考えてみれば、僕が住む秋田県では6月下旬に大雨被害があった。それ以降のほぼ毎週末、大災害が来ると警告され続けている。地震、大雨、台風、これでもかとばかりの大乱発である。幸い、何の被害もなく生活しているが、遠出はおろか、町で写真を撮ることもままならない。いささかイライラ感が募っている。手持ちの数少ない写真の一つを掲載する。今回の写真は遠出ではないけれど、日常の生活圏を超えた微妙な距離感の町を歩いた時のものだ。
嗚呼、役目の終えたものたちの残像。気がつけば、こんなものばかり撮っていた。こういうものが多い町だという理由もあるし、僕自身の感情とシンクロしたからでもある。役目を終えたものたちの残像。いきなり消えずに残像として残るだけでも幸せな結末かもしれない。
X-PRO3 / Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical
「役目を終えた」というキーワードで、眼に留まった様々なモノを撮っている、または色々な画を観てキーワードで分類されたのだと思います。興味深く拝見しました。
「役目を終えた」ということで、酷く褪色が進んだポスター、写っている人物というのを観て、少し噴き出しました…
それはそれとして、顧みられず錆びるに任せた郵便受けの箱や、シャッターの奥の車庫か何かの部分が無く、シャッターだけが塀の一部のようになっている様が殊に面白いと思いました。
素敵な画に感謝!
それは仕方のない運命というか、世の必定、みたいなものでしょうか。
私は、本来なら誰かのセーターになったりしたかもしれないのにその役目を中途で閉ざされた毛糸(レース糸?)たちの、肩を寄せ合うような色合いにグッと来てしまいました〜🥹
我が首相のポスターですが、そんなに昔のものではない筈ですが、何故こんなに色褪せているのか。もしかしてポスターの単価を抑えている?、などと想像していました(笑)。
ノンポリでも美味しいです。
確かにそうですね。他のものと異なり、毛糸は使われることなく、ここで朽ちていくのですね。
もしかすると、まだ使えるかもしれませんよね。昔は田舎の商店で、これだけの品揃いの毛糸が売っていたと思うと、胸熱ですね。
毛糸って、すご~く時間が経ってもほとんど劣化しないでフワフワしているんですよね💛
ケースの中の毛糸もふくざつな色味でけっこう良い毛糸✨どなたかの手に渡れば、ステキなセーターやマフラーや帽子になると思いました🌈✨
そう考えるとロマンがありますよね。次はもっと丁寧に撮りたいです(また撮るのか?)。
追伸:ちなみにcharlottemichiganさんとは面識はないのですが、同じ大学出身で、同じ時期に同じキャンパスにいたことが判明しました。大きな大学ではないので、奇跡的です。