夏の休暇中には毎年1,2冊小説を読みたくなる。
今年の1冊は奥田 陸さんの「蛇行する川のほとり」。タイトルにひかれ感じで読み始めました。
美術部の女子高生3人を中心にした夏休みの物語。香澄(かなり大人っぽい)、芳野(絵の天才で、しっかり者)、毬子(少女の雰囲気を残す後輩)に男子学生2人も登場して、物語はサスペンス風に展開。3部構成になっていて、特に様々な事件や思惑がよくわからない第1部は不気味で、夏の宵にピッタリです。
全編を通じて、リアリティたっぷり。奥田ワールドに引き込まれます。
年齢を問わず、この夏の1冊としておススメです。
IPad からの投稿でした。
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