「さくら道」、「未来へ」、「ほおずき市」。とても可憐なショートストーリー3作。時代はどれも現代。携帯電話やインターネットが登場する、ともすれば無機質な感じがする現代を舞台に、昔から変わらない純粋な心をもった登場人物たちが繰り広げる人間模様がいい。
文章のタッチが優しいのも、情感溢れる会話が多用されるのも、ぼく好み。
とてもピュアな気持ちになれる、新しいショートストーリー。
「さくら道」は
突然、妻を亡くしてしまい、2人の娘と生きる夫 の
「未来へ」は
妊娠中絶をのり越えようとする若いカップル の
「ほおずき市」は
母親の痴呆が始まってしまったことを認めたくない息子 の
せつなくも純粋な想いが心に迫る。
8月12日に秋葉原ではじめてお会いしたWさんのショートストーリーズ。
どうもありがとうございました。
夏の夜にピッタリの新しいタッチの小説。
とてもとてもいいと思いました。
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という言葉しかお返しできない,ボキャブラリーのなさが,なんとも情けないですが,とても嬉しいです。
しかも,可憐だなんて!
なんと嬉しい言葉!
(っていうか,可憐なのは,著者ではなく作品のことですね。スミマセン...)
ところで。
Movable Type 4がリリースされているんですね。
ブログのインターフェイスも,変わりそうですね。
やはり,これからは,ブログ型サイトですかね。。。
ところはさすがプロの保健師さん (^ ^;) 。
決して格調高い文章表現に走ったりしなくて、あくまでもわかりやすい文章で、事実(もちろんフィクションだと思いますが)をたんたんと綴るスタイルが、とてもいいと思います。
あと主人公となる語り手がみんな若くて、とてもピュアな人たちなので、「可憐」と感じたのかなって今、自分で自分を分析したりしてました。もちろんご本人も可憐でしたよ~。
今、アルコール依存症の女性がでてくるお話しも読み終え、「始発列車」を読んでいるところです。
楽しませていただいております。
どうもありがとうございます。
また、感想はメールしますね。