JR秋田駅から徒歩圏内の場所である。いくら秋田県が田舎でも、駅前の殆どは近代的な風景となっている。こちらは通りを外れた旧い町並みで、市場や小さな飲食店などがある。特に人の流れもないし、変わったものがあるわけでもない。でも何故か、よくここに来て写真を撮る。秋田駅前郵便局が渋くて気にいっている（大きな郵便局は別に秋田中央郵便局がある）。
さて、話は変わる。選挙関連のことだが、どこどこの政党がなんたらという類の思想的な話ではない。衆議院選挙においては小選挙区制が採用され、原則的に一つの選挙区からは一人の当選者しか出ないことになっている。「一票の格差」の是正が求められ、今後は選挙区の統廃合が進められるだろう。この件については、もっと言いたいこともあるが、本題とずれるのでここまでにしたい。今日の本題。「秋田県から衆議院選挙に立候補したのは合計６人。うち５人が最終的に当選した。疑問を感じる」である。どういうことか説明する。秋田県には衆議院選挙区が３つある。第１区と第２区については、自民党と立憲民主党の一騎打ち、第３区は自民党と共産党の一騎打ちとなった。つまりは合計６人の立候補者がいた。第１区と第３区は自民党候補、第２区は立憲民主党候補が勝利した。問題はその後だ。負けた３候補のうち２人（第１区の民主党候補、第２区の自民党候補）が比例復活して当選した。小選挙区制は、例え一票差であっても勝った候補のみが当選する。極端にいえば４９．９９９％の票が死に票となる可能性もある。そうなることを防ぐために比例復活（重複立候補）は有効だ。その意義は分かる。与野党ともに恩恵を受けている。それにしても６人立候補して、５人が当選というのも疑問を感じる。小室某氏のNY州司法試験を上回る合格率ではないか。一票の格差を理由に、地方部の国会議員定数が減り、都市部にだけ集中する構図を批判的に見ているが、結果的に今回のケースでいえば、秋田県の国会議員数は多すぎるということになる。もっとも比例復活は都市部でも起きることなので、相対的には変化はないのかもしれない。比例復活（重複立候補）を否定するつもりはないが、もう少し良い方法がないものだろうか。きっと良いプランはあるんだろうけど、色々都合が悪いから日の目を見ないのかしれないとも思う。
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そういうこともありますよね。報道番組で見たことがありますが、旧民主党が政権を取った際、何処かの県連で頼まれて名簿の下の方に名前を記載されたらまさかの合格。
仕事を辞めて国会議員になった人がいました。一度もそんな希望を持ったことはなかったそうで、多分いまはもういないでしょう。
確かに摩訶不思議です。秋田県でも、今回は出馬しませんでしたが非自民の候補で、当選３回で一回も選挙区で買ったことがない。しかも３回とも異なる党での比例復活という方がいまｓｙ．
が、比例復活で全員当選、更に選挙区に出ないで比例単独で１名当選
本来3名だけ当選の所、前回より1名多い7名が当選です、自民候補全員当選。
北信越５県は新潟県以外自民党がほぼ全勝なので比例枠のほとんどが
新潟県自民の復活に役立ったわけです
立民は4勝２敗で勝ったはずなのに結果は4勝7敗みたいになってしまいましたね
与党も野党も同様ですよね。退路を断ってこそ、伝わるものや出来ることがあると僕も思います。
でも多分しばらくは変わらないような気がします。
各リーグで６チームしかないのに、それぞれ上位３チームが戦うのであれば、リーグで優勝を争う意味があるの？と思います。
＞選挙は一票でも負けたら落選
そのとおりですよね。一度国会議員になると、それが一生涯の権利みたいに思ってしまうのかもしれません。仮に比例復活を認めるとしても、人数を劇的に減らすべきだと思います。
一勝の価値、一票の価値、僕は写真愛好家なので一枚の価値、それぞれの「一」の価値を大事にしたいですね。
今回、「比例復活」に矛盾を感じいる方が、多くいるであろうことが分かり、ある意味良かったです。
だから投票に行くのは意味がないと思ってはいけないと思いますが、「でも比例で復活するんだろう？」と何処かで冷めているのは事実ですよね。
比例復活させるなら、様々な厳しい条件を満たした方のみで、しかも議員報酬も3分の１以下とか、何か出来ると良いかもしれません。
負けた候補への死に票を活かす？
これが私にはガテンが行きません(笑)
重複で落選者が復活 どうにも？
リーグ優勝しても 日本シリーズに出られないケースと似ている(笑)
比例は投票離れにつながるような気がします。
だって、こいついらん！と思ってるのに、落選してもしれっと復活しちゃうんですもの。
ガッカリですよ(´д｀)
だったら投票に行くのは面倒くさい、意味ないじゃんって思われても仕方ないかなと思います。
格差うんぬん言われても、働かないヤツは働きませんから復活させんなよと思いますね。
ただ、前回の選挙ほど面白半分の候補者への投票は少なかったので有権者もそこまでバカじゃないことだけはホッとしました。