東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




忙しさには「いい忙しさ」と「そうではない忙しさ」がある。

「いい忙しさ」っていうのは、仕事がいっぱいあって、やりきれなくて、
でも「これをやり遂げれば、そのあとはゆっくりできる」とか、「これの
納品を待っていてくれる人がいる」ということで、みんなで明るくがんばって
いる、そんな忙しさ。

「そうではない忙しさ」というのは、仕事が思うように進捗しなくて、納期の
遅れをお客様にお詫びしなければいけなくなったり、お客様が怒っていたり、
忙しいあまり品質が落ちていたり、社員が疲弊していたりする忙しさ。

サンロフトのシステム開発事業部は、今、強烈に忙しい。
それは、残念ながら後者の方の忙しさだ。すでに他の事業部にお願いできる
仕事はお願いした。もちろん他の事業部もヒマではないけど、引き受けてくれた。
それでも仕事が終わらず、工程が逼迫している。

お客様には本当に申し訳なく、お詫びの日々。本当に申し訳ありません。
一方で社員は疲れている。

そんな中で、20時くらいからシステム開発事業部の関係者が集まって会議。

巷では長期連休に湧いている。ぼくらは誰がどれだけ出社するかを話し合っていた。
さすがに元日と2日は、会社はクローズするけど、それ以外の日はほとんど出社して
くれることになった。

それでも間に合うかギリギリのところでやっている。
仮にダメ元でもチャレンジする。やる事もやらずに「できません」ということ
だけはしたくない。テストもしっかり行って品質も向上させたい。

年末年始の休暇中の出勤者には、会社で毎日昼の弁当を買って出す事にした。
ペットボトルも。「じゃ、その買出しはあたしがやります!」と美奈子さん。
ありがとう。おかげでその場が明るくなりました。

「会社から遠いのはI君とY君か。ホテルなんばん(会社の近くのビジネスホテル)
予約してもいいよ」と自分が言うと「え~~」といいながらも笑顔があった。
もちろんそれは避けたいけれど、そういう会話を笑顔で出来たことが大きい。

今日の会議に笑顔があったことが、希望とやる気を呼び戻してきてくれたような
気がする。1月に納品させていただく2つの大きなシステムの制作。

なんとしてもやり遂げます。

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