東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




サンロフトではジュリーがフィリピンから、ヒエンがベトナムから来日して
働いています。二人ともとても真面目に勤務してくれて、とてもありがたいです。
ジュリーはWeb系、ヒエンは業務系。担当している分野は違うけど、二人とも
若くて優秀なエンジニアであることは同じ。

そんなジュリーとヒエンの日本語力をさらにアップしてもらうために、
日本語研究会を月2回 開催することにしました。研究会と言っても、昼休みに
全員で弁当を持ち寄って、食べながら、日本語を話すだけ。八木さんにも参加して
もらっています。

次第やテーマはとくに設けずに、その場でなんとなくテーマが決まる感じ。今日は
「年末年始」という言葉について話しをすることになりました。おもしろかったです。
日本人なら当たり前のこの言葉、これから頻繁に登場するはずのこの言葉を、
ジュリーもヒエンも、イメージできていません。それは風習が違うから、当然なんだ
けど、いざ、説明しようと思うと、これがなかなか難しかったりします。
「年の暮れ」とか、「暮れ」って何ですかって話しになります。
一般的には、12月15日〜1月15日くらいの期間を指す。でも人によっては
12月1日から1月31日くらいかもしれない、とか。なんとも曖昧。

・年末っていうのは、なぜ忙しいのか
・自分は「忙しい」という言葉は使わないけど、それはなぜか
・年賀状、暮れの挨拶まわり、大掃除などをなぜ日本人は毎年やるのか
・なぜ日本人は仏教徒なのに、クリスマスをこんなに盛大にやるのか

考えてみれば不思議なことがたくさんあります。そんな風に話しはどんどん広がるし、
そのようなことを楽しく話しながら、二人の日本語のヒアリング力と語彙が高まれば
いいな、と思います。

また言葉に込められた精神性や言葉の向こうにある風習みたいなところまで、深い
レベルで日本を理解して、日本をますます好きになってくれたらうれしいですね。

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