さて、これは、何だと思いますか?
ちょっと変わった形をしています。木製で丸く上部に突起のようなものがあります。表面は滑らかでツヤツヤしています。
実はこれ、「握り玉」と謂われるものです。GWに訪れた「庄川木工まつり」で見つけました。
使い方は、手の平の内側に突起の部分を当ててそのまま握ります。握っていると突起が手のツボをやさしく刺激してとても気持ちいいで
す。
購入して依頼、気が付くと、ふと、これを握っていたりして、握り心地が癖になってきています。
形はシンプルですが、これも列記とした伝統工芸品です。挽き物といわれるもので、旋盤を回しながら、木材を丸く削って握りやすい形
にしていき、突起の部分も適度な大きさに加工します。
一見簡単なようですが、これも高度な職人の技を必要とする加工のようです。
また使用している木材も永い間、土中に埋没していたものを掘り出した神代欅といわれる銘木です。その一番木目が綺麗な部分を使用して
いるようです。
購入する際、「握っているうちに歳月が経つと色合いも変化していくので、それも楽しんで。」と言われました。
やはり製作する方も銘木の特性を理解して加工しているということがよく分かりました。
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