 山旅
吹き渡る風が心地よくいい気分で昭和湖に着くことができました♪
昭和湖は 1944年(昭和19年) 栗駒山のガス爆発でできた湖
乳白色の美しい湖面はしんとしてそこにあり、時折風が通り抜けるとさざ波の動きを感じます。














お昼を食べて一休みし周りの景色を眺めてみます。空と雲と深い緑と!


朽ち果てた木 幹の白さが目立って!


ノリウツギがどこでも花盛り♪


青い屋根はトイレ  自分の足でペダルを踏む水洗式


シロバナトウウチソウが盛りでした。



頂上まではあと1時間くらい  
私たちだと2時間以上かかりそう・・・結局頂上を目指す意欲はだれにもなくここから下山します。
今回ばかりは頂上まで!と決意して登ったつもりなのに敢え無く気持ちが萎えあきらめました。

初めての栗駒山のときも雷雨のため昭和湖まででした。
そのときは大雨の降る中傘を差し立ち止まったままお昼を食べたのでした。

またしても頂上制覇にはならなかったものの年寄にはこのあたりが丁度いいと見栄を張っています。
この後は下山中に見てきた植物紹介したいです。

栗駒山(ゼッタ沢~地獄谷)

2018-09-24 | 山旅
ゼッタ沢の沢渡りを克服しなければ先に進めない・・・
沢の中にぽちゃんって落ちないよう うまく岩に足を置かなくっちゃ!
足を滑らせて川ポチャになっている人もいました・・・初めてここを渡った時は全然怖いと思わなかったのに
このときばかりは「怖いな」って足踏みしていました。落ちたら濡れればいいだけなんですが・・・
下の写真2枚は似たような沢のほかのところ 
本来のゼッタ沢の渡りは怖さが抜け切れずカメラはしまいっぱなしでした。




どうにか向こう岸まで渡ることができました。
本当を言うと沢渡りの手前のほうがもっと怖かったです。
細い道がくずれ更に細くなり足の置き場もないほど斜めになりドキドキ
一応ロープは張ってありましたが「危険」を知らせるためのもので頼りなく細くてそんなのなんの役にも立たない 
とにかく「滑り落ちないように」 必死に願いゼッタ沢まで下りていったのです。



「地獄谷」という名前がつけられているところ
左は岩がゴロゴロしている谷です。沢渡りの後なので安心して登っていかれます♪







足を運ぶことしか頭になかったもののふと岩を見ていたら!
見えました!!! そうだ!ここでこの岩を見るのだったとやっと思い出せました。 ♡岩♡ が目の前にあったのです♪





ハート岩の左側にも目をやると岩がなにかの形に見えます~ 顔みたいです!




登山道から谷を見下ろすとこんな風です。 この後ほどなくして昭和湖に着きました。