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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

衝撃の泊まれるスナック街〜Good Old Hotel

2024-10-11 | 街:青森







まず一枚目の写真を見て欲しい。誰がどう見ても、これはスナック街というか、スナックの入ったビルの内廊下と見えると思う。実際、少し前までは本当にそうだった。でも、今ではホテルとなっている。つまりここはホテルの廊下である。そして各スナック店舗が、そのままホテルの客室となっている。ここは青森県弘前市の「Good Old Hotel」と言い、「じゃらん」とか「楽天トラベル」などにも掲載されているれっきとしたビジネスホテルである。スナックが営業していたビルの1フロア丸々をホテルに改装してあり、廊下を歩く限りスナックそのもの。とてもホテルとは思えない。以前から気になっていたが、今回泊まる機会があったので報告する。

僕が泊まったのは、「ニューうさぎ」である。三枚目の写真、スナック時代そのままの木製ドアが、すなわち部屋への入口となる。部屋の内部はリフォームされていて、スナックの面影はない。部屋自体は清潔だけど、事務的な佇まいである。窓から外を眺めることもできない。四枚目の写真は本当は泊まりたかったけど埋まっていた「愛人」だ。部屋の内部はどこも大差はないらしく、要は外からの見た目だけの問題である。このホテルはビルの2階にある。2階には暗証番号式の扉があり、宿泊者しか入れない(宿泊者以外の見学は不可能)。最後の写真は同じビルの1階である。ほぼ同じ造りだけど、こちらは現役のスナックである(笑)。宿泊すると、このスナックからのカラオケの音が夜中まで聴こえることは記しておく。

このGood Old Hotelだが、結構な人気ホテルとなっている。連休などは予約で部屋が空いていない。僕はこういうネタが大好きだし、この異様な再現度には頭が下がる。とはいえ、ずっと継続するホテルでないことも確かだ。どうしたものかと思っていたが、色々な絡みで弘前に出かけることになり、首尾よく宿泊できた。もう満足したので、二回目は泊まりません(笑)。






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