僕は楽器を演奏することが出来ない。小学校の時、母方の祖父母から「なんでも好きなものを買ってあげる」と言われ、僕はカメラを選び、妹はピアノを選んだ。カメラはオリンパスのハーフ判で、ピアノは普通のアップライドピアノだった。子供心にも「この格差は何なんだ」と思った。それでも僕が写真を撮り始める契機となった出来事だ。別にそこで僕もピアノを習ったり、使ったりすることもできた筈だ。祖父母もそういうつもりだったと思う。でも僕は頑なにピアノに触れることを拒んだ。嗚呼、勿体ない、今でもそう思う。その後にギターやウクレレなどを買ったこともあるが、全て挫折している。だから僕は、ピアノやギター、サックスなどを演奏できる人を尊敬するし、格好良いと思う。
さて、本題の写真の話に戻る。引き続き、千厩の町だ。何回も同じ町を歩き、基本的に殆ど同じものを撮る。時と場合によって微妙にアプローチに差がある程度の話だ。その前後には、新しい発見したものを撮ることもあり、それまでと全く異なる見方で既知のなにかを撮ることもある。これは一つの曲を演奏する行為の模倣ではないかと思う。基本キーがあり、リズムとテンポがあり、メインテーマがありアドリブがある。時に同じように、時に変調しながら、撮影していく。これは楽器を弾けない僕が、カメラとレンズを手に疑似演奏行為をしようと目指しているのかもしれない。
X-PRO3 / XF23㎜ F2R WR
おお!このロボット、すっごく可愛いですね!
ソフトクリームの女の子とミッキーに加え、その下に見えるスタンプラリーのチラシもなかなか味があります。
でも、やっぱりロボットが一番かな。
良いセンス!(^O^)v
街でこういうのを見かけると嬉しくなりますね。
カメラとピアノの話は思わず笑ってしまいました。
写真の話を読ませて頂いて、6×6さんが楽器を弾けないのが不思議でなりません。
ギターを持ち替えて演奏を楽しむように、カメラを持ち替えて撮影を楽しんでみよう!と、ヒントを頂けたようです。
ありがとうございます。
写真は 一枚で何を訴えるか 歴史 風
景 物語 人の苦渋など表現しているでしょう
あるいは 視点を変えて 心に刺すものがあると思います
被写体 構図 瞬間が生きていますね
協奏曲でありシンフォニーかも知れません
ソフトクリームの店のところにいるのですが、前回来た時はいませんでした。
ソフトクリームの店では、大判焼きを作っているのですが、そちらは継続営業しています。
その店の真ん前が、おじいちゃんがやっていた電気店です。こんなに良い町なんです。
GR3とGR3x,普通の人には一緒ですが、それを使い分ける姿、格好良いですよ!。
僕もレンズを使い分ける言い訳になります(笑)。
僕は正直、単に好きなだけで、人様のことなど考えずに写真を撮っているだけです。それでも多少なりとも、それが人々に何らかの良い影響を与えることができればと、夢見ているだけです。
でも、夢見るだけだとしても、夢見ないよりは良いのかなと思い始めました。