No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

北に生きる猫

2021-01-12 | 漁港の猫
「こんな寒い北国じゃなく、もっと暖かい所なら良かったのにな」。思わず、そんな言葉が出る。そうは言っても、どこに生まれるかを選ぶことは猫には出来っこない。せめてもう少し良い環境だったらとも思うが、この環境しか猫は知らない。その分、ここに住む猫たちは、他のどの猫よりも「暖かい季節」の有り難みを知っているのかもしれない。

X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
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猫をモノクロで、あるがままに撮る

2020-06-15 | 漁港の猫




昨日の猫は、ざらっとした質感の写真ということで掲載した。今日は、奇を衒わない基本通りのモノクロで撮影したものを掲載する。といってもカメラ任せで、「アクロスモード」で撮っただけである。だから写りに関しては、すべてカメラのお陰。僕の成し得たことは、猫に接近できたことだけである。いや、撮らせてくれた猫様のお陰か。

X-PRO3 / XF23mm F2R WR
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物哀しい漁港に猫2匹

2020-04-30 | 漁港の猫





どんより曇った空に、肌寒い気温。遠目に見える鳥海山も含め、全く春らしくない。何故か物哀しい光景だ。ここは秋田県象潟漁港。ちょっとした用事があって、象潟に行き、ついでに漁港の猫を見に立ち寄った。すぐ近くにある「道の駅きさかた」は、休日ともなると駐車場は車で一杯となる。このGWは休業中で、駐車場が空になっている光景は初めて見た。漁港に人の姿はなく、黒猫と茶トラが仲睦まじく戯れあっていた。猫は晴れる日を待っていた。


LEICA M MONOCHROME(CCD) /  SUMMICRON M35mm ASPH


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漁港には誰も来なくなった

2020-04-25 | 漁港の猫




秋田県象潟漁港の猫。ボランティア団体による猫保護活動は、残念ながら終了してしまった(されてしまった)。それでも漁港に住む猫がいなくなるわけではない。要は元の木阿弥というjか、元の状態に戻っただけである。ただ異なるのは、コロナ禍のなか、漁港を訪れる人は極端に減ったことである。猫たちは保護活動期間を通じて、人との距離を縮めたけれど、また徐々に人との距離が離れてしまうだろう。この猫は何度か見知った猫で、人と接することが嬉しそうだった。最後の1枚は、僕の靴を枕に寝ているところ。なんか切なかった。

X-PRO3 / XF23mm D2R WR
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漁港の猫でも見てみよう

2020-04-12 | 漁港の猫




秋田県象潟漁港の猫。仕事で近くに行った際に、立ち寄った。ここだけは、新型コロナウイルスとは無縁の世界であって欲しい。麗かな春の日差しの下、猫は平和そうだった。もしかすれば、訪れる人も減り、お腹を減らしているのかもしれない。そう見えないところが、猫の良いところでもあり、だからこそ守ってやらないといけない。
柄の悪そうなトラが、こちらにやって来た。僕の前でゴロンとすると、身体をスリスリして、大欠伸をした。春だなあ。少しだけ、いつもと違う漁港の様子を猫はどう思うのだろうか。

X-PRO3 / XF35mm F1.4R




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漁港の猫 (別枠)

2020-02-13 | 漁港の猫





象潟漁港の猫。何日か前にも掲載した。その時にまとめて載せる予定だったが、茶トラの猫が想定以上に可愛かったので、他の猫がボツになった。暖冬とはいえ、この猫たちも厳しい冬を乗り越えてきた。気の毒なので別枠で掲載することにした。

追伸:当初モノクロで載せた。会社のPCで見たら全然濃さが違う。それはたまにあることだけど、今回は驚きの違い。窮余の策としてカラー版に置き換えた。本当はこういうことはしたくない。

X-PRO3 / XF23mm F2.0R WR
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茶トラ猫の三変化

2020-02-11 | 漁港の猫




理由は分からないけど、ここ1〜2年、猫が簡単にお腹を見せてくれるようになった。僕が生き物として脅威にならないからか、あるいは猫が親愛の情を持つ何かを身につけたか。久しぶりに会った象潟漁港の茶トラ猫。つぶらな瞳で見つめてきたと思えば、ゴロンゴロン。意味が分からない。

X-PRO3 / XF23mm F2.0R WR

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逆光の漁港猫

2019-12-30 | 漁港の猫
本当のところは、逆光の猫ではなく、逆境の猫なのである。秋田県象潟漁港の猫は、強制駆除寸前のところをボランティア団体の保護で、命を繋ぎとめた。避妊手術やトイレや小屋の整備、餌やりなどを通じ、漁港猫の存在は知られていき、テレビ番組などにも登場した。徐々に観光名所化もしてきていた。衛生環境や猫の生活環境も改善し、小さな子猫を猫が欲しい方へ譲渡する取り組みなどもされていた。それが紆余曲折あって、漁港から離れた公園への移設、その後公園からの立ち退き要求を経て、象潟漁港での猫保護活動は事実上終わりを告げた。

しかしながら、相手は猫。公園へ移設しても、元の漁港に戻ってくる猫たちもいた。今ではその猫たちが、少ないながら元の漁港で生活している。漁師さんたちも表立っては「当たらぬ触らぬ」態度だが、そこは元からの関係で、それなりに平穏な日々が戻ったような気もする。今回の騒動については、実態を知らないので、コメントは差し控える。ただし、一つだけ。漁港猫が有名になると、それを見学する人が増えた。その車が漁港の内部にも侵入し、漁師さんの活動に支障が出ていた。猫を轢きそうな場面を何度も見た。すぐ脇には広く立派な駐車場がある。わずか100mを歩くことを面倒がり、漁師の仕事場に土足で踏み込む。そういう「自称猫好き」の責任が大きいことは肝に命じるべきだろう。ほら、猫だって駐車場に停めた車まで挨拶に来てくれた。雨上がりの逆光の猫。達者で暮らせよ。


X-PRO3 / XF23mm F2.0R WR
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もう一匹の漁港猫(ハンサム猫)

2019-10-03 | 漁港の猫


ハンサムな上に、人懐っこい。2010年に亡くなった我が家の猫(の若い頃)を彷彿させる姿。連れて帰りたくなる。

LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMILUX M50mm ASPH
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漁港の猫、漁船に乗る

2019-10-02 | 漁港の猫






漁港から1キロほど先の公園に集団移転させられた猫たち。そこで暫くは生活していたものの、なにしろ相手は猫。自分の好きな場所に居て、生活するに決まっている。結局、かなりの猫が元の漁港に戻っていく。この猫は結構古くからいる名物猫だから、港は完全に縄張りなのだ。開き直ったように漁港を徘徊する猫、これこそ本来の姿だ。漁港の猫らしい姿を久しぶりに撮影できた。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMILUX M50mm ASPH

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