花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

栗駒山(名残ケ原)

2018-09-18 | 山旅
思っていたのと反対の道から登ってきたためまるで沢登り状態で大変でした。
写真を撮る気持ちも全くなかったですがやっと道が交わる地点へたどりつきホッとしました。
登ってきた人に聞いてみたところ結局どっちも同じようなぐしょぐしょ道 これで気持ちが晴れました♪
ここから名残が原の湿原に入ります♪



こんな感じで水分たっぷり  足元注意です。


湿原内の木道歩き  楽ちんで心が弾みます!


キンコウカの残り花やイワショウブ 白飛びしたウメバチソウなどのほかにイワイチョウの葉も見えます。 






この後はずっとぬかるんだ危ない岩ごろごろの道が続き足を運ぶのに必死でした。
苔花台(たいかだい)に着きました。



このあたりからすぐ下は谷 山肌の様相が見え始めてきました。


なんとなく見たことのある木が見えたのですが・・・ハナヒリノキかもしれません。


山肌がよく見えます!



あれもこれも写真に撮りたいのに・・・気持ちにゆとりが生まれてこない・・・

栗駒山登山口

2018-09-13 | 山旅
須川温泉の湯気を感じつつ 栗駒山への登りはここから!!!





登山口はすぐそこですがこのあたりではでたくさんの人が裸足でお湯に入りくつろいでいます。
青い板囲いの向こうは露天風呂♪








木道を通りながら進みます
ここで右に登ればよかったのですが左の道を選んでしまったのです・・・どっちにせよ途中で交わるのでした。





ここにいるだけで露天風呂に浸かったような感じでした。登る意思を高くかかげ挑戦します!

祭畤(まつるべ)山の山容

2018-09-10 | 山旅
2018.8.11の朝 一日目の宿は祭畤(まつるべ)温泉の「かみくら」にしました。
「神座」とかいて「かみくら」   ”神々が降り立つところ”という意味のある祭畤温泉 
前日には古代の儀式が庭で行われたそうです。



その儀式に使われたと思われる名残




栗駒山に向かう途中 祭畤山が霧に包まれて顔を出し見ることができました。


祭畤山を臨むそこは・・・地震の被害をそのままに遺してある場所でした。



青く美しい水をたたえた湖面と対照的な被害の後・・・








橋の残骸


祭畤山を望みながら栗駒山へ向かいます~

行者滝

2018-09-06 | 山旅
世界谷地の散策終えた後 「行者滝」という看板を見たので寄ってきました。   2018.8.10








岩のことが説明されていましたがグリーン色をしているのかどうかはっきりせず・・・
岩のどこかにあるのかもしれません。



”粋な配慮”?   ここの右側に滝があるのです!






ここにもオオカメノキありました!


こっちの木には赤い果実つき(貧相で分かりにくい)


すぐ目の前に果実つきの木がありました



ヒヨドリバナ


ツルアジサイ  我の仲間のなにかも♪



次の日は ♪栗駒山登山♪ どうでしょうか・・・

世界谷地5

2018-09-03 | 山旅
湿原散策終え もと来た道を戻ります♪  お天気はずっと上々(*^。^*)


途中の枝の形が面白かったです。襟元きれいに合わせ着物を来たミズナラ?という感じ♪


左がブナの木 右はミズナラの木


居心地の良いブナ林  ブナって幹肌が白いという感じがします。
このことを忘れないようにすればブナに出会ったときちゃんと分かりそうです。



ブナの木を飾るようにホツツジがありました。


雌しべは反り返っているようには見えないのでただの「ホツツジ」でいいと思うのですが・・・



栗駒山周辺での樹木の代表といえば! オオカメノキ♪ 見目麗しかったです  レンプクソウ科ガマズミ属
すでに実を結んでいる頃でしたがこの木に果実はなく代わりに新しい葉の芽生えを鑑賞することができました。
新芽 花 果実 葉の形に至るまで どの段階でも心奪われます!









ヤマアジサイ  まだきれいなままの花と終盤の花と♪




ナナカマド 青い果実をいっぱいつけていました。


青い空で心地よかった湿原散策でした。

世界谷地4

2018-08-30 | 山旅
湿原散策まだ続いています・・・
リョウブの木はあちこちにありどれも丁度花の旬を迎えていました。
里でも見られるため関心がうすく細かく見てこなかったのは反省 (-_-)



ミズギクが出てきました。




美しいサワギキョウにお目にかかれたのは感激♪




▼ミゾカクシに似ているサワギキョウの花 雄性期  右下に雌性期の花が写っていました。
調べたことの引用 
  ※雄しべは5こあり 葯と花糸の上半分は合着して雌しべを包み、
   筒状になってその中に花粉を充満させる。
   雄しべの先端には毛があり、昆虫がその毛に触れると内部から花粉を吐き出し、
   昆虫のからだに花粉をつける※ 



こっちは雌性期
花粉を出し終え合着した雄しべから雌しべがぐ~んと伸びほかの花からの花粉受け取る状態



左上は雄性期の花 下には雌性期の花がついていました。


これはなんの木? ずっ~と考えていましたがもしかして・・・サラサドウダンではないかという気がしています。
まだ出来始めの若い果実ではないでしょうか・・・






世界谷地3

2018-08-27 | 山旅
湿原散策続けています・・・
カヤツリグサ科のなにかがいっぱい生えていました。調べたところミカヅキグサではないかと思います。
ミカヅキグサは カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属







小穂から出ているシベを見ると雄しべが先に熟すみたい


ワタスゲはいっぱいあるはずなのに・・・どれがそれなのか結局分からずじまい
綿毛になればよく目立つのに♪ 名札の近くにある草がワタスゲなんでしょう♪




イワショウブの花がとってもきれいでした♪


イワショウブのほかに 三つ葉が見えます! ミツガシワもたくさん咲いたのでしょう


果実の頃は真っ赤になりとても見栄えがします。果実の始まりもいいものだと眺めてきました。




2006年9月に至仏山で出会ったイワショウブ 水滴まとった姿と赤く熟したイワショウブ



世界谷地2

2018-08-24 | 山旅
ブナの精霊が宿っていそうな空気感!
ブナの大いなる懐に抱かれているような感じもしました。 ブナの林っていっそう好きになったようです。



林床にはキノコ類色々出てきました。白いこんなのもキノコ?




ノギラン 花の終わりに近かったのですが咲き残りといった状態は初めてでした。




面白い木が出てくると湿原の始まり~


案内にあるように第2湿原へはここから右へ行けばいいのですが・・・今思うと行かずに終わってもったいなかったです。


木道がずっと続きます♪


赤い実をつけた不明の木




ミカヅキグサやギボウシ(コバギボウシかもしれない)など




キンコウカはもう終わり 残り花が少しありました。


これからの湿原を彩るウメバチソウ



世界谷地

2018-08-20 | 山旅
宮城県にある世界谷地湿原へ行ってみました。 2018.8.10
世界谷地とは「広い湿原」という意味なのだそうです。



二つの湿原に行くことができるのですが第2湿原方向へは×印がついているため通れないみたい・・・
そう思ってあきらめたのですが地震の被害の工事が終わり行かれるようになったと後に分かりました。
このときの地震は平成20年6月14日 「岩手・宮城内陸地震」 栗駒山付近は被害が大きかったのです。



地図にこのように×印がついていました。


湿原への入り口 最初は上って行きます!


階段下で見たのはツルウメモドキかもしれません。果実になっていました。



初めて目にしたのは! ヤマノイモみたいな果実ができたなにか・・・
後で調べて分かった ”クロヅル” でした。 クロヅルって東北方面ではすごく多いように思います。





トンボ♪  帽子に止まったりして友好的~




リョウブはいたるところで丁度花盛りを迎えていました。一番多く目にしたかもしれません。
この後ブナの林の中を歩いていきます!


ミチノクエンゴサクなど(新潟妙高4/30最終回)

2018-06-06 | 山旅
何日か前に気温が高い日があったその後  雪解け水となって流れた跡と思われます。
地面が模様になっているように見えました。  フキノトウは新鮮でおいしそう♪ 写真撮りすぎ・・・







キクザキイチゲもいっぱい これも撮りすぎ・・・






すごく小さいエンゴサクが出てきました。  ミチノクエンゴサク♪ 
右の真ん中あたりに見える気になる若葉 愛らしい♪









シラカバの木が一本倒れそこに花が咲き始めているようでした。雄花みたい




ヤドリギがいっぱいとりついていました!


この山はなに?  火打山?・・・ここから火打山の登山口までは近いです。帰りに車窓から見てきました。
その登山道入り口あたりは山野草の穴場になっているらしいです。


季節が大幅にずれ新鮮味に欠けることになりましたが
これでようやく終わりにすることができます。長く見ていただいてありがとうございました。
途中間があいてしまい気がもめましたがこれも人生の一コマと言い聞かせ受け入れることにしています。

笹ヶ峰方面へ(4/30)

2018-05-24 | 山旅
笹ヶ峰あたりまで行く予定で向かっていくのですが途中まだ雪が深かったです。
車窓から撮っているのでフィルターかかった色になっています。











妙高山麓県民の森というところを歩いてみました。
この先を行くと池があるようなのですが雪のためそこへは行かず近くだけを散策します♪


近くに来たら色々がよく見えてきました! 残雪はあちこちに! 白く見えた花はキクザキイチゲ


フキノトウも出たてのほやほや  目覚めたばかりの様相が濃かったです。


ここはフキ畑?って思えるよう! フキノトウだらけになっていました。


何組かフキノトウ摘みに精出していました。
私たちも少し摘みましたが上手に採るのが難しかったです。あまり多くあるので飽きちゃって・・・




次の1回で終わりにします・・・

滝見物終えて(新潟妙高4/30)

2018-05-22 | 山旅
駐車場まで戻り林の周辺散策してみました。
行くときには気がつかなかったのに・・・水の流れるところが赤いのにびっくり! 鉄分が染み出してきているみたい



水の飛沫がかかったらしくヒノキの葉が赤く染まっています。


こっちも・・・水の流れた後が茶色


ハウチワカエデ花盛り~ きれいでした!  名前の通りうちわのような葉




大きな岩が居座っているところに♪  岩のてっぺんに1株と岩のそばにミヤマキケマン咲いていました。






フデリンドウ お日様のおかげで開いていてくれました。


いもり池で見てきたのと同じように落ちていたのは! これは赤みがないのでイタヤカエデの花だと思われます。
虫こぶのようなものもついています。



上を見たときの木はこれでした! 左のほうに花付きの枝がなんとなく写っていました。


お蕎麦屋さん近くの滝! リュウキンカやミズバショウもありました。







この後は笹ヶ峰高原方面へ一応行ってみることにしました。

苗名滝からの下り(新潟妙高4/30)

2018-05-21 | 山旅
苗名滝を間近で見物した後 戻るときは野草をよく見ながら!!!エンレイソウ




キクザキイチゲ


フキの花  雄株みたい・・・


ちょっとキモチワルイ コケが・・・ジャゴケ?


おかしなキノコ  スッポンタケ かもしれない


ここでもヤグルマソウの新芽を見ました。 紫系の味のある色をしています。


水気の多い場所のためネコノメソウの仲間が生えています!


ツルネコノメソウかもしれません。葉はハナネコノメに似て可愛らしく互生していました。




もう1種類ありました。ホクリクネコノメソウのような気がします。




行くときには気づかなかったエンレイソウが・・・またまた出てきました。




堰に近いところまで戻ってきました。






駐車場の近くには雰囲気のあるお蕎麦屋さん

近くには林があるのでそのあたりを散策してみます

苗名滝(新潟妙高4/30)

2018-05-20 | 山旅
吊り橋を渡り反対側へ行くのですがその前に水辺の野草に目をやっています
ネコノメソウのなにかがあるらしい・・・帰りにちゃんと撮らなくっちゃ!







吊り橋の足元から下を見てみます・・・震えそう




滝の前の休憩所




苗名滝の説明が書かれていました。あの岩は思っていた通り柱状節理でした




ズームで岩をよく見ると六角形の形!


鉄分が多いのでしょうか・・岩が赤くなっていました。

この後は同じ道を戻っていきます!

関川沿い(新潟妙高4/30)

2018-05-18 | 山旅
苗名滝まで行く道筋で山野草に目が行き足元はしばしば止まっていました。
堰の一番てっぺんから水が落ちる様子を見ています



堰を抜けると水量は多いものの関川の流れは落ち着いて見えました。




川に沿い少しずつ高いところへ登っていきます。左側はこのように崖でした。


次々に草や木が出てくるのを楽しみにしつつ迫りくる滝も気にしながら歩を進めました。
ヤマドリゼンマイでいいと思います。たくさん生えていました。





渋い紫色の新芽をつけたのはヤグルマソウ♪


このあたりには「ヒメアオキ」という小さなアオキがあると聞きました。もしかしてこれがそうでしょうか。

こっちはつぼみをつけて♪  葉が細くやわらかそうです。上の木と比べると違うような・・・


そうこうしているうち! 苗名滝がよく見えるようになりました。







吊り橋を渡り向こうへ行ってみます!