年末の大掃除の際に、懐かしいものを発見しました。
これです。
かつて、父が使っていた「堅メジャー」です。
どうやら、どこかの銘木展示会に参加した際の記念品のようですが、永年愛用していたようです。
これは、銘木問屋をはじめ、銘木業界の方にとっては、持っていて当たり前の必需品のようなものです。
私も幼い時に、銘木団地内で色々な人が使用しているのを目にしてきました。
「まいど!」とお店に入ってこられると、倉庫に並んでいるお目当ての銘木商品の前に行き、おもむろにこのメジャーを取り出します。
そして、幅や高さなどのサイズをメジャーを当てて測ります。
ご自分の身長よりも大きな銘木の場合も器用にメジャーを使って測られます。
そして、その後、
「一間だな。」とか「何尺だな。」とかといった会話を経て、商談が成立していきます。
メジャーの中には、初めから、センチなどの表示ではなく、寸や尺などの表示で書かれているメジャーもありました。
「このほうが分かりやすい。」とおっしゃる方も多かったように記憶しています。
しかし、どうやら今では、センチやメートルで取引されるケースのほうが多いようです。
時代とともにかつての常識や認識もしだいに変わっていくようですね。
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