花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ルリタテハ幼虫その後

2020-05-31 | 近所
5/25 ルリタテハの幼虫のその後の様子
前よりぐんと大きくなった気がします。




すごいトゲトゲ!!! 触っても痛くないなんてとても思えないです。


ちょっと色が違う幼虫

このほかにもう一頭写せない場所にいるのを確認できました。
思った以上に生き残りが少ないのでがっかりします。

昨日(5/30)再び確認のため行ってきたのですが・・・ひとつも姿がなく
あったのは葉をかじられた茎が何本も立っているのみ
サナギになり更に成虫になることの難しさを思い知ることになりました。
厳しい自然界 晴れて羽ばたくことができるのはほんのわずかだと思うと切なくなります。


桜の果実がいっぱい! 美味しそうに見えて仕方ないです。






桜の葉にできる虫こぶ  ここでもいっぱいでした。




こっちはツツジの木のそばの桜の木 虫こぶがまるでギシギシの花のようでおかしいです。
「サクラハトサカフシ」かもしれません。


伸びてきたサギゴケ

2020-05-30 | 近所
4月始めごろのサギゴケ  まだあまりランナーを伸ばしていなかったです。
ウィキには白花に限り「サギゴケ」と呼ぶこともあると載っていました。
ハエドクソウ科サギゴケ属



4月中旬過ぎのサギゴケ    ランナーが大分伸びてきています。
立ち上がっているようなのも多く見かけました。
この茎は 匍匐茎(ほふくけい) 或いは匍匐枝(ほふくし) 
走出枝(そうしゅつし ランナー) などと言われるそうです。











ひと花アップ 奥のほうまで見えないのがとても残念




果実のでき始め  熟した様子も見てみたいです。



伸びてきたコケリンドウ

2020-05-29 | 近所
コケリンドウのその後をもう一度と思い行ってみたら茎が随分伸びてきていました。
始めは「縮こまって咲いてる」でしたが このときは「伸び伸び咲いてる」という印象







茎は長く伸び咲きっぷりもよく まだまだ衰えを知らず・・・そんな感じを受けます~








アップでも撮っておきました。






茎が伸びてきたというと! ムラサキサギゴケも同じように茎が伸びてきていました!

果実をつけたコケリンドウ 見ることができたらうれしい♪ この後の変化に注目しなくては!

アカバナユウゲショウ(薄いピンク色)

2020-05-28 | 近所
なんて呼んだらいいのか分からない 薄い桃色のユウゲショウが咲いているのを見ました。










その株はこんな風に!!! 一株でなく なん株もここでは生えていました。

白花はひとつもなかったです。もしかして交雑した? 
どんな塩梅でこのようなことになったのか分かりませんが色がとてもきれいで
新鮮な感動を覚えました。



濃い紅色のアカバナユウゲショウもそばに咲いていました。


ニワゼキショウの色 色々あるのに白と黄色は全く見られない




こっちはオオニワゼキショウ 草丈は長く伸びるのに花は小さい

白花のシロバナマンテマ

2020-05-27 | 近所
シロバナマンテマの「白花」もあるのを発見!
今まではピンク色のシロバナマンテマばかりだったのに・・・ところ変われば!になりました。
ナデシコ科 マンテマ属





▼上のほうにあるのが一面のシロバナマンテマの白花
ものすごい勢いでびっしり生えていたのでした。



シロバナマンテマの白花との出会いは超久しぶりだったので興奮しながら撮り続けました!






久しぶりをいいことに撮りすぎ・・・記念と思い強引に入れておくことにします!










近所で今年見ていたシロバナマンテマ

シロバナマンテマの桃色と白 両方あることが分かり今後も楽しみにできそう(*^_^*)
あとはまだ見たことのない 大きめで赤い花を咲かせる「マンテマ」との出会いがあれば
一件落着となるのですがそれは無理かもしれません。

スイカズラ

2020-05-26 | 近所
スイカズラの花盛り!!!   大木にツルを絡ませたり 小低木にも絡みついたり
スイカズラ科 スイカズラ属





白からクリーム色に変化する花色




花の始まり




枯れ始めクリーム色になった花と一緒に


別の場所で♪ つぼみや始めの頃は淡いピンク色


顔みたいに見える~






花筒や茎にも腺毛あるのを知りました。



花筒をちぎるとそこから甘い蜜が出るそう・・・ウィキから
オシロイバナと似てる~

ヤセウツボ

2020-05-25 | 近所
散歩のとき再びヤセウツボが目の前に出てきたため写真に撮っていました。






よく晴れた明るい日 腺毛のネバネバ加減が前よりもっとはっきりして見えました。


美しい花被片 どのように形容したらぴったりになるでしょう
裾にギャザーのおしゃれなドレス・・・想像を膨らませて♪


丸い形をしたのが雌しべ 二つに分かれているみたい
雌しべの下に長短2本ずつの雄しべがあるそうですがよく見えなかったです。





こっちには枯れ始めているヤセウツボ






べとべとの腺毛の色も深くなっていました。


大木の根元がきれいに飾られ思わず足をとめていました。



サルトリイバラに・・・

2020-05-24 | 近所
サルトリイバラの追っかけずっと続けてきた結果やっと報われることになりました。


サルトリイバラを見つけるたびに「いないかな~」と葉の裏をひっくり返して確認する日々
不発でもそれが楽しくて次は!という期待が後押ししてくれたのでした。


▼ここにはその成果が写っているのですが分かりにくい


これなら分かりそう 夢中で葉を食べてる~


できれば卵のときを見つけたかったのですがすでに幼虫の時期になっていました。
虫食いになっている葉を見ればいいので幼虫は見つけやすいかも!!!



虫に食われた葉と幼虫と♪




何度か変化する幼虫の姿  一齢幼虫~終齢まで5回くらいは脱皮するみたい
これは 美しいチョウに変身する  ルリタテハ  の幼虫
見るからに毒々しく見えますが 毒は一切なくトゲトゲのところを触っても全く痛くないそうです。
でも触れない~ 強い毒を持つイラガの幼虫に似せているみたい わざとそうしているのかしら
ユリやホトトギスやサルトリイバラなどが食草だそうです。









色がちょっと違ったりしていました。



幼虫なんて キモチワルイ➡愛おしい にいつの間にかなっていて
我ながらおかしい気持ちの変化 (*^。^*)
次にはどんな蛹になるのか見られたら感動するかも!!!

センボンヤリ果実

2020-05-23 | 近所
センボンヤリのきれいな春型の花から果実(痩果)ができていました。
キク科 センボンヤリ属





見るからに貧弱~  中身はほとんどなく ただ形だけみたいです。
やっぱり頼りにできるのは秋型なのでしょう。









可愛らしいコナスビの花  咲いていました♪
サクラソウ科 オカトラノオ属





オニタビラコの果実(痩果) 初めて撮ってみたものの
どれもみんなぼんやりで初体験は散々でした。






花まつり 大にぎわい

2020-05-22 | 近所
一歩ごとに目に飛び込んでくる野の花の大群生   もうこれはお祭り状態~


ヒメコバンソウはこんな風に♪


こっちはコバンソウばかり いっぱい!


ブタナの勢いもすごいことに!



天井知らず~~~


ブタナの中にヘラオオバコも参戦~




視界に入る範囲一面  我も我ものヘラオオバコ揃い


ホソノゲムギ! 頭角を現してきました~

これくらいなら可愛いのに♪




こっちは日蔭の身? 青っちょろい感じ


小っちゃいのに勢いの良いコメツブツメクサ 
”忘れられたらならじ” とばかりに集団で踏ん張っています~


増えすぎても 憎まれても 疎まれても 「己の行く道」貫き通す
雑草の雑草たるゆえんを目の当たりにしたよう

新緑

2020-05-21 | 近所
5月ともなるとヤマボウシが目立つようになりました。
ミズキ科 ヤマボウシ亜属











スダジイの大木に花!!!
ブナ科 シイ属





逆光に映えまぶしい~~~




果実の始まりもできているみたい




裏側から見ると!!!葉はゴールド 


前年のどんぐり 


イロハモミジ  花の後の初々しい竹トンボ型果実(翼果)





よく晴れた太陽燦燦のときに散策でき大満足でした。

遺跡の跡

2020-05-20 | 近所
近所の散歩の折に 「史跡」 があるのを発見!
これで二か所目 弥生時代からこの地で暮らしていた人たちのことを思うと夢が広がります♪
土器や住居跡などが発見されたそうです。
現在は私有地なので勝手に入ることはできませんので思いを巡らせながら
先人たちの生きた証をかみしめつつ しばし佇んできました。
諏訪原(すわのはら)遺跡





遺跡そばに ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)が咲いていました。




フジの花が咲いた後 細長いサヤに!


コヒルガオの季節になったのかと ときの流れの速さに焦りを感じたりして


いつもの素敵なお宅のお庭の花
名前を知りたいと色々当たった結果 
アメリカテマリシモツケ テマリシモツケ アメリカコデマリ 赤葉(アカバ)コデマリ 等々
出そろいました。色々に名付けられているみたい
緑色をしているのはボタンの葉です。





アジサイの一種ではないかと  葉の形が変わっていました。

道端の野草

2020-05-19 | 近所
道端歩き~ 早速目に留まったのは「オヤブジラミ」
セリ科 ヤブジラミ属





「ヤブジラミ」「オヤブジラミ」 どっちがどっちだったっけ・・・と毎度悩むのですが!!!
ヤブジラミより先に咲くのはオヤブジラミ 花柄は長め 等のことからオヤブジラミにしました。





ツボミオオバコがいっぱい生えていました。
オッタチカタバミと一緒だったり葉が赤みを帯びていたり♪
とても毛深いことも特徴だと思っています。
花はほとんど開かないため「ツボミオオバコ」になったそうですが・・・
中には予想外にきれいに咲いているのを見ることがあります!
オオバコ科 オオバコ属










茶色に見えているのは花冠
「つぼんだままの花」と 「花冠を平開する花」と両方あるそうです。 
後日よく咲いているツボミオオバコを見ることができました。



麦の仲間のなにか・・・今年は特に多く見かけることになりました。
名前を調べてみると「ホルデューム・ジュバタム」 和名「ホソノゲムギ」でいいと思います。
イネ科オオムギ属
昔のこと 木場の帰化植物園で初めて目にしたのでした。
 ※アジア大陸原産 南北アメリカ ニュージーランドなどに広く帰化している
  1954年群馬県館林市で見いだされ日本中に散発的に確認されている※







根元はこんな風でした。


カメムシかなにかが・・・穂先は赤くなりとてもいい感じ~
このカメムシの名前は 「ウズラカメムシ」 だそうです!
かえで☆さんから教えていただきました(*^_^*)



コバンソウがいっぱい! 大金持ち~




ヒメコバンソウもいっぱい!  小金持ち~



クスダマツメクサ

2020-05-18 | 近所
近所でも歩いたことのなかった通り 歩道脇には野草がびっしり!!!
クスダマツメクサが大群落を作り花を咲かせていました。
マメ科 シャジクソウ属



ほかの野の草も色々入り混じり♪ 




クスダマツメクサはちょっと雰囲気がゴージャスって思っているのです。




咲き進むにつれ色は少しずつ薄くなり
しまいには深い茶色になるところなんかも気に入っています。











テントウムシ こんなところに紛れ込んでいました。


クスダマツメクサと同じ草むらに気になる草が!


二股 二股に分かれるこの草は ノヂシャではないかと!
スイカズラ科 ノヂシャ属




果実になり初めていたのでした。





ミズキ

2020-05-17 | 近所
ご近所散歩  ミズキの大木があるのを初めて知りました。
上に枝を大きく伸ばし!



下にも枝を広げ♪


ミズキの葉は互生  ミズキ科 ミズキ属








足元ではヤセウツボがニョキニョキ~
キク科 セリ科 マメ科 などに寄生する    ハマウツボ科 ハマウツボ属



腺毛がすごいです~  ネバネバ!!!




オオジシバリ




クゲヌマランの花後


この前見ていた近くにあった一株 ギンランなのかクゲヌマランなのか・・・
花は咲かずに終わるかも・・・無事でいてくれたのはなにより♪ とホッとしています。