





昨年は記録的な少雪だった。個人的にも色々あり、雪の街を歩いて写真を撮ることは殆どなかった。今年度の冬季シーズンの始まりにあたり、手順確認を兼ねたリハビリ的な撮影を行った。色々なことを忘れていた。フードなしのダウンジャケット姿で、傘も持たずに歩いたので、早々にびしょ濡れになる。手袋もニット素材なので雪が染み込み使い物にならなくなった。歩き始めたときは薄日の刺す曇り空で、歩いているうちに雪が強くなった。レンズの前玉(フィルター付き)に水滴が着いたが、拭くものも持っていなかった。諦めてクルマに戻り帰りかける頃に、また薄日が差した。そんなこんなのすべてが懐かしい感覚だった。雪の街を歩く高揚感、冷たさ。それ故に感じる暖かい場所の有り難さ。数年前までは地吹雪が吹こうと町で撮影していた(嘘です、大げさに言いました)。今シーズンは冬の町を堪能しよう。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
それから歌を思い出します。 ・・雪の降る街を~
降ってくるボタン雪を、口開けて食べて、その冷たさに喜んでいた頃を。
雪が降り積もり始めるという様子の街並みが美しいように思いました。もっと降って積もる前の、様々なモノに白い雪が被り始める様子は独特だと思います。
「履物店」というような、靴の他に下駄や草履でも扱いそうな商店や、「自転車」の「自」が落ちてしまっている場所で書体が旧字である等、「おっ?」と注目してしまいます。
そして記事を興味深く拝読しました。雪が降っている中での「それでも歩き廻っている…」という感覚が、自身でも解るように思います。
素敵な画や愉しい記事に感謝!
これから東北地方は、まだまだまだ雪が振ります。真っ白に積もった光景も近づいています。また見ていただければ嬉しいです。
昨夜からドカッと雪が降りましたので、写真の場所も既に真っ白になっていると思います。
雪の町、それも観光地でもない普通の町並みを歩く感覚は素晴らしいと改めて思いました。
次は装備も整えて臨みたいですね~。