花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ジューンベリー

2019-05-07 | 夢の島公園
初めて目にしたジューンべりー! ここにあることも初めて知りました。
丁度花が咲いているときでよかった♪   4/13
ジューンベリー(アメリカザイフリボク) バラ科ザイフリボク属









茶色をした葉が毛深くて一段と気に入りました。




雌しべの数が多い~  一体いくつ?  と数えてみたら!5裂しています!






終わりごろは赤みが差しすてき!


こんな姿を見るとセイヨウバクチノキを思わせます♪



アケビを鑑賞し♪




きれいに赤くなっていたツルソバの茎を見ることができました。








果実を見損ない悔しく思っていたのでここで残りの姿を見てやれやれ♪



マメカミツレ

2019-05-06 | 夢の島公園
足元の ♪小さきもの♪ ほとんど気づかれず人知れず静かにそこにいる野草
そんな風に形容したいマメカミツレが夢の島公園で未だにたくさん群生していました。
ひと株だけで結構な範囲を占め花数も多いです。キク科マメカミツレ属  2019.4.13



オオイヌノフグリがそばにあるので大きさ比べに丁度いいです。




隙間がないほどびっしり! こんな場面がず~っとでした。


花の形が色々ありすぎて・・・順番分からなくなりそう
 2012年 林の子さんに手取り足とりの状態で助けていただきながら
      やっとまとめられたという経緯があります
それ以来真面目に取り上げてこなかったので忘れていることが多く始めからやり直し
日数の経過で次々色や形を変えることが面白味になっているかもしれません。






花の造りも面白おかしくて!こんなに小さいのに中身は濃くややこしい(-_-;)
中心には両性花 周りを雌しべ(白く見える)だけの雌花が取り巻く







緑色に見える周りの花が雌花で真ん中にあるのが両性花


日数が経ちだんだん茶色になりそうです。


中心の両性花(種子はできない)は大分茶色が濃くなってきました。
周りの雌花の翼のある果実の形がよく分かるようになって!



横から見たところ


もうじき全部落ちてしまいそう


右はすっかり落ちて殻になってしまいました。

真ん中の両性花には種子はできずちゃんとした種子は雌花のみにできる
つくりがややこしくても何度か扱っているうち覚えられそうな気もします!
忘れないよう時折優しいまなざしを向け頭にもしっかり入れたい♪
ちなみに月に二度は通う病院への道すがらこのマメカミツレが送り迎えしてくれるのです!
一株お持ち帰りできたらいいのですが・・・鉢植えで楽しんでみたい希望があります♪
初めて取り組んだときのマメカミツレ

夢の島公園工事中

2019-04-30 | 夢の島公園
夢の島公園の外周から眺めるヨットハーバー
このあたりの草地には心をときめかせてくれる野草が多く時間をたっぷりかけ見回ると楽しい♪



すごくカッコいいヨットが入ってきました。


クワの木を手前にして! ヨットハーバー




公園内はほとんど立ち入り禁止 オリンピックのアーチェリー会場のためです。
白い壁に覆われてしまい中の樹木はほとんど移植されたのだと思うことにしています。
ニュースによると会場は整ったという情報でした。白壁外されたのかどうか分かりませんが・・・





その白い壁にアクセントがつけられて♪  飛び出す絵になっていました。








熱帯温室の近くには!!!シナアブラギリがあったのです。しかも3本も!








残りの果実1個まだついているのも見えました!


美しい葉を茂らせにぎやかになりそうです。


よく見ればもうつぼみがついています! これは忙しくなりました~
急にあわただしく心が逸りどうしましょう  あこがれ最前線の木にうれしい悲鳴(^^♪ 
連休明け頃から行かれたらいいです! まだあわてなくてもいいかしら・・・
もう何もかも上の空になりそう ( ^)o(^ )


ヘビイチゴ ヤブヘビイチゴ

2019-04-29 | 夢の島公園
ヘビイチゴ




葉の形をよく見たいのによく開ききっているのは少ない








こっちは花が大きめのヤブヘビイチゴ 
ヤブヘビイチゴの副萼片はとても大きく華やかさもあるよう♪



ヤブヘビイチゴの葉はヘビイチゴに比べてとがっている感じがするのですが
これもまだよく開いていなかったのでわかりにくいです。



後ろから♪








果実になりそうなのと少しでき始めているのと♪



ヘビイチゴ ヤブヘビイチゴ バラ科キジムシロ属
萼片は5裂し 副萼片は5個つく
果実には違いがあり その頃に見るともっとはっきり分かりそうです♪

タンポポ

2019-04-28 | 夢の島公園
タンポポが元気よく咲いているのを見てきれい! そう素直に感じました。




わぴちゃんから花弁の先のことを聞き面白い~って思い
自分でも撮ってみたい気になっていました。
舌状花の先の部分↓ 赤ちゃんの歯みたいに見えるところ 
この部分のことを 「ligules teeth」 というそうです。ligule=葉舌
中にはこの先端部分が赤みを帯びているのもあるそうで♪  そういうのも見られたら♪
 ★タンポポの舌状花は5枚の花弁がくっついてひとつの花びらのような形になっていて
  その影響で先がギザギザして見えるよ★ わぴちゃんから教えてもらいました。
なんとなく筋っぽく見えるのはそういうことだったのかと!!!





後ろから見たタンポポ  裏側も中々いい色をしています♪
総苞を見ると反り返っているのやそう見えないのもあり なにタンポポなのかはっきりしなくて・・・
  *外総苞片の長さも見分けるポイントなのだそうです*
セイヨウタンポポは舌状花の枚数がすごく多いそう!







これから咲きだしそう♪

 
こんな感じは一番いいときに思えます♪ 花弁の裏がすてき!




終わりごろも気に入りました。






花粉をいっぱいつけている雌しべ   雄しべは雌しべの周りを取り囲んでいる



サギゴケなど(4/13)

2019-04-27 | 夢の島公園
お天気がよかったので夢の島公園へ散歩♪ 野の草にあふれていました!
白い花を咲かせていたのはほかの場所で見ていたサギゴケ
サギゴケはなに科? ハエドクソウ科 あるいはゴマノハグサ科



ムラサキサギゴケは夢の島のいたるところに生えているのを見てきました。






キランソウ これもすごく多くてどれにしようか迷うほど♪
足の踏み場もないほどにかたまって生えています~







つぼみもたくさんありました。全体に毛深い・・・


キランソウと混ざり合いオオイヌノフグリが咲いているのですが
見た目いじけたような咲き方でおかしかったです!!!
太陽の光は十分あるのに・・・”お日様もっとほしい~” そんなこと思っているのかも♪












ムニンススキなど

2019-03-08 | 夢の島公園
小笠原の固有種で「ムニン」とつくのは「無人」のことだと教えていただきました。
かつて人がいなかったことからというのが理由なんですって♪
ムニンススキ









これは「ハスノハギリ」 葉を見ると蓮の葉を思わせるようです。
果実がちょっとだけ残っていました。











コダチヤハズカズラ (ツンベルギアとも呼ばれる)
右端に写っている赤い果実は「ジュズサンゴ」でした。



名札を見やすいようにしました。学名が分かるようになりました。
ただのツンベルギアと呼ぶのは正しくなく「ツンベルギア・エレクタ」とするのが正しいです。ヒントをいただいたおかげでした。


コダチヤハズカズラはシベが花筒の中にあるため外からはよく見えない
ヌーボーとした感じがします。







ランのなにかが鉢植えで展示されていました。名札はついてなくて名前の調べようもなく・・・
これもどことなくヌーボーとしてとらえようがない






レッドジンジャー

2019-03-05 | 夢の島公園
名前はショウガ科のレッドジンジャーでいいと思うのですが・・・
それより赤く咲いているのは「花」だとばかり思っていて・・・
赤く見える部分は 「苞」 と呼ばれるものだそうです。









このレッドジンジャーもおかしなことになっていました。
調べてみると花が終わると新しい株が育ってくるのだそうです。新発見!






花は白い花が苞の中に咲くそうですがそういうのはひとつも見かけず残念でした。
いつかは白い花にお目にかかりたい♪

ちょっと一休みするところ 東屋風の造り 南国ムードも感じられ落ち着けます♪




ちょっと出かけることになりました。

ナナバケシダなど

2019-03-04 | 夢の島公園
ナナバケシダ 名前のいわれは葉身の形が様々だからだそうですが・・・
多少葉の幅に違いがあるほか特に顕著な違いはないような気がします。









胞子葉 表側から見ても分かるソーラスのブツブツ


オオタニワタリ  胞子の付き方も撮っておきました。






黒い実が生っていたのは セイロンマンリョウ







これは黒 赤やクリーム色などマンリョウと一口に言っても実の色は色々なんだ!

クロトン 

2019-03-01 | 夢の島公園
クロトン ヘンヨウボク「変葉木」という別名の通り葉の色や形など変化が多い


緑色が多いものや赤味も様々








花があったのにうまく撮れず残念無念 雄花


雌花


こんなのもありました! クロトンの果実? その下の1枚は雄花のつぼみ?
クロトンでいいのかも疑問・・・





すっごく小っちゃいカマキリちゃん♪




クロトンがすごく多かったので興味津々で見ていたら!
葉の表側にも裏側にも主脈から突起のようなのがついていました。







これは葉の裏側についています。


こっちでは葉からまた葉が出るみたい♪

このような現象が不思議で面白く色々調べていたところ林の子さんが
秘密を明かしてくださっていました。
林の子さんのページ
これは「飛び葉」と呼ばれるのだそうです。あちこち調べた結果やっとたどり着け感激でした!
突起のようなものがある葉も もっと伸び葉が出てくると思われます。
観葉植物として重宝されるようですが手に入ったら一鉢ほしくなりました。

オドントネマ・ストリクツムほか

2019-02-27 | 夢の島公園
見ごろの花が何種類かあるのですが中でもややこしい名前のキツネノマゴ科の一種
遠目で見る限りキツネノマゴ科と思えるものの近くからだとすごく変わって見えました。
オドントネマ・ストリクツム(ベニツツバナあるいはツツサンゴバナ) オドントネマ属 キツネノマゴ科





どこからどこまで花?って不思議です。
ケイトウを思わせるヒダヒダがありそこから花のようななにかが出ていたりして・・・
なんだか訳の分からないような植物でした。

このような現象は「帯化(たいか)」「綴化(てっか)」といわれるそうですが
この場合は「綴化」とするのが適当のようだと教えていただきました。







キツネノマゴ科 もう1種 すぐそばに咲いていました。 
キダチキツネノマゴ 別名ガンダルサ



シダ植物はとにかく大きいのから小さいのまで様々 名札がついているのもないのも色々
葉の模様がちょっとキモチワルイ  クロコダイルシダ  名前の通りワニの背中を思わせます。








熱帯植物(サキシマスオウノキほか)

2019-02-25 | 夢の島公園
熱帯植物園の入り口からすぐのところにあるのが「ゾウタケ」
普通の竹より太くがっしり見えるところは「象さんの足」を思わせます。



子供の竹は親のすぐ脇から生えてくるところが普通の竹と違う




サキシマスオウノキに花が咲いているのを初めて目にし ラッキーでした♪
この木は大きく張り出す板根で有名らしいですがここではまだまだ・・・







オウギバショウ




サガリバナが昼間なのにまだ落ちずに残っていてこれもラッキー!









熱帯性植物

2019-02-22 | 夢の島公園
熱帯植物園へ行ったときにボランティアの方に案内していただきました。
その方は小笠原へ数度いらしたそうでその植物にはとても詳しかったです。
色々教えていただいたのに忘れたことが多く自分ながらがっかり感が大きいです。
ビカクシダの胞子は裏側の葉先につくと教えていただき初めて知りました。





ガイドさんも名前が分からないそうですが面白いシダがあったので撮っておきました。
茎にしべだけの花みたいなひげがつき それがもじゃもじゃしてなんとも不思議
切れ込みのある葉にも特徴がありました。










この変わりものが分かったので入れておきます。
自分の目で前に見ていたのでした。
フィロデンドロン・スクアミフェルム サトイモ科 和名 ワタゲカズラ
https://blog.goo.ne.jp/5241065/s/%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%82%B2%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9  


モンステラ 果実がついていました。
ガイドさんが小笠原で味を体験したそうですが・・・味は微妙みたいです。





熟すと六角形のコーンのような実が自然にはがれそのときに食べるのだそうです。


夢の島熱帯植物園では小笠原の植物が多くそれを楽しみにできます♪
このときはムニンアオガンピ(小笠原の固有種) ジンチョウゲ科 が展示されていました。




オシロイバナ

2019-02-08 | 夢の島公園
今までオシロイバナの面白さに気づかずにいてすごく「損した」って思っています。
その楽しさを教えてくださったお友達に感謝し自分でも真似したくなり挑戦しているのですが
結果はなんとも無様でちっとも向上の兆しは見えずまだまだ道半ばのままになっています。
オシロイバナって同じ株なのに花色などに個性があることもいいなって♪





花ひとつのアップをいそいそと撮ってきました。
どこにでもあると思っているのにこれが意外になくてどこで咲いているのか探すのも大変
花弁に見えるのはがく筒が変化したものだそうで 緑色の萼片に見えるのは苞葉だそうです。





花色も絞りのような模様もなんて変化に富んでいるのでしょう♪
花糸に花柱 白だったりピンク色だったり♪  雌雄で同色にしているのかしら♪









あるサイトによると  ”「オシロイバナ」は素人でも顕微鏡で見るような写真が撮れる”  
と書かれていました。 大きめの花粉の粒がなんとか写ってくれました。



雌しべにコロコロの花粉玉いっぱいついて♪





オシロイバナの雄しべや雌しべは最初丸まっていてそれが伸びてまた丸まる
ほかの花粉でも自分の花粉でも受粉できる
このような仕組みがよく分かるように撮ってみるのも課題なのです。
オシロイバナは  オシロイバナ科オシロイバナ属

イスノキ果実

2019-02-06 | 夢の島公園
イスノキの虫こぶでオカリナみたいなのがあったらいいな♪と思って!
イスノキのある場所へ行ってみたところ工事のためほとんどの木はなくなっていました。


ここには何本かイスノキがあったのに・・・
オリンピックのための施設が新しく作られるそうです。
「保存樹木」とゼッケンをつけられた木が何本かあるほかはほとんど消えていました。
どこかほかへ移植されているのだと思っていますが・・・

がっかりしながら「武蔵野の道」を歩いているとそこにイスノキがあったのでした!







この果実を見たときこれはいったい・・・と全く分からず・・・
後で調べてやっとイスノキだと分かりました。まるでマンサクの果実にそっくり! 
よく似ているので検索のとき 「マンサクに似た果実」にしたらすぐにヒットしました。
もうずいぶん前にほかの人のところで見ていてコメントにもそのことに触れていたのに・・・
すっかり忘れてがっかり感が大きいです。  イスノキは マンサク科 イスノキ属






このときは笛になるような穴の開いた虫こぶは見つからなかったです。
花はとてもいい花(地味な花)を咲かせるそうなので是非ともこの目で見てみたいです!