東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




この世の果てのようなこの場所を、天国と呼んでむすびは慕っていた。根室の春国岱、立ち枯れたエゾマツと湿原の中にエゾシカが群れを成して暮らし、秋になるとオオハクチョウが、シベリアの寒さから逃れるように水辺にやってくる。湿原に陽の光が注ぎ、エゾシカの群は水辺を歩きながら、湿地に生える草を食む。シカの鳴き声が青い空に吸い込まれる。むすびはそこに立ち尽くす。ひな薔薇綺譚 にて、今後公開予定。オホーツクの海。 . . . 本文を読む

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