僕のブログでは、何らかの事情で写真が撮れない時に掲載されるものがある。それが、「猫の銀次郎」と「秋田川反の繁華街(昼)」である。今回は後者の方を掲載した。しかも定番中の定番、「かっぱ小路」である。特に劇的なものはない。定点観測的にパトロールをして、同じような写真を量産しているだけだ。見られる方は、「またこれか」とウンザリする向きもあろうかと思う。そこに意味がないかといえば、そうとも限らない。これは僕にとっては、日常のトレーニングなのである。遠出ではないし、時間も短いけど、この刹那に集中する。些細なことも見逃さないように眼をこらすことが、感覚を研ぎ澄ます(筈)。結局、何も見つからなくとも、この積み重ねが意味を成すと信じている。つまり、ここは僕の道場なのだ。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
先ずはお身体大禍無き様で何よりです。
漠然と写すと白で塗りつぶされる感がありますが、ゴミ箱の汚れを適当に隠し、瓶の頭の赤い色が差し色になってるのが、もう唸っちゃいます。
ところで、かっぱ小路の家賃を見ると、酒を出さないでも夜の無聊を慰める店有ると良いなあと思ってみたりします。
もう年末年始に突入ですが、本調子になられる事をお祈りしております。
本当は夜に撮りに生きたいですが、今は我慢です。
どんな人が入るのか、どんな人が出てくるのか、オジンさんと同じように想像して楽しんでいます。
ハイライトが飛ぶことと、シャドーを潰しすぎない(でもある程度潰したい)のせめぎ合いですよね。
追伸:かっぱ小路のどん突きに、昔の蔵を使ったカフェというか、飲食店が出来ました。
行こうと思えば、休みや貸し切りで行けていません。調査します。