福島方面に一泊二日の遠征に行ってきた。それは旅行(物味遊山)ではない。便宜的に「旅」とも表現するが、少し違うような気もする。今後も増えるであろう福島方面への外出、つまりは東北コンプリートへの挑戦は、「遠征」という表現がしっくりくる。今回の道中では、5つの新たな町を巡った。①川俣町、②大玉村、③旧・白沢村(本宮市)、④旧・岩代町(二本松市)、⑤旧・東和町(二本松市)の5つである。全く全貌の掴めなかった福島コンプリートも道筋は見えてきた。それでも全92市町村に対し、現状では約35の市町村にしか行けていない。ほぼ日帰りは不可能なので、拠点となる宿(温泉付きのボロ宿が理想)も確保しないと達成は無理だろう。
今回の遠征は大雪の最中であり、道路事情も心配された。でもそんなことを心配していては到底コンプリートなど達成できない。以前は大雪の中に移動し、夜中に帰宅することだってあった。もはや雪道の運転だけは北国の男となった僕は意を決して遠征に出発した。改めて分かったことは東北は広大だということだ。秋田県と山形県の一部は大雪で遭難するかと思ったが、宮城、福島はあまり雪は降っていなかった。まあコンプリートまでは数年単位の時間はかかるので、慌てずに進めていく。今日は「川俣町」の写真を掲載する(すべての町の写真を掲載するわけではありません)。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR