ギャラリー展示会の模様をお届けする3回目です。
こちらの商品は、期間中にお越し頂いた方々も、近くでご覧頂けなかったのではないかと思います。
結構、手が込んでいる商品なのですが、展示棚の関係で分かりにくかったのではと反省しております。
商品名「兜の欄間木彫額」です。
大阪欄間の伝統工芸士の匠が彫り上げた逸品です。
大阪欄間には、多くの技法が存在しますが、特に絵画調の彫刻欄間は、世界遺産の屋久島に生息する稀少な屋久杉を用い、
杢目を生かして立体的で迫力のある技法で作られるのが特徴です。
匠の技により、勇ましい兜を細部に亘って見事に彫り上げています。欄間自体は非常に小さいのですが、
立体的で迫力にある兜には圧巻です。
よく聴く話なのですが、伝統工芸の中でも、彫刻師さんの技の継承は難しいと謂います。
その中でも大阪欄間は何人かの伝統工芸士の方々が頑張っておられます。
いつまでも残して欲しい技の数々です。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com