最近、この「失敗の意味合い」ということについて考えることがあります。
それは、会社に勤めているなど従事者の立場とどんなに規模が小さくても経営者とでは、全く意味合いが違うということです。
従事者の立場では、その職場の決められた規則やルールに従って業務を行なっていきます。
課せられた職務を全うするために働く訳です。多少自由が束縛され、窮屈に感じることもあります。
きちんと序列も存在し、従事者は、上司に対して、報告、連絡の義務も生じます。
業務を失敗したりすれば、もちろん叱責されます。
それをほとんどの方は、「嫌だ、怒られたくない。」と感じるようです。
しかし、私自身、羨ましいと感じるのは、失敗しても、フォローしてくれる立場の方がちゃんと存在するというところです。
どんな失敗をしても、その後始末は上司や会社が処理してくれるシステムがちゃんとあるからです。
では、経営者はどうか、
経営者は、大規模な会社は別ですが、個人経営者の場合は、「ルールは自分自身」ということもできます。
誰に従うということもなく、基本さえ、外さなければ不自由を感じることはあまりありません。
場合によっては、独断で色々な決裁を下すことも可能です。余程のことがない限り、誰にも咎められることもありません。
しかし、その代わり、失敗しても誰も助けてはくれないのです。
私自身がそうだったのですが、「それは、失敗だよ。」と誰も教えてはくれないのです。失敗も自分で気付くしかないのです。
では、どうやって気付くのか、それは、損失という代償がある場合が多いです。
ですから、私のような個人事業者の立場から見れば、失敗しないように諭してくれたり、叱責しながらも失敗のフォローをしてくれる組織
に従事しておられる方々は非常に恵まれており、羨ましく感じます。
自分自身も早く、失敗に気付く力を身に付けたいなと感じます。
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