(前回からの続き)
気分を良くした僕は、場所を変えつつ街を歩く。時折、打算的に構図を狙ってしまう自分を戒めながら、感覚優先モードで撮影を続ける。GRを使うといつも「これで良いじゃないか、これ以上何がいるのか」と思う。実際、プラグマティックに考えればその通りなのだ。僕はソニーのフルサイズを使うタイプの人間ではない(揶揄ではありません)。何も困ることはないのである。だが次に撮影に出る時に、GRⅢだけを手に出かけるかといえば、そうならないだろう。結局のところ、それは実用上の問題ではなく、趣味趣向の問題なのかもしれない。電化製品だって、クルマだって、ファッション用品だって皆同じことが言える。それでもGRⅢで撮ることができないものより、GRⅢでしか撮れない写真が僕は好きなのだ。いくら便利だとしても、これがiPhoneに変わることはないだろう。
GRⅢ
(クロママです)
本当に最近はモノクロの写真を見る事が出来なくなりました。
とても懐かしく
いつも拝見させて頂いています。
楽しみにしてます。ありがとうございますm(_ _)m
僕はカラーとモノクロの区別がつかない人間になってしまいましたので、励ましのお言葉が大変有り難いです。感謝します。
懐かしさと現代が共存するような写真を撮りたいです。
小さいからこそ、いつでも、どこでも的な利便性があって。
新しい展開が期待できましょうか。
今年もいろいろな作品を愉しみにしております。
風景写真ではないので、必ずしも重厚なレンズが良いとは限りません。
身軽に動けることで見えてくるものもあります。でも出来るなら、普通のカメラでも身軽に動く体調に戻したいです。